
体がおかしい。 身体不对劲。
起き上がることができない。見知らぬ部屋のベッドに寝かされている上体が、起きることを拒否している。この場から離れる、という選択肢にカーソルを合わせても、バグか何かで弾かれてしまっているような、そんな奇妙な感覚が、アヴドゥルの脳内で起こっている。
无法起身。躺在一间陌生房间的床上,身体拒绝起床。即使将光标移向“离开这里”的选项,也像是被某种 bug 弹开一样,这种奇怪的感觉在阿布杜尔的大脑中发生着。
ホテルの一室のような、綺麗だが生活感はあまりない部屋だった。部屋の広さに不釣り合いな大きなベッドにアヴドゥルは寝かされている。落ち着く色合いの照明が辺りを照らしていた。
这是一间像酒店房间一样的房间,干净但几乎没有生活气息。阿布杜尔被安置在一张与房间大小不相称的大床上。柔和的灯光照亮了周围,色调让人感到安稳。
橙色の外套は剥ぎ取られ、床に落ちている。アクセサリーや装飾品、靴なども同様だ。簡単に脱がせてしまう衣服だけが残されている。
橙色的外套被剥掉,扔在了地板上。饰品、装饰品、鞋子也同样如此。只剩下那些容易脱下的衣服。
起き上がることはできないが、寝返りを打つことはできた。部屋の様子を少しでも詳しく確認しようと思い、右半身を下にして横臥する。その際、身を捩った反動で体の奥が、ずくり、と疼くのを感じ、嫌気と羞恥とが同時に迫り上がってくる。
虽然无法起身,但还能翻身。为了更详细地确认房间的情况,他侧卧,右半身朝下。那时,身体扭动的反作用让他感到体内深处一阵隐隐作痛,厌恶和羞耻感同时涌上心头。
アヴドゥルの体に現れた変化は、自由に動けないことだけではなかった。動き回ることを脳が拒否している一方で、ある反応を異常なまでに受け入れていた。
阿布杜尔身体上出现的变化,不仅仅是无法自由行动。大脑拒绝他四处移动的同时,却异常地接受着某种反应。
それは、性的興奮だった。アヴドゥルの体は、どうしようもなく発情していた。
那就是性兴奋。阿布杜尔的身体,无法抑制地发情了。
「くそ……ッ」 「该死……」
声は出せる。ただ、いつものようにすらすらとは発声できない。熱に浮かされて苦しんでいるような、辿々しい言い方になってしまう。
声音还能发出来。只是,无法像平时那样流畅地发声。像是被高烧折磨般痛苦,语气变得断断续续。
「で、なければ……ここから……ッ!?」 「不然的话……从这里……!?」
それでも言葉を紡ぐことで精神的に抗おうとするが、突如襲ってきた感覚に目を見開く。体を丸めるようにして、どうにか耐えた。
即便如此,他还是试图通过说话来精神上抗争,但突然袭来的感觉让他睁大了眼睛。他蜷缩起身体,勉强忍耐着。
言葉を発すると、体が疼いた。寝返りを打ったときと同じように、内部から突き上げられるような違和感が下腹部の辺りをじわじわと支配する。
一开口,身体便开始隐隐作痛。就像翻身时一样,那种从内部涌上的异样感慢慢地在下腹部周围蔓延开来。
アヴドゥルが何か行動を起こすたびに、発情が強くなるらしい。
每当阿布杜尔采取什么行动时,发情似乎就会变得更强烈。
「っ……!」 “……!”
当然ながら、スタンドも出せない。アヴドゥルは声を押し殺し、唇を噛んだ。
当然也无法召唤替身。阿布德尔压低声音,咬紧了嘴唇。
自分に何ができるのか必死に考えを巡らせていると、背後でベッドが軋む気配がした。
当我拼命思考自己能做些什么时,背后传来了床板吱吱作响的声音。
辛い体を無理やり動かして、そちらを振り向こうとする。
我强行挪动着疲惫的身体,试图转头看向那边。
完全に体を反転させる前に、ベッドに乗ってきた何かが、アヴドゥルの動きを止めた。
还没来得及完全转身,爬上床的某个东西阻止了我的动作。
アヴドゥルは仰向けになる。自分の服を脱がせたのであろうその人物を見上げるような形になった。まともに動けない屈強な体の上に覆いかぶさっているのは、まだ二十代前半か、下手をすれば十代後半ぐらいに見える若い男だった。
