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二足歩行のけものたち/東雲的小说

二足歩行のけものたち

41,608字1小时23分钟

BL終了後、セックスするために旅行に行き最終的に一緒になるまでの話です。
凛くんをキュートな男子高校生だと思ってます。お蔵入りにするか10回くらい悩みましたが全体的に脳をハッピーで埋め尽くしてお読みください。

もし感想などございましたら…!
返信はTwitterにて行います
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持参した部屋着の半袖短パンで凛は浴室を出た。談話スペースの隅っこで小さくなってスマホをいじっている世一を目の端で確認して、わざと音を立てて二階に上がった。
凛穿着自带的半袖短裤睡衣从浴室出来,瞥见世一蜷缩在谈话区的角落里摆弄手机,便故意发出声响走上二楼。

さて。一時は欲情のあまり限界まで衣服を突き上げていた凛の股間だったが、水を頭からかぶりなんとか心頭滅却させて今に至る。
那么。凛的股间一度因欲望过于强烈而几乎将衣服推至极限,但通过从头浇下的水,总算平息了心头之火,直到现在。

兄・冴からの教えは三つあった。 哥哥冴的教诲有三条。
ひとつめは「処女を相手にする時はTPO共に最適な環境で抱くこと」であった。
第一条是“与处女相处时,要在时间、地点、场合都最适宜的环境中拥抱”。

世一を処女と称してしまって差し支えないのかは少し気になったが、凛が抱く以上そういう位置付けになるのだろう。
虽然有点在意是否可以将世一称为处女,但既然凛抱有这样的想法,那么他大概就是这样的定位吧。

とはいえ、世一も初体験、凛も初体験。 不过,世一也是初次体验,凛也是初次体验。
何においても鉄面皮、どんなホラーを前にしても眉一つ動かさぬ(ことがほとんど)なこの男も、流石に初体験を前にしては緊張していた。しかし凛は本番に強い男。その時には世一に向かって先程のようにしっかりと勃起するだろうと自負があった。
无论面对什么都能保持冷静,即使面对恐怖也几乎不动声色的这个男人,在初次体验面前也难免紧张。但凛是个实战派。他自信在那一刻能够像刚才那样坚定地勃起,面对世一。

しかし興奮しすぎてはいけない。 但是不能过于兴奋。
兄からの教え、その2。「自分の欲望のままに動くべからず。セックスは二人でするもの。」乱暴なやつもたまにならいいけど、そればっかりだとAVの見過ぎだと思われるとのことだった。
哥哥的教诲,第二条。“不要随心所欲地行动。性是两个人之间的事情。”偶尔粗暴一点还可以,但如果总是那样,别人会认为你看了太多 AV。

失敗したことあんの?と尋ねたら兄の顔が般若になったので凛は黙ったのだった。
当我问起是否有失败的经历时,哥哥的脸色变得像般若一样,于是凛就沉默了。

先程の世一を思い出すとみるみるうちに頭をもたげてくるペニスを落ち着かせるため、プロジェクターを立ち上げ、映画を観ることにした。
为了平息因回想起刚才的世一而逐渐抬头的阴茎,我决定打开投影仪看电影。

ホラーじゃなくてもなんでもよかった。気分を紛らわせれば。適当なクライムサスペンスを選ぶ。しかし冒頭から「マンコにブチ込む」だの「あんたの息子よりは力強い」だの下世話なジョークが飛び交い、今は良くない。男子高校生は多感なのだ。代わって、アニメあたしンちを見た。自分達がこれからすることを考えるとなんだかいたたまれなくなりこれもやめた。次にホラー映画「イット」を選んだが、これは良かった。既に視聴済みだったが、そこまで怖くもないので流し見しながら煩悩を紛らわすのに最適。しかし凛はホラーとしての「イット」は駄作だと思っていた。…
不一定要恐怖片,只要能转移注意力就行。我随意选了一部犯罪悬疑片。但开头的笑话尽是些低俗的内容,比如“猛插小穴”、“比你儿子更有力”,这让我感到不适。毕竟我还是个敏感的高中男生。于是我换成了看动画《我们这一家》。想到我们接下来要做的事情,我感到有些难以忍受,于是也放弃了。接下来我选择了恐怖电影《它》,这还不错。虽然我已经看过了,但并不怎么恐怖,边看边转移烦恼正合适。然而凛认为作为恐怖片的《它》并不成功……

「りん…おそくなった…」 “凛…我迟到了…”

「待ちくたびれた」と言いかけて凛はあっけにとられた。
凛刚要说“等得我都累了”,却愣住了。

世一はコテージ側で用意していたストライプ柄のパジャマをだらしなく着用していた。凛はなんとなく恥ずかしくて着なかったが、世一はそれを──上だけ──着ていた。ノーパンなのは火を見るより明らかだった。
世一穿着他在小屋那边准备好的条纹睡衣,显得有些邋遢。凛因为觉得有点不好意思而没穿,但世一却只穿了上衣——显然没穿裤子。