我仰面躺下。那个人大概是脱掉了我的衣服,我成了仰望他的姿势。覆在我这副几乎动弹不得的强壮身体上的,是一个看起来还不到二十出头,甚至可能只有十几岁后期的年轻男子。
「誰、だ……おまえは……っ」 「你……是谁……」
反抗の意思を示すため、更に無理をして男に問いかけた。言い終わると快楽物質のようなものが脳に流れ込んできて、思考さえも奪われてしまいそうな感覚に思わず目を細めた。
为了表示反抗的意志,他更加勉强地向男人发问。话音刚落,一种快感物质般的东西涌入大脑,仿佛连思考都要被夺走的感觉让他不由自主地眯起了眼睛。
「我慢しなくてもいいんですよ」 「不必忍耐哦」
思うように話せないアヴドゥルとは対称的に、男は丁寧でゆっくりした口調で言った。答えになっていない答えを聞いて、アヴドゥルは彼が自分を弄ぶつもりであるということを確信した。睨みつけると、男は微笑んだ。
与无法顺利说话的阿夫杜尔形成鲜明对比,男人用温柔且缓慢的语调说道。听到这并非真正回答的回答,阿夫杜尔确信他是打算玩弄自己。怒视着他,男人却微笑了。
「単刀直入に言いますけど、僕は今からあなたに気持ちいいことをします。性的なことです。でも感じることを我慢したり、恥じたりする必要はないんですよ。なぜなら、ここは夢の中だから。現実ではない。たまには息抜きも必要だと思うんです。いつも難しいことを考えてばかりなんだから、たまにはいいですよね?」
「我直说了,我现在要让你感到舒服。是性的事情。但你不需要忍耐或感到羞耻。因为这里是在梦里,不是现实。我觉得偶尔放松一下也是必要的。你总是想着难事,偶尔放松一下也没关系吧?」
アヴドゥルは彼のことを知らない。なのに、彼はアヴドゥルが普段どんな人間で、どんなことをしているか全て知っているとでも言いたげな口ぶりだった。しかも、堂々とこれから陵辱することを宣言した。逃げ出したかったが、体がそれを許してくれない。
阿布杜尔并不认识他。然而,他的语气仿佛知道阿布杜尔平时是怎样的人,做着什么事一样。而且,他堂而皇之地宣告接下来要凌辱他。阿布杜尔想逃跑,但身体不允许。
せめて態度だけでも抵抗しようと、言葉を探す。しかし、体に負担のかからない簡潔な言い回しが見つからなかった。男の存在を感じてからというもの、どんどん疼きは酷くなってきている。
至少态度上要抵抗一下,他寻找着话语。然而,找不到不会给身体带来负担的简洁表达。自从感受到男人的存在后,身体的疼痛越来越严重。
「っ、」 「呃、」
「身構えないで。力を抜いて」 「别紧张。放松点」
男はとうとう、残りの衣服に手をかけた。 男人终于伸手去摸剩下的衣服。
「っぅ、あ、ぁ、ッ」 「呜、啊、啊、呃」
手首には手錠がかけられ、頭の上でひとまとめにされている。だらしない声を塞ぐものは何もなく、垂れ流しにするしかなかった。喉の奥で押し殺すことすらままならない。
手腕上戴着手铐,被绑在头顶上。没有什么能堵住那松散的声音,只能任其流出。连在喉咙深处压抑都做不到。
男がよく発達した胸に顔を埋めている。控えめな胸の突起に吸い付き、もう片方は指先で捏ねる。
男人把脸埋进发达的胸膛。吮吸着那不太显眼的乳头,另一只手指尖揉捏着另一边。
「ひっぅ、!」 「呃、!」
たまに男が乳首を甘噛みすると、電流が走るようになって、すぐに快楽へ変換された。筋肉の大きさに比べ控えめだった胸の突起は、そうされ続けることによってぷっくりと膨らみ、唾液でてらてらと光っていやらしい姿にされていた。
偶尔男生轻咬乳头时,就像电流般传来快感,立刻转化为愉悦。相比肌肉的体积,胸部的突起显得较为含蓄,但被这样持续对待后,变得鼓胀起来,沾满唾液闪闪发光,显得十分淫靡。
「も、っ、もう、っ、やめッ」 “已、已经、停、停下了啦”
「やめて? やめてほしくなんかないですよね? 強がらなくてもいいんですよ?」
“要停?其实你并不想停吧?不必逞强的哦?”
「つ、よがってなど、っ、い、いないッ……!」 “我、我才没逞强呢……!”
「ふーん」 「嗯——」
「っ!? っく、ぁアっ……!」 「啊!? 啊、呃啊……!」
何より辛いのは、空いた手で性器を擦られ続けていることだった。平均より大きなそれが男の手に握られ、手慣れた自慰のように容赦なく扱かれる。すると下半身が、かあっ、と熱くなり、そこから広がって溶けていくような心地よさを感じてしまうのだ。
最难受的,莫过于空着的手不断地摩擦着性器。比平均尺寸还大的它被男人的手紧握着,像熟练的自慰一样毫不留情地揉弄着。于是下半身变得炽热起来,感受到一种从那里扩散开来、仿佛融化般的舒适感。
未だに従順にならないアヴドゥルを責めるように、男は親指でくりくりと亀頭を撫ではじめた。胸とは違う、もっと強い電気が背筋を駆け抜け、何も考えられなくなる。
男人像是在责备依然不顺从的アヴドゥル一样,用拇指开始轻轻地揉搓龟头。与胸部不同,更强烈的电流穿过脊背,让人什么都无法思考。
「あ、ッァ、あ!」 「あ、啊、啊!」
「気持ちいいのは何も悪いことじゃないんですよ? もっと感じてヨガってもいいんですよ。どうせこれは夢なんですから……」
「感觉舒服并不是坏事哦?你可以更放松地享受,尽情感受也没关系。反正这只是个梦……」
甘い言葉をかけながら、彼は手を止めない。からかっているというよりも、甘やかしているような言い方だ。不思議なことに、アヴドゥルは自分を無理やり犯しているはずの彼から、悪意を感じることができなかった。
他一边说着甜言蜜语,一边没有停下手。与其说是在戏弄,更像是在宠溺。奇怪的是,明明是被阿布杜尔强行侵犯,他却感受不到对方的恶意。
「ふ、ざけっ……やめ、やめろッ、ぉ……ッ!!」 「开、开玩笑……停、停下,呜……!!」
がくがくと腰が痙攣する。情けない表情を晒しているのが自分でわかる。喘ぐたびに熱は高まり、より強く快感を求めてしまう。悪循環の中、理性が途切れてしまうのは時間の問題だった。
腰部剧烈抽搐着。我知道自己露出了可怜的表情。每次喘息,体内的热度都会升高,越发渴求强烈的快感。在这恶性循环中,理智崩溃只是时间问题。
「き、さまっ……なんの、ために、ッ、ぃ、こんな……ぁ!!」
“你、你这家伙……究竟是为了、为、为了……啊!!”
まともな思考を必死で繋ぎ止めながら言葉を紡ぐ。 我拼命地维持着正常的思考,艰难地吐出话语。
男は手を止めた。 男人停下了手。
アヴドゥルの顔の横に、胸やら性器やらを弄っていた手が優しく置かれる。ちょうど、男に見下ろされるような体勢になる。
阿布杜尔的脸旁,玩弄胸部和性器的手温柔地放了下来。正好处于被男人俯视的姿势。
「あなたのためですよ」 “这是为了你。”
「ふ、ざけるな……っ」 “别、别开玩笑了……!”
「ふざけてなんかいません。僕は真剣ですよ」 “我一点也没开玩笑。我是认真的。”
「わたしが、こんな……ことを、のぞんでいるわけ、ない、だろう……」
「我、我才不会……希望发生这种……事情呢……」
「望むとか、望まないとかじゃないんです。たまには全部忘れて気持ちよくなることも必要だっていってるんです。常に気を張っていたら疲れるでしょ?」
「这不是说希望不希望的问题。我是说,有时候忘掉一切,享受快感也是必要的。一直紧绷着神经会很累的吧?」
「な、にを、いって……」 「你、你在、说什么……」
男の手はアヴドゥルの内腿を撫で回している。くすぐったさに身を震わせる。
男人的手在阿布杜尔的大腿内侧来回抚摸着。他因痒意而浑身颤抖。
「ッ……」 「呃……」
「ここは夢の中なんですよ。だからこういう、現実では『ありえない』ことも『ありえて』しまうんですよね」
「这里是在梦里哦。所以这种在现实中‘不可能’的事情,也会‘变成可能’呢」
男はアヴドゥルの足の間に膝をついて、筋肉で硬くて重いはずの太腿を軽々と持ち上げた。
男人跪在阿夫杜尔的双腿之间,轻松地抬起那本应因肌肉结实而沉重的大腿。
「な、に……」 「什、什么……」
足を開かされ、あらぬところに触れられる。 双腿被撑开,触碰到了不该碰的地方。
「っひッ!?」 “呃哎!?”
「こんなところ、使おうと思ったこともないでしょう? でもこれは夢だから、僕を受け入れる準備すら、既にできてしまっている」
“你从来没想过要用这个地方吧?但这是梦境,所以你已经做好接受我的准备了。”
そのまま、男の指は躊躇なく窄まりの中へ侵入してきた。
男人的手指毫不犹豫地侵入了那紧窄之中。
「ッ──!?」 「呃──!?」
そこは、本来何かを受け入れるための場所ではない。行為に使うとしても、念入りな準備と慣らしが必要である。しかし、今のアヴドゥルのそこは、まるで執拗に弄られ、ローションで濡らされた後のように、すんなりと男を受け入れた。
那里,本来不是用来接受什么东西的地方。即使用来进行行为,也需要细致的准备和适应。然而,现在的阿布杜尔那里,就像被执着地玩弄过、涂满润滑液后一样,顺利地接受了男人。
「ぬ、ぬけっ、ぇ、ッ!」 「呜、呜出来了、呃、啊!」
おまけに、アヴドゥル自身が男を待っていたように、内壁がヒクヒクと震え、指を締め付ける。
而且,就像阿布杜尔自己在等待男人一样,内壁颤抖着,紧紧地夹住手指。
「なっ、なぜッ、こんな、ッぁ……!」 “为、为什么会这样,啊……!”