映画に程よく集中して落ち着いていた凛のモノは一気に元気を取り戻した。
原本在看电影时恰到好处地集中精神、平静下来的凛,一下子又恢复了活力。

恥じらいながらもずんずん凛のベッドに近づき、世一はどさりと横向きに倒れた。まな板の上の魚ですとでも言うように。世一の何もまとわない脚を、思わず凛の目が追う。
羞涩地靠近凛的床边,世一重重地侧身倒了下去,仿佛是砧板上的鱼。凛不由自主地注视着世一那毫无遮掩的双腿。

「…スケベ凛」 「…色狼凛」
「うっせえ口塞ぐぞ」 「闭嘴,不然我堵住你的嘴。」
「やってみろ」 「试试看」

逞しくも綺麗な凛の手が、世一の肩を掴む。先程のやり直しをするように、幼げなキスからはじまる。今度は世一が凛の唇の中に舌を忍ばせていった。
凛那强而美丽的双手抓住了世一的肩膀。仿佛要重做刚才的动作,从稚嫩的吻开始。这次世一将舌头悄悄伸入了凛的唇中。

エロいな、と凛は素直に思った。サッカーでも、セックスでも世一は待つことをしない。例え抱かれる側でも、貪欲に相手を喰らいに、求めていく。けれど凛も喰われるだけじゃない。ガリ、と世一の舌を甘噛みして柔らかく吸い付く。「ふぐ、」と普段よりずっと弱い声が吐息混じりに聞こえた。パジャマの中に手を滑らせ、世一の腰骨、胸板、鎖骨の形を確かめて、興奮している自分を自覚する。
凛坦率地想,真是色情。无论是足球还是性爱,世一都不会等待。即使是在被拥抱的一方,也会贪婪地向对方索取,追求着。但凛也不只是被吞噬。她轻轻咬住世一的舌头,温柔地吸吮。「呼……」比平时更微弱的声音夹杂着喘息传来。她的手滑进睡衣,确认世一的腰骨、胸板、锁骨的形状,意识到自己的兴奋。

「りんの手、きもち、 い……」 "凛的手,心情,嗯……"

目を閉じて、じぶんの中指を喰み。ふうふう静かに吐息しながら世一が囁く。
闭上眼睛,用中指轻触嘴唇。世一轻声细语,静静地呼气。

体温が腰から上にのぼる感覚。汗がにじみ、凛はシャツを捲り上げて脱いで捨てた。長い前髪が上に撫で付けられ、凛の光る瞳の前にひとふさ落ちる。ふうーっ、と自分を落ち着かせるように凛は深く息をついた。
体温从腰部向上蔓延的感觉。汗水渗出,凛卷起衬衫脱下并扔掉。长长的刘海被抚平,一缕头发落在凛闪烁的瞳孔前。凛深吸一口气,仿佛在让自己平静下来。

ぎし、と世一の横に手をつき、身体を密着させて凛は尋ねた。世一が聞いた中で、いちばんやさしい凛の声だった。
世一的身边,凛将手撑在他身旁,身体紧贴着他,问道。这是世一听过的,凛最温柔的声音。

「どこ、触られたい」 "哪里,想被触碰?"
「…きくのかよ…ばか…」 "……真的会听吗……笨蛋……"
「ぐちゃぐちゃにされたいんだろ」

凛の中指がつつつ、と、とっくに反り返ってる世一の中心をなぞり上げた。「ふううう、」と唇を噛んで世一が鳴く。
凛的中指戳戳戳,早已弯曲的世一的中心被描绘着向上滑动。“呜呜呜,”世一咬着嘴唇发出声音。

「ここがいいのか」 “这里好吗?”
「ん…」 “嗯…”

凛の手のひらが、手中の竿をチュコチュコと上下にさする。嫌悪感はゼロだった。先から汁が滲んで滑りはよく、その熱さと硬さに世一の興奮が直に伝わってくるようだ。
凛的手掌在手中的竿上来回摩擦,没有一丝厌恶感。竿尖渗出的汁液使得滑动顺畅,那热度与硬度仿佛直接传递给了世一无比的兴奋。

けれど凛の目は、世一の表情だけを見ている。 然而,凛的目光只停留在世一的表情上。
世一はパジャマの袖で自分の顔を隠そうとしていたけれど、海の底みたいな藍色の眼だけは覆いきれてない。ねむるようにうっとりとさせて、凛の手に弄ばれる自分のものから目を離せずにいるようだった。
世一试图用睡衣的袖子遮住自己的脸,但那双深邃如海底的蓝色眼睛却无法完全掩盖。她仿佛沉醉在梦乡中,无法从凛手中摆弄的自己的物品上移开视线。

「はあっ、あっ……、イッ、ちゃいそ……」 “啊……,啊……,要,要出来了……”
「早いな。興奮してんのか」 “真快啊。你兴奋了吗?”
「いや、だ、りん、みる、な…あっ、あァっ……!あ……!」
「不,不要,凛,别看…啊,啊啊……!啊……!」

凛から与えられる気持ちよさに身悶えして、世一はぴゅっ、と自分の腹に精液を飛ばした。
在凛给予的愉悦中颤抖着,洁世一“噗”地一声将自己的精液射在了腹部。

あの、普段は人畜無害でいい子の顔をしている潔世一。支配者の顔で高圧的にピッチに立つ潔世一。
那个,平时总是无害的好孩子模样,洁世一。以支配者的姿态高压地站在球场上的洁世一。