「気持ちいいでしょ? ね、気持ちよくなれて、偉いですよ」
“很舒服吧?对吧,能感到舒服,真了不起呢。”
指がナカを弄ると、卑猥な水音が聞こえる。 手指在里面拨弄时,传来了淫秽的水声。
「ふっ、ざけっ、ぇ、ッぁ、ああ、」 「呼,开玩笑吧,呃,啊,啊啊,」
まるで脳を直接弄られているかのような強い刺激。抗えるはずもなく、喘ぎを漏らすことしかできなくなっていく。
仿佛大脑被直接操控般的强烈刺激。根本无法抗拒,只能发出喘息声。
「あぁ、っ、ぁ……」 「啊,呃,啊……」
抱え上げられた足の隙間に男の手が差し入れられ、あらぬところを開かれ、されるがままに弄られている。男に少しもからかう意図はなく、ただひらすらにアヴドゥルを甘やかし続ける。
被抱起的双腿间,男人的手伸了进去,打开了不该开的地方,任由他摆布。男人丝毫没有戏弄的意图,只是一味地宠爱着阿夫杜尔。
二本目の指が挿入されたときには、思わず甘ったるい嬌声を漏らした。出したことのないような声に、羞恥を感じている暇もない。
第二根手指插入时,不由自主地发出了甜腻的娇喘声。那是从未发出的声音,羞耻感根本无暇顾及。
指が『ある箇所』を押すたびに、じわりと広がる圧倒的な快楽。頭ではダメだとわかっていても、体はすでに服従していた。
每当手指按压“某个部位”,那种逐渐扩散的压倒性快感便涌上心头。虽然脑子里明白不行,但身体已经完全屈服。
もっと欲しい。もっと感じたい。 想要更多。想要感受得更强烈。
男はどこまでもアヴドゥルを許し、労わる。ここは夢なのだから、という誘惑に、アヴドゥルの体が負けはじめている。
男人无条件地包容着阿夫杜尔,细心呵护着他。这里毕竟是梦境,这样的诱惑让阿夫杜尔的身体开始渐渐败下阵来。
どうせ夢なんだ。現実ではこんな感覚は決して味わえない。
反正这只是梦。在现实中绝对无法体会到这种感觉。
「ち、が……ッ、ちがうっ、わたしはッ……ぁ」 “不、不……不对,我是……啊”
「違う? 何が?」 “不同?什么不同?”
優しい言葉とは裏腹に、指の動きは激しくなる。 与温柔的话语相反,手指的动作变得更加激烈。
「た、のむっ、やめ、ッ……!」 “求、求你了,停、停下……!”
男に言っているようでもあったし、自身の体に言っているようでもあった。
这话似乎是对男人说的,也像是在对自己的身体说。
「しょうがないなあ」 “没办法啊。”
男は指を引き抜いた。 男人抽出了手指。
延々と続くと思われた快楽から唐突に解放され、強張っていた体から力が抜ける。息を整えるために呼吸をするアヴドゥルの目は、どこを見ているかわからない。
从看似永无止境的快感中突然解脱出来,紧绷的身体也随之放松。为了调整呼吸,阿卜杜尔的眼神茫然,不知道在看哪里。
解放された、助かった。思考が鈍っているアヴドゥルは、単純にそう思った。
解脱了,得救了。思维迟钝的阿卜杜尔单纯地这样想。
しかし、ここまでアヴドゥルを執拗に触り続けた男が、素直に引き下がるはずがなかった。
然而,那个一直纠缠不休地触摸阿卜杜尔的男人,绝不会轻易退让。
「っ、は、……?」 「呃、哈,……?」
窄まりになにかを押し付けられている。それは生温かく、先端でアヴドゥルのそこをすりすりと擦っている。
狭窄处被什么东西压着。那东西温热,尖端在阿夫杜尔那里来回摩擦。
「ま、まさ、か……ッ!!」 “难、难道说……!!”
身を引こうとすると、腰を掴まれ引き寄せられた。その拍子に先端がそこを割り開いて侵入する。とんでもない異物感に、アヴドゥルは声をあげた。
想要缩回身子,却被抓住腰部拉了过来。趁着这个动作,尖端撬开那里侵入。极其强烈的异物感让阿夫杜尔发出了声音。
「ああぁッ!!」 “啊啊啊!!”
「ね。これでもっと気持ちよくなれますよ」 “看,这样你会感觉更舒服的。”
まるで子供をあやすような口調で、凶悪なことをやってのける。アヴドゥルが抵抗するのを完全に無視して、無理やり奥へ奥へと腰を進める。
他用几乎像哄孩子一样的语气,做着极其凶狠的事情。完全无视阿布杜尔的抵抗,强行将腰部推进更深处。
アヴドゥルは内部から襲ってくる圧迫感にただひたすら耐えることしかできない。
阿布杜尔只能无助地忍受从内部袭来的压迫感。
「は、ぁ、っ、あ……ッ!」 「哈、啊、呃、啊……!」
「苦しいですか? 大丈夫、じきによくなりますよ」 「难受吗?没关系,很快就会好起来的」
「ふ、ざけ……るな……ぁ」 「开、开玩笑……别……啊」
「そんな可愛い声で言われてもなんとも思いませんね」
「就算你用那么可爱的声音说,我也无动于衷呢」
体を貫かれるような衝撃が走った。入ってはいけない場所の手前を、青年が意地悪をするように突いたのだ。
一阵仿佛身体被贯穿的冲击传来。青年故意戳到了那个不该进入的地方前端。
「っァああ……ッ!!」 “啊啊……!!”
「ほら、奥まで入りましたよ」 “看,已经插到里面了哦。”
「あ、ぁ、あ……」 “啊,啊,啊……”
「どうですか? どんな気分ですか?」 「怎么样?感觉如何?」
「も、う、……や、ッ、やめ、て、くれ……」 「不、不……停、停下,求你了……」
「気持ちいいのが怖いですか?」 「舒服得让你害怕了吗?」
アヴドゥルの体がびくりと跳ねた。無意識だった。自分でも気づかない心のうちを言い当てられたことに、恐ろしさを感じたのだ。
阿夫杜尔的身体猛地一颤。那是无意识的反应。被人说中了自己连自己都未察觉的内心,令他感到恐惧。
青年はゆっくりと腰を動かしはじめた。吸い付いてくる内壁から逃れるように。やがて抜ききらずにまた奥へ向かっていく。緩慢なピストンは甘美な浮遊感をアヴドゥルに与えた。頭に靄がかかっていくようだった。
青年缓缓开始扭动腰部,仿佛要逃离那紧紧吸附的内壁。随后又未完全抽出,重新深入。缓慢的活塞运动带给阿夫杜尔一种甜美的漂浮感,仿佛头脑中渐渐蒙上一层薄雾。
「あ、ぁ、ぅッ、……!!」 「あ、啊、呜……!!」
「どうして怖いんです? 男に抱かれるなんて考えたこともなかったから? お尻で感じてしまっているのを信じたくないから?」
“为什么害怕呢?是因为从来没想过会被男人抱吗?还是因为不想相信自己竟然会从屁股那里感受到快感?”
「わ、たし、は……っ」 “我、我……啊——”
「ねえ、知ってますか」 “嘿,你知道吗?”
青年は聞きながら、先端を最奥にぐりぐりと押し付けた。
青年一边说着,一边将前端用力顶进最深处。
「ああああ……!」 “啊啊啊……!”
「お尻で感じて絶頂するとね、何よりも強い快楽とともに、幸福感が得られるそうですよ。いいんですよ、甘えても。あなたはまだ若いのに、しっかりしすぎてる。仕事柄誰かの悩みを聞いたり道を示したりすることに慣れてしまって……かわいそうに……だから夢の中ではせめて、ね? 甘えて気持ちよくなってもいいんじゃないですか?」
“用屁股感受高潮的话,据说能获得比任何快感都强烈的幸福感。没关系的,撒娇也没关系。你还年轻,却太过成熟。因为工作关系,习惯了倾听别人的烦恼、指引方向……真可怜……所以至少在梦里,好吗?撒娇,享受快感也没关系吧?”
アヴドゥルのナカは、粘液を分泌しているかのように濡れている。まるで女性の膣のようだった。本来、男性の体にこのようなことは起きない。夢の中で、アヴドゥルは性的快感を最大限受け入れられる体に作り替えられてしまっている。
阿布杜尔的里面,湿润得仿佛在分泌粘液。就像女性的阴道一样。原本,男性的身体不会发生这样的事。在梦中,阿布杜尔的身体被改造成能够最大限度接受性快感的状态。
夢の中。そう、ここは夢なのだ。いくら乱れても、恥ずかしい姿を晒しても、本来の自分を忘れても、誰にも見られることはない。
梦中。没错,这里是梦境。无论多么混乱,无论暴露多么羞耻的模样,无论忘记了真正的自己,都不会被任何人看到。
それでも、アヴドゥルのプライドは最後まで抵抗を続けていた。
即便如此,アヴドゥル的自尊心依然坚持着最后的抵抗。
「いや、……いや、っぁ……」 “不,不……啊……”
辿々しい発音だ。呂律も回っていない。駄々を捏ねるような言葉選びは、普段の彼ならば絶対にしないだろう。快感に脳を侵略されている何よりの証だった。
发音结结巴巴,口齿不清。那种像是在撒娇耍赖的措辞,平时的他绝对不会用。这正是被快感侵蚀大脑的最好证明。
青年は何かの前兆のように、それを一気に引き抜いた。
青年像预感到什么似的,一口气将它拔了出来。
せめて、自分を組み敷くこの男が、欲望のままに手酷く自分を抱くだけなら、どれほどよかっただろう。
如果至少这个将自己压倒在身下的男人,只是任由欲望粗暴地拥抱自己,那该有多好啊。
彼は最後まで優しい。 他直到最后都很温柔。
「大丈夫。今のあなたを、僕しか見ていないんですからね」
“没关系。现在的你,只有我在看着。”
固くなったそれを、一気に押し込んだ。 把变硬的那个,一下子推了进去。
「いッ、ぁああああっ……!?」 “啊、啊啊啊啊……!?”