そんな彼がなす術もなく自分に感じさせられ、恥ずかしいところを見せている。
他无计可施,只能让自己感受到这种羞耻,暴露出尴尬的一面。

凛は自分の心臓が死ぬほど脈打っているのを感じた。それは下半身も同じだった。談話スペースで愛撫したときとは比べ物にならないくらい硬くなっている。
凛感觉到自己的心脏在剧烈跳动,仿佛要死去一般。下半身也是如此,变得异常坚硬,与在谈话空间中爱抚时无法相比。

眉を下げてぽやっと息を整えている世一は子羊のよう。そんな子羊みたいな子の萎えたペニスの下へ、凛は本能のまま指を触れさせた。
世一像小羊一样,眉头低垂,缓缓调整着呼吸。凛本能地让手指触碰到那只像小羊般柔弱的孩子萎靡不振的阴茎下方。

「あっ…」 「啊…」

パチリ。生意気なほど大きな瞳をひらいて、世一が首を使って顔を上げる。凛と世一の目が合う。
啪嚓。世一睁开那双大得有些傲慢的眼睛,用脖子抬起头。凛与世一的目光相遇。

眉間に皺を寄せ、ふっ、ふっ、と息を荒くしている凛。彼の欲にたぎった目がいとおしくなって、起き上がって、世一は凛の頬を両手で引き寄せるようにキスをした。
凛皱起眉头,喘着粗气,呼哧呼哧地呼吸着。世一被他那充满欲望的眼神所打动,坐起身来,用双手将凛的脸颊拉近,亲吻了他。

いくらかたわむれに唇を舐めてから、世一の手が凛のハーフパンツを下に引く。盛り上がった下着には凛の男の形がしっかりと浮き出ていて、世一は息を期待に震えさせた。凛の手に頭を撫でられて、そのまま露出することを逆に強要されているように感じた。
他舔了舔嘴唇,然后世一的手拉下了凛的半裤。在隆起的内裤下,凛的男性特征清晰地显现出来,世一因期待而颤抖着呼吸。当凛的手抚摸他的头时,他感觉自己仿佛被强迫暴露出来。

凛のものは激しく天を向いていて、亀頭にゴムが引っかかってうまく下にずらせない。漸く下げた瞬間、ビンッと自分より相当に大きい怒張が姿を現して、「わ…」と世一は思わず肩を上げた。
凛的那物猛地向上挺立,龟头上的橡胶卡住,无法顺利滑下。当终于拉下的瞬间,一个比自己大得多的勃起物体显现出来,世一不由自主地耸了耸肩,心想:“哇…”

やっぱり体格に比例するのか、と納得するくらい太く大きく、亀頭はズル剥けて世一に向かって赤く光っていた。
果然是与体格成比例的,他这么想着,那物体粗大且雄伟,龟头滑脱,向世一赤裸裸地闪耀着红光。

こんなのが鎌倉のあの時も押し付けられてたのか、と思うとなぜか罪深い気持ちになる。
想到这种事在镰仓那时候也被强加于人,不知为何感到一种深深的罪恶感。

「……」
「…おい。黙って見てんじゃねえ」 「…喂。别光看着不说话。」
「いやあの…あまりに立派すぎて…。デカいって言われない?」
「哎呀那个…实在是太壮观了…。不是常说很大吗?」

「比べたことがない」 「没有比较过」
「さ……触っていい?」 「呃……可以摸吗?」
「別に」 「无所谓」

本心は是非ともよろしくお願いしますだったが、凛はそんな素直さを持ち合わせていない。
虽然本心想说的是无论如何请多关照,但凛并没有那么坦率。

世一の触り方は凛のように徹底的に責め立てていやらしい顔を曝け出させるようなものではなく、子供が水族館のなまこにおそるおそる触れるような感じだった。
世一的触碰方式并不像凛那样彻底责备,让对方露出猥亵的表情,而是像孩子小心翼翼地触摸水族馆的海参一样。

それでも、性的に見ていて、ちょっと可愛いとさえ思ってる相手が自分の股間を触っていること。例えそれ自体に強い刺激がなくとも、凛には十分こたえた。
即便如此,在性方面看来,觉得对方有点可爱的同时,对方却在触摸自己的胯间。即使那本身没有强烈的刺激,对凛来说已经足够了。

「わ…汁出てきた…」 「哇…汁流出来了…」

とぷ…と先端からねばねばの汁が出てきて、世一は指先で掬って人差し指と親指で伸ばして遊び、それをおそるおそる舐めてみた。しおからい。
啵…从尖端冒出黏稠的汁液,世一用指尖舀起,用食指和拇指拉长玩耍,小心翼翼地舔了一下。咸咸的。