持ち上げられた両足の間で、とても卑猥なことが起こっている。青年は激しく、とめどなく、しかし優しさをもってアヴドゥルを犯した。
被抬起的双腿之间,发生着极其猥亵的事情。青年猛烈地、无休止地,但又带着温柔地侵犯着阿布杜尔。
何度も何度も腰を打ち付け、未使用のはずのそこを無理やり快楽の渦に引き込んだ。
一次又一次地撞击着腰部,强行将本应未使用的地方拉入快感的漩涡中。
「や、っぁ、ああ、ぁ、!」 「呀,啊,啊啊,啊!」
アヴドゥルは身を捩った。拘束されて動けない手で何度も青年を押しかえそうとした。当然ながら両腕は力がこもるだけだった。
阿布杜尔扭动着身体。被束缚住无法动弹的手一次又一次地想推开青年。当然,两只手臂只是徒劳地用力。
「い、やだ、っ、ぁ、あああっ……!」 “不,不要,啊,啊啊啊……!”
「気持ちいいですか? もっと激しい方がいいですか? どうしたいですか?」
“感觉好吗?想要更激烈一点吗?你想怎么办?”
「ぬ、ぬい゛、て、ッ、えっ、う、うごかす、の、ぉ、やめ、ぇ゛……!」
「呐、呐、脱、脱掉、呃、动、动、停、停下……!」
「へえ」 「嘿」
アヴドゥルの体全てを揺らすほど強く、青年は腰を打ち付けた。
青年用力地撞击着,震动着阿布杜尔的整个身体。
「うあ、ぁ゛ッ!」 “呜啊,啊!”
アヴドゥルの腰は、快感の余韻に何度も疼き、窄まりを収縮させた。
阿布杜尔的腰部因快感的余韵反复抽动,紧缩着。
しかし、やがてその快楽は収まってしまう。青年がアヴドゥルの言う通り、動くのをやめたのだった。
然而,快感最终还是消退了。青年如阿布杜尔所说,停止了动作。
「っ、ぁ、っは……」 「啊、啊、哈……」
「やめましたよ。それで……次はどうしますか?」 「我停下来了。那么……接下来怎么办?」
青年は素直にアヴドゥルの言うことを聞いた。あくまで反抗はしないというスタンスのようだ。
青年坦率地听从了阿布杜尔的话。看起来他采取的是绝不反抗的态度。
抜いてくれ、というべきだった。もう解放してくれ、と頼むべきだった。
应该说“请帮我射出来”。应该请求“请放开我”。
しかし、アヴドゥルの脳に叩き込まれた快楽は、それを拒否した。
然而,灌输进阿布杜尔脑中的快感,拒绝了这一请求。
まだ欲しい。最後までしたい。願わくば、注いでほしい──
还想要。想做到最后。如果可能的话,希望他能射进来——
アヴドゥルは自分が怖くなった。夢の中とはいえ、これほど淫乱になってしまった自分の心を、受け入れたくなかった。
阿布杜尔开始害怕自己。虽然是在梦中,但他不想接受自己变得如此淫乱的内心。
それでも、もう離してくれ、と言うことができなかった。
即便如此,也无法说出“请放开我”。
「も、う……」 “已、经……”
誰かに何かを強請るなんてことは滅多になかった。いつも強請られる側で、与える側だった。その生き方に後悔はなかった。けれど、突然無償の優しさを与えてくれる存在が目の前に現れて、有無を言わさず信じられないぐらいの快楽を注がれたら、思考停止してしまうのは時間の問題だった。
几乎从未向别人索求过什么。总是被索求的一方,是给予的一方。对那样的生活方式没有后悔过。但是,当突然有一个无偿给予温柔的存在出现在眼前,不容置疑地注入难以置信的快感时,思维停止只是时间问题。
「や、さしく……しないで、くれ……」 “别、别……对我温柔……”
声は震えていた。精一杯の抵抗だった。 声音在颤抖。这是拼尽全力的抵抗。
アヴドゥルの思考はもう限界だった。冷静とはとてもいえない状態だった。
阿布杜尔的思绪已经到了极限。根本谈不上冷静。
逆の意味に取られてしまうことを、考慮することができなかった。
他根本没能考虑到会被理解成相反的意思。
「そう。……激しくすればいいんですね」 “是吗……要激烈一点,对吧。”
青年はアヴドゥルに覆いかぶさるようにして体を寄せ、逞しい肉体を抱きしめた。
青年像是要压住阿夫杜尔似的靠了过去,紧紧抱住那结实的身体。
「え、ぁ、あ」 “诶、啊、啊”
ピストンが再開される。 活塞运动再次开始。
それはまるで、動物が子孫を残すための種づけを行っているような激しさだった。
那简直就像动物为了繁衍后代而进行交配般的激烈。
「あっ、ぁ、あぁッ、ぁ!?」 “啊、啊、啊啊、啊!?”