その様子に凛は勃起を痙攣させた。我慢汁をとめどなく垂らして、強い刺激をあたえたら今にも射精しそうなそれ。少し呻いた凛に、世一は目を甘く溶けそうにさせて、「ちょっと待ってて」とパジャマのポケットに入れていたローションのパウチを開けて、手にとろとろと出した。
看到这一幕,凛的勃起不禁抽搐起来。无法抑制地滴下忍耐的汁液,强烈的刺激让他几乎要射精了。凛微微呻吟,世一温柔地融化着目光,说道:「稍微等一下」,然后打开睡衣口袋里的润滑剂包装,手里缓缓挤出润滑剂。

「なに…してんだ」 "你在做什么?"
「凛のチ…ンコ、入るように解すから」 "我会帮你解开,让凛的...小鸡进去。"
「は」 "啊。"
「ディルド…とかで練習してたから、たぶん、だいじょぶ…たぶん…」
“我用假阳具……练习过,所以,大概,没问题……大概……”

「……」

宇宙猫。凛は脳内スパークし、無言を貫くことしかできなかった。
宇宙猫。凛脑海中火花四溅,只能保持沉默。

さすがに開脚して慣らすところを見られるのは恥ずかしいらしく、膝の先だけくっつけて、裸足は横に広げて、世一は凛のために一生懸命広げてきた後ろの穴を二本指でほじくり始めた。
被看到张开双腿适应的样子似乎很害羞,她只是将膝盖尖轻轻靠在一起,赤脚向两侧展开,世一为了凛,拼命张开后方的洞口,用两根手指开始探索。

「んっ、ふっ、」 “嗯,呼,”

言わずもがな、凛の熱い視線は釘付けだった。ベッドに膝立ちしていた凛は、ほぼ無意識に、シーツに頬を近づけるように身体を伏せて、自分を受け入れる穴を覗こうとする。
不言而喻,凛那炽热的视线让人动弹不得。跪在床上的凛,几乎是无意识地,将身体贴近床单,脸颊贴在上面,仿佛要窥视那个接纳自己的洞穴。

すかさず足の裏が、凛の興奮しても美しい顔を踏みつけた。鼻に激痛。
紧接着,脚底踩在了凛那即使兴奋也美丽的脸上。鼻子传来剧痛。

「見るなスケベッ」 “别看,色狼”
「…なんとでも言え。スケベでも変態でも」 “……随你怎么说。就算是色狼或变态”
「わっわっ」 “哇哇”

キレた凛は、自分を踏みつけた世一の足首を掴んで高く上げた。バランスを崩して世一は後ろにころんと転がったが心配はない。やわらかなクッションたちが後頭部を抱きとめてくれる。
凛生气地抓住了世一踩在自己身上的脚踝,猛地向上抬起。世一失去平衡,向后滚倒,但不用担心,柔软的垫子们接住了他的后脑勺。

「うそだろっ、おいっ、りんっ!バカりん!」 “骗人的吧,喂,凛!笨蛋凛!”

ジタバタとするまもなく、凛は世一の捕まえた足首と、自由な方の脚の付け根を押さえつけて、あまりにも性的な睾丸の下の穴を見つめた。世一によってオナニーに使われていたそこはぷっくりと腫れて、出口じゃなくて男を受け入れるために世一が生まれ持った入り口に見えた。
不久,凛按住了世一被抓住的脚踝和自由的那条腿的根部,凝视着那个过于性感的睾丸下方的洞口。那里因为世一自慰而肿胀,看起来不再像是出口,而是世一天生用来接纳男性的入口。

右膝で世一の腿をおさえつけて、凛の長い中指が、つ、と穴に触れた。
右膝压制住世一的大腿,凛的长中指轻轻触碰到了洞口。

「うっ、…あっ!、や、だって、ふう、ぅうう〜っ、ッ」
“呃、啊!、不、要、呼、呜呜呜~、唔”

やらしい性器に化したアナルは凛の中指をみるみる付け根まで飲み込んで、世一は助けを求めるようにクッションに縋り付いて震えた。凛に股を開きながら。
化为淫荡性器的肛门迅速将凛的中指吞没至根部,世一仿佛在寻求救助般紧紧抓住靠垫颤抖着,同时向凛张开双腿。

凛は夢中でその穴に人差し指も差し入れて、壁をひっかくようにほじくり返す。ぐぐ、ぐ、と指のあちこちを強く締め付けられる感覚があり、ここに挿入したらトぶほど気持ちいいだろうとわかった。期待に、凛の竿の先から白濁混じりの汁が垂れ、腹につくほどに反り返った。死にそうなほど呼吸が荒かった。
凛拼命地将食指插入那个洞中,像刮擦墙壁一样翻弄着。感觉到手指各处被紧紧夹住,她明白如果插入这里一定会非常舒服。期待中,凛的竿尖滴下了混有白浊的汁液,腹部弯曲到了极致。她的呼吸急促得几乎要窒息。

「り、ヒッ、指や、あァ、……ふがっぁ、あぁああうッ」
「啊、哈、手指、啊、……呼啊、啊啊啊嗯」

「…指くらいでへばんな、奥までブチ抜いてやるよ」 「…才用手指就受不了了,我要直捣深处」

三本目の指をミチミチと肉の隙間に入れ、グッと奥の方で曲げてみた。
将第三根手指紧紧插入肉的缝隙中,用力向深处弯曲。

「へう゛っ」ビクン!と世一はのけぞり、胸にクッションを押し付けていたせい第三ボタンしか閉じられていないパジャマから胸の色濃い部分がはみ出た。
“嘿!”世一猛地向后仰,因为胸前压着垫子,只有第三颗扣子扣着的睡衣里,胸部深色的部分露了出来。

凛は指をずるんと抜いて、涙と鼻水でぐしゃぐしゃになっている世一からクッションを取り上げ、パジャマを力任せに捲り上げて脱がせた。凛も世一も本当の裸になった。
凛顺势拔出手指,从泪流满面、鼻涕横流的世一手中夺过垫子,用力卷起睡衣,将其脱下。凛和世一都真正地裸露了。

凛は枕の下に隠していたコンドームを取り出す。凛も凛で、少し練習はしていたが、こんなに勃起したことはなかったのでちょっぴりキツい。
凛从枕头下取出藏着的避孕套。凛自己也练习过一些,但从未如此勃起过,所以感觉有点紧。

くたりと本当にまな板の上の魚みたいになってしまった世一の胸を触る。筋肉のせいか、ちゃんと掴めるだけの柔らかさがそこにあった。
他触摸着世一那像真正躺在砧板上的鱼一样瘫软的胸膛。或许是肌肉的原因,那里有着足够柔软的触感,能够稳稳抓住。

「りん、りん、」 “凛,凛,”
「なに、…」 「什么…」
「はやぐ、きて、ほしぃ… 、りん、のっ…」 「快点、过来、我想要… 凛、进来…」

言葉もなく、凛は世一に勃起しきったものを掴み、思い切って入口へ押し入れた。ぬぶり、先端が沈む感覚。「へぎッ、」とひしゃげた声が世一から上がる。
没有言语,凛抓住了世一已经勃起的部位,毅然决然地将其推入入口。湿润的感觉,前端沉入的触感。「嗯哼!」世一发出扭曲的声音。

ディルドを使っていたというとんでもない情報を信じて、凛は膝を世一の腿裏に割り込ませるようにして腰を進めていった。
相信了使用假阳具这种荒唐的信息,凛将膝盖插入世一的大腿内侧,向前推进腰部。

「おい、」 "喂,"
「ぎっ…、ふと、い゛…」 "唔…突然,好痛…"
「まだ半分しか入ってねーぞ」 “才进去一半呢”
「…へ、あ、」 “…诶、啊、”

「う、うそ、」と絶望と気持ちよさの入り混じった瞳で世一がこちらを見上げた。
“骗、骗人的吧、”世一用混杂着绝望和快感的眼神抬头看向我。

凛はサディスティックに笑った。玉になっていた汗が顎から伝って落ちた。
凛邪恶地笑了。凝成珠状的汗水从下巴滑落。

世一の左手に自分の右手をしっかり絡ませて握った。 世一用左手紧紧地缠绕住自己的右手并握紧。

「お望み通り、ぐっちゃぐちゃにブチ犯してやるよ、潔」
“如你所愿,我会把你弄得一团糟,洁。”

「あッ……」 「啊……」

サッカーでは見れない、凛の男の顔。 在足球场上看不到的凛的男子面容。
ぞくぞくぞく。世一の背筋に途方もない気持ちいいものが走って、触ってもないのに世一は精をぷしっと吐き出してしまった。
一阵阵的颤栗。一股难以言喻的愉悦感在世一的背脊上奔涌,尽管并未触碰,世一却忍不住喷出了精气。

「ブチ犯される前にイッたのか。処女の癖にド淫乱だな」
"在被侵犯之前就已经高潮了吗?明明是处女却这么淫乱。"

「ひっ…い゛っ、あっ、あァッ…あ!」 "啊...啊、啊、啊啊...啊!"

根元までは挿入しない。本当に世一に無理をさせるつもりはない。凛は自分の特に感じる亀頭の部分を世一の浅いところで扱く。世一の体で気持ち良くなっている事実が凛を強く昂らせた。時折奥まで竿を突き入れることで快楽に溶けていた世一の顔に、瞬間的に怯えが走る。それもまたたまらなかった。可哀想でかわいい。愛おしいとさえ思った。
并没有插入到根部。凛并不打算真的让世一做到极限。凛只是在自己的特别敏感的龟头部分,在世一的浅处进行刺激。世一体会到快感的事实让凛更加兴奋。偶尔将阴茎深入到内部,看到世一在快感中融化的脸上瞬间闪过的恐惧,也让凛感到无法抗拒。可怜又可爱。甚至觉得心疼。

「あ、そ。そこッ…おなにぃで見つけたっ、きもちいっ、もっと、そこ…」
“啊,那里…那里…我在那里找到了…感觉好舒服…再深一点…”

相手に同調するように気持ちよくなることに必死になって舌足らずな世一に、射精感はドクドクと高まる。世一は浅いところが感じるのか、ひくんひくんと腹の筋肉を震わせて、ベージュピンクの乳首をピンと立たせていた。
对方努力配合,感觉越来越好,世一说话都有些结巴了,射精的感觉越来越强烈。世一似乎对浅处特别敏感,腹部肌肉微微颤抖,浅粉色的乳头也挺立起来。