青年の平均的な太さの腕が、アヴドゥルを抱いている。今のアヴドゥルには、子供を押し返すような弱い力も残っていない。
一个青年平均粗细的手臂正抱着阿布杜尔。此刻的阿布杜尔,已经没有丝毫力量去推开这个孩子。
「あ、ぁああ、ぁ、」 “啊、啊啊啊、啊,”
激しく突き入れられ、内側から崩されていく。 被猛烈地冲刺着,从内侧开始崩溃。
快楽に脳みそが溶かされ、半開きの口から理性と共に唾液が溢れる。
快感让大脑融化,半张的嘴里连同理智一起溢出了唾液。
下品な音を立てて腰を打ちつけられている。屈辱的なのに、抵抗する気力は残っていない。それどころか、アヴドゥルの体は男の乱暴を望んでいる。まるで凶器のような肉棒を飲み込む窄まりは、絶えずきゅうきゅうと収縮している。
伴随着下流的声音,腰部被猛烈撞击着。虽然屈辱,却已无力反抗。更何况,アヴドゥル的身体渴望着男人的粗暴。那如同凶器般的肉棒被吞噬时,紧缩的穴口不断地紧紧收缩着。
「す、ごい……ね、ナカ……締まって、気持ち、いいです、よ……?」
「好、好厉害……里面……紧紧的,感觉、很舒服、呢……?」
吐息混じりの声がアヴドゥルの耳元で囁く。男を睨まなければいけないはずの瞳は、朦朧として光を失っている。
夹杂着喘息的声音在阿夫杜尔耳边低语。原本应该怒视男人的眼睛,此刻却迷离失光。
アヴドゥルの自我は快楽に包み込まれてしまった。母親が我が子を抱き慈しむように、恋人が抱擁を交わすように、一人の大人としての現実的な部分を覆い隠してしまった。
阿夫杜尔的自我被快感包裹。就像母亲怀抱着自己的孩子般慈爱,恋人间交换拥抱般温柔,他作为一个成年人的现实部分被完全掩盖。
「ひ、ぃっ……ぃ、あッ……」 “呜、呃……啊、啊……”
「ねえ、ナカ、出していい、ですか……?」 “喂,娜卡,可以射出来吗……?”
男の淫猥な発言に、肉の壁がきゅう、と締まる。これはアヴドゥルの意思ではないが、冷静さを失ってしまった体の反応は、何よりも的確に求めるものを示す。
男人淫秽的言语,让肉壁紧紧地收缩。这不是阿夫杜尔的意志,但失去冷静的身体反应,比什么都更准确地表达了所渴求的东西。
「ぁ、あ、ぅ、ぅう、なっ……ぁ、」 “啊、啊、呜、呜呜、啊……啊,”
「ん、?」 “嗯,?”
「な、か……っ、なか、だしてっ……くれ……ぇ、ッ」
「放、放……放里面……给我……呜,啊」
アヴドゥルはもはや、自分が何を言っているかも理解していなかった。心より先に体が反応してしまっている。脳の快楽を受け取る部分が、そうやって言葉を吐くよう指示したように、自然とそう言った。
阿布杜尔已经完全不明白自己在说什么了。身体先于内心做出了反应。大脑中接收快感的部分,仿佛下达了吐出这些话的指令,自然而然地说了出来。
気持ちいい。ふわふわする。頭がおかしくなる。けれど決して苦痛でもない。不幸でもない。これは……
好舒服。飘飘然的。头都要疯了。但绝不是痛苦。也不是不幸。这是……
手錠にまとめられたアヴドゥルの手は力を失い、助けを求めるために指先を動かすことすらできなくなっていた。
被手铐锁住的阿布杜尔的手失去了力气,连为了求助而动动指尖都做不到了。
「よくいえました」 “说得很好。”
慈愛に満ちた声が、鼓膜を震わせる。 充满慈爱的声音震动着鼓膜。
「んう、ぁ、ああぁ……!?」 “嗯呜,啊,啊啊……!?”
それまでとは比べ物にならないほど乱暴な腰つき。 比之前无法相比的粗暴腰部动作。
打ちつけられるたびに苦しさが全身を貫く。 每次撞击都让痛苦贯穿全身。
何度も弱いところを擦られる。叫んでしまいそうなほど気持ちいい。
多次被擦拭着脆弱的地方。舒服得几乎要叫出来。
男は……この獣はもう止まらない。欲情し、アヴドゥルを求めている。
男人……这头野兽已经停不下来了。欲火中烧,渴望着アヴドゥル。
一方で、アヴドゥルを抱きしめる腕は、愛しいとでも言わんばかりにしがみついてくる。
另一方面,抱着アヴドゥル的手臂,仿佛在说“我爱你”般紧紧抓着。
アヴドゥルにはわからなかった。それが何を意味するのか。この夢は見せられているのか。自分が見ているのか。
阿布德尔不明白。这意味着什么。这是被人展示的梦吗?还是自己在看?
何かが迫ってくる。目の前にいる男ではない別の何かが、アヴドゥルを堕とそうとしている。
有什么东西正在逼近。不是眼前的男人,而是另有其物,正试图将阿夫杜尔拉下深渊。
「ッ、ひ、ぃ、い、く、ぅう゛、ぅあ、ぁああああ゛……ッ!!」
“呜、嗬、呜、呜、呜啊、啊啊啊啊啊……!!”