「、は、潔ッ…」 “啊,真是…爽快…”

生意気なほどおおきい目は凛の欲望のかたまりに突かれてすっかり性交に夢中。眉をあえかに下げきりながらも凛との結合部分をうっとりとも言える表情でチラチラ見ていた。
自大的大眼睛被凛的欲望团块猛烈冲击,完全沉迷于性交。尽管眉头紧锁,却仍以迷醉的表情不时偷看与凛的结合部位。

ものすごく、エロい。 非常,色情。
凛の腰の動きが早くなる。 凛的腰部动作加快了。
ピンと立った乳首を舐めたいと思った。 想要舔舐那挺立的乳头。
生意気な可愛い顔をもっとぐちゃぐちゃにしてやりたいと思った。
想要把那傲慢可爱的脸蛋弄得更乱。

「…… あっ、りっ、かたっ、かたい…っ、あっあっ…〜〜…、ッ」
「……啊、硬、好硬…啊啊…〜〜…、唔」

「おい、顔隠すな…イキ顔見せろ」 「喂,别遮脸…让我看看你的表情。」
「いっ、イけないっ、まだっ、さっきイッたばっか…」
「不、不行、还、刚才才刚…」

「じゃあシコってろ」 「那就自己动手吧。」
「ッそんっ、いじ、わる、ッ!ヒッ、ぃ イけな、イけなぁあ゛ッ」
「啊,不要,欺负,我!啊,不、不行了,不行了啊!」

何回も妄想した相手とのセックス。理性を失ってバカみたいに興奮していた。
多次妄想与对方发生性关系。失去理性,兴奋得像个傻瓜。

きつい言葉でいじめながら、凛の両手が世一の体をやらしく這う。乳首を親指でなぶられると、AVの女の子みたいに体をもてあそばれてることが凛の性欲をむしろ目の前に突きつけられたみたいで、きゅんっと胸の先とお腹があまく疼く。
用严厉的话语欺负着,凛的双手在世一的身体上放肆地游走。当乳头被拇指挑弄时,感觉自己像 AV 女优一样被玩弄,这反而像是在凛的性欲面前被挑逗,胸前和腹部一阵酥麻的疼痛。

そんなえろえろな世一を凛は全部見ていて、下半身の気持ちよさに直結させていた。エロすぎ。気持ちいい。気持ちいい。それで頭を埋め尽くされて、呻くようにこぼした。
凛完全看到了那样色情的世一,直接感受到了下半身的愉悦。太色情了。感觉真好。感觉真好。这让她完全沉浸其中,呻吟着说出了话。

「イク…」 "要去了…"

とんでもなく低い、オスの声。ピストンが理性も冷静もない動物的なそれになっていく。
异常低沉的雄性声音。活塞运动变得毫无理智和冷静,完全是动物性的。

だらしない顔も裸も全部、凛に見られて触られて、おちんちんをいれられるなんて、とっても恥ずかしいことをしている。そう急に実感してたまらなくなって、世一はちいさい子供みたいにぎゅっと抱きしめられるものが欲しくなった。
懒散的脸和裸体都被凛看到、触摸到,还被插入那里,真是做了非常羞耻的事情。突然有了这种切实的感受,世一变得无法忍受,像小孩子一样渴望被紧紧抱住。

クッションは凛に投げられてしまったし、枕元にあるものは凛に押さえつけられて取れない。だから、ほとんど手当たり次第に汗だくの凛の身体へしがみついた。
垫子被凛扔掉了,枕头旁边的东西也被凛压住拿不到。因此,世一几乎是随手就紧紧抓住了满身是汗的凛的身体。

「、」

汗でぬるりとした肌と肌が密着する。その世一の身体の感触にぐありと凛の雄が張り裂けそうにふくらむ。
汗水让肌肤变得湿润,紧密贴合。世一身体的触感让凛的雄壮之处仿佛要胀裂开来。

イく瞬間。凛は世一の腰を掴んで、本能的に竿の全部を世一にブチ入れてしまった。奥でとんって音がした。
进入的瞬间。凛抓住了世一的腰,本能地将竿子全部插入了世一的身体。深处传来“咚”的一声。

「ほお゛ッ…、ッ〜〜!…ァ…、あ、ッ」 “呼……!……啊……、啊、!”
「ぐっ…、!」 “呃……!”

我慢していた分、ゴムの精液溜まりに凄い勢いで精液が注がれていく。世一の中は亀頭をきつく扱き上げるような動きをして、たまらず、凛は腿を震わせた。ものすごく気持ちいい。
忍耐已久的部分,橡胶的精液积聚处被猛烈的精液注入。世一的动作仿佛紧紧地刺激着龟头,难以忍受,凛的双腿颤抖起来。感觉非常舒服。

「へあ…、あ……」 "嘿啊…,啊……"

涙と涎でべしょべしょの顔。世一は小刻みに痙攣していた。まだ硬い凛のものが抜ける時でさえ、ビクッ!と胸を反らし、ちょろりと陰茎の先から水のような精液を零した。
泪水和口水弄得满脸都是。世一在微微痉挛。即使凛的坚挺之物即将射出时,也会猛地挺胸,从阴茎尖端滴落如水般的精液。

「…イケんじゃねえかよ」 “…不行吗?”