腰が大きく跳ねる。突然のことに体が怯えている。強張り、あらゆる場所に力が入る。放り出された足はびくんびくんと痙攣し、思うように動かない。
腰部剧烈弹跳。身体因突如其来的状况而惊慌。全身僵硬,所有部位都绷紧。被抛出的双腿抽搐不止,无法随心所欲地移动。
「ぁああ゛、ぁ、やっ、やめっぇ゛、ええぇ……!」 「啊啊啊,啊,停,停下,呃……!」
液体を注ぐように容赦なく、直接流れ込んでくるのは、男が言っていたような『幸福感』だった。
像注入液体一样毫不留情地,直接涌入的,正是男人所说的那种“幸福感”。
アヴドゥルの性器は萎びてしまって、先端から粘液を零すだけになっている。精を吐き出した様子もない。けれど、絶頂した感覚は確かにあった。
阿卜杜尔的性器已经萎缩,只从顶端流出粘液。看起来并没有射精的样子。但他确实感受到了高潮的感觉。
アヴドゥルは初めて、尻だけで絶頂してしまった。いつまでも続く余韻の中、更に激しく責め立てられる。敏感になった感覚はとっくにキャパオーバーだった。
阿卜杜尔第一次仅靠屁股就达到了高潮。在那绵延不绝的余韵中,他被更加猛烈地折磨着。变得异常敏感的感觉早已超出了他的承受范围。
「も、もうっ、ゆるし゛、っ、ゆるしてっぇ゛、ああぁ、ッ……!!」
“已、已经,饶、饶了我,啊啊,啊……!!”
男はわかっていながら、ラストスパートをかける。 男人明明知道,却依然发起了最后的冲刺。
「ぁああ゛、ぁあ、」 「啊啊啊,啊啊,」
アヴドゥルは体をのけ反らせる。必死に逃げようとしている。けれど、少しも男から離れられてはいない。
阿布杜尔身体后仰,拼命想要逃脱。然而,他一点也没能离开那个男人。
早く終わってほしい気持ちと、このときが永遠に続いてほしい気持ちが両方あった。全ての不安が消えてしまうほど大きな幸福が目の前にあった。脳の快楽物質が見せている幻覚とわかっていても、抗えなかった。
既希望快点结束,又希望这一刻永远持续下去。眼前有着足以消除所有不安的巨大幸福。即使知道这是大脑快感物质制造的幻觉,也无法抗拒。
「っ、く……!」 「呃,呜……!」
男の性器が一番深いところで止まる。 男性的性器停在最深处。
アヴドゥルの体内で、それはどくどくと脈打っている。鼓動のように確実に、興奮冷めやらぬと言った様子で情熱的に。先端から吐き出される粘液は、一滴も漏れず暖かい臓器の中に注がれていく。
在阿夫杜尔的体内,那东西跳动着脉搏般的节奏。像心跳一样稳健,带着未曾消退的兴奋,充满激情。从顶端喷出的粘液一滴不漏地注入温暖的器官中。
「ぁ、あ、ぁ、……ぅ……」 「啊、啊、啊,……呜……」
壊れそうなほど強い快楽から解放されても、アヴドゥルの冷静は戻ってこなかった。
即使从几乎要崩溃的强烈快感中解放出来,アヴドゥル的冷静依然没有恢复。
瞳は虚ろだ。足はだらりと脱力している。 眼神空洞。双腿无力地垂着。
紅潮した頬と荒い息が、たった今何が起こったのかをわかりやすく現している。
泛红的脸颊和粗重的呼吸,清楚地表明刚刚发生了什么。
男が腰を引いた。まだ固い性器がナカから抜かれる。形を覚え込んだナカはぽかりと空洞ができていた。
男人收回了腰部。还硬挺的性器从里面被抽出。记住了形状的内部空洞一片空荡。
「ぁ……」 「啊……」
窄まりから白濁が溢れた。アヴドゥルの肌を伝い、シーツを汚した。
狭窄处溢出了白浊液体。顺着アヴドゥル的肌肤流下,弄脏了床单。
アヴドゥルはそんな些細な感覚にさえ反応し、身を捩った。
アヴドゥル对这种细微的感觉也有所反应,扭动了身体。
虚ろな目を幸せそうに細め、そのまま意識を失った。
他那空洞的眼睛幸福地眯了起来,随后失去了意识。
这是梦中被任意调戏的スタクル系列第四弹。
アヴドゥルが青年に甘やかされながらあんなことやこんなことをされる話です。
讲述阿布德尔被青年宠溺,做着那样和这样的事的故事。
※この作品は同好者の間だけで楽しむために作られた二次創作です。原作・アニメ・出版社・その他関係者様とは一切関係がありません。 内容に関してはフィクションであり、実在のものとは一切関係がありません。
※本作品为同好者间娱乐而创作的二次创作作品。与原作、动画、出版社及其他相关人员无任何关系。内容纯属虚构,与现实无关。