竿からコンドームを剥ぎ取り、ティッシュに包んでゴミ箱に投げ捨てた。
他从竿上剥下避孕套,用纸巾包好扔进了垃圾桶。

世一の乱れた前髪を指で寄せる。凛は抱いた相手に覆いかぶさるようにして、真っ赤な目元に熱っぽく呟いた。
世一用手指梳理着凌乱的刘海。凛抱着对方,仿佛覆盖上去一般,红肿的眼眶中带着热切低语道。

パチリ。世一は枕を抱きしめて眠っていた。妙に明るくて寝ぼけて顔を上げると、凛がシアターで映画を漁っていた。凛も世一も裸のままだった。
啪嗒。世一抱着枕头睡着了。异常明亮的光线让他睡眼惺忪地抬起头,看到凛正在剧院里翻找电影。凛和世一都还赤裸着身体。

「あれっ、俺…」 “咦,我…”
「動けないとかほざくから、身体拭いたしシーツ変えた」
“你不是说动不了吗,所以我帮你擦了身体,还换了床单。”

「……ごめん。俺だけ寝てた?」 “……对不起。只有我一个人睡着了吗?”
「そういうわけじゃない」 “并不是那样的。”

窓からはカーテン越しに朝日が弱く差し込んでいた。明け方のようだった。時間はわからないが、朝三時くらいだろうか。
从窗户透过窗帘,清晨的阳光微弱地照射进来。像是黎明的时分。虽然不知道具体时间,但大概是凌晨三点左右吧。

世一はクッションを抱いたまま、凛のほうに身を寄せた。いちど抱かれたので、なんの抵抗もなくそんなことができた。
世一抱着靠垫,向凛那边靠了过去。因为已经被抱过一次,所以能够毫无抵抗地做出这样的举动。

「映画見てたの?」 “你在看电影吗?”
「まだだ。見るもの探してる」 “还没呢。正在找要看的东西。”

どうやら凛も先程目を覚ましたようだった。 看来凛也刚刚醒来了。
窓からの弱い朝日と、シアターの青白い光で、二人は清潔な夢の中にいるみたいだった。
从窗户透进的微弱晨光和影院的青白色光线中,两人仿佛置身于一个清新的梦境中。

「ホラーはやめろよ。俺もう起きたからな」 “别再看恐怖片了。我已经醒了。”
「知らねーよ。お前が慣れろ」 “不知道。你习惯就好。”
「やだ。見るなバカ。嫌いになるぞ」 “不要。别看,笨蛋。我会讨厌你的。”

凛は白い壁に投影されたメニューをしばらく睨んでいたが、やがて、「サメ」と検索し始めた。
凛盯着白色墙壁上投影的菜单看了一会儿,然后开始搜索“鲨鱼”。

「サメ?お前サメ映画も見るんだ」 “鲨鱼?你也看鲨鱼电影啊”
「ホラー漬けになる前は」 “沉迷恐怖片之前”
「ちゃんと見たことねーな。ジョーズだっけ。有名なの」
“确实没好好看过。是《大白鲨》吧。很有名的”

「代表的かつ初歩的な作品だ」 「这是一部具有代表性且基础的作品。」
「面白い?」 「有趣吗?」

凛は頷いた。 凛点了点头。

「じゃあそれにしよ」世一は笑った。 “那就这么定了。”世一笑了。


美しい夏を迎えたアミティ島に、巨大なサメがやってきた。
美丽的夏日降临在阿米蒂岛上,却迎来了一头巨大的鲨鱼。

カネのことを考えて判断を下せない大人たちに、世一は自分もいずれこうなっていくのかな、いや、そうはなりたくない、と思った。お金より、人の命が、何よりも大切なはずなのに。
面对金钱问题无法做出决断的大人们,世一想,自己将来也会变成这样吗?不,他不想变成那样。明明人的生命应该比金钱更为重要。

サッカーの世界は思っていたより、ずっと金でできていた。世一がブルーロックの申し子と呼ばれるまでは知らなかった世界の真実だった。
足球的世界远比我想象的更加金钱化。直到世一被称为蓝锁的宠儿之前,我都不曾了解这个世界的真相。

サメ退治のために沖の向こうまで乗り出す主人公達。青い海。ブルー。俺たちの青色だ。
为了猎鲨,主角们远渡重洋。那片蔚蓝的大海,蓝色,是我们心中的颜色。

終始、いつ飛沫に赤色が混じるかドキドキしたし、船底のひしめく音は不協和音のように世一の心をひっかいた。
整个过程中,我始终紧张地期待着飞沫中何时会混入红色,船底那拥挤的声音如同不和谐的音符,不断撩拨着世一的心弦。

久しぶりに見たのもあってか、凛は真剣に見入っていた。世一も時々悲鳴を上げながらも決して目を離さなかった。シアターの中の、潮風に血の匂いの混ざった、悪夢のように鮮やかな夏に、二人して引き込まれていた。
久违地再次观看,凛认真地投入其中。世一虽然不时发出惊叫,但绝不移开视线。两人被剧场中那混合着潮风与血腥味的、如噩梦般鲜明的夏日深深吸引。

世一は、凛がサメ映画やホラーを見ていた理由が少しわかった気になった。
世一觉得,他似乎明白了凛看鲨鱼电影和恐怖片的原因。

「おもしろかった」 “很有趣。”
「そうだな」凛は素直に頷いた。 “是啊。”凛坦率地点了点头。
「俺もサメ映画色々見てみようかな」 “我也想看看各种鲨鱼电影。”
「その後はホラーか?」 “之后是恐怖片吗?”
「いや、どうかな…」 “不,怎么说呢……”

抱きしめるのに飽きた枕を後ろに投げて、世一は凛の胸板に触れた。エンドロールを映す青白い光の中で凛が世一を見下ろした。彼に似合わない、花びらのように優しいキスが世一の目の上に落ちた。
世一将抱腻了的枕头往后一扔,触碰到了凛的胸膛。在映出片尾字幕的苍白光线下,凛俯视着世一。一个与世一不相称的、如花瓣般温柔的吻落在了他的眼睑上。

セックスは、すごくきもちよかった。 性爱,感觉非常美妙。

半分身を寄せ合うように眠り、次に起きた時はすっかり昼かと思うほどの陽光が窓から差していた。凛はもうおらず、パジャマを羽織って下に降りた。
两人依偎着入睡,醒来时阳光已从窗户洒入,仿佛已是白昼。凛已经不在,我披上睡衣下楼。

コーヒーの匂い。備え付けの器具で凛が挽き豆に熱湯を注いでいた。世一の姿を見て凛はぎょっとした。
咖啡的香气。凛正用备好的器具往磨好的咖啡豆上浇热水。看到我的样子,凛吓了一跳。

「何か履け。バカ潔」 “穿点什么吧。真傻。”
「はいはい」 「是是」

今日の分のシャツとデニムパンツに着替えて凛と共にコーヒーを飲む。スマホの時間を見ると朝の九時を過ぎたくらいだった。
换上了今天的衬衫和牛仔裤,和凛一起喝咖啡。看了看手机时间,已经是早上九点多。

散歩がてらカフェに向かい、テイクアウトのクロワッサンサンドと、チョコカップケーキを買った。お腹が空いていたから、行儀悪くも歩きながらムシャムシャ食べた。
顺便散步去咖啡店,买了外带的牛角面包三明治和巧克力杯子蛋糕。因为肚子饿了,不顾形象地边走边大口吃着。

二階にまた上がっては、映画を見る。 再次上到二楼,开始看电影。
今度はラブロマンスだった。 这次是爱情片。
初っ端からラブシーンの嵐で、なんのつもりか、と世一は尋ねた。雰囲気作り、と凛は答えて世一にキスした。
一开始就是接吻戏的狂潮,世一问她到底想干什么。凛回答说是为了营造气氛,然后吻了世一。

真昼間。セックスを覚えたばかりのふたりは溺れるように行為に耽った。
大白天。刚学会性爱的两人沉溺于行为之中。

凛に抱かれている間、ふと、画面の中の女優と目があった。自分を見ているようで恥ずかしくなって、もっと激しくしてほしい、と凛にねだった。凛はかなえてくれた。
在被凛拥抱的时候,突然与屏幕中的女演员对上了目光。感觉自己被看着,感到害羞,便向凛撒娇说想要更激烈一些。凛满足了她的愿望。

世一は、凛の射精するときの顔を今度はちゃんと見た。一生この顔が見られればいいのに、と思った。
世一这次好好地看到了凛射精时的脸。心想,如果能一辈子看到这张脸就好了。

森の中は涼しくて、少し肌寒さを感じるくらいだった。
森林中凉爽,略感肌肤寒意。

自然公園に続く小径を、凛と世一で肩を並べて歩いていた。風は、二人の汗も体液もぜんぶ乾かしてくれるみたいだ。
凛和世一肩并肩走在通往自然公园的小径上,风似乎将两人的汗水和体液都吹干了。

手を繋ぐ。健全な触れ合いでしかなかったはずのそれが、行為の延長に思えて生々しい。世一は顔を上げることができなかった。顔を上げるとキスされるんじゃないかと思った。
牵手。本应只是健康接触的它,却让人觉得是行为的延伸,显得生硬。世一无法抬头。他担心一抬头就会被吻。

昨日と今日で、凛と世一の関係は一変してしまった。ひっくり返ってしまった。
昨日和今日之间,凛和世一的关系发生了剧变,彻底颠倒了。

恐怖。

確かに、恐怖が。恐怖が心のなかにあった。 确实,恐惧在心中。
お互いが望んでいたはずの結果だ。当たり前のように身を寄せ合い。キスをしてセックスする。甘い言葉はない。それでいい。それが愛しい。
这是我们双方都期望的结果。理所当然地相互依偎,接吻并发生性关系。没有甜言蜜语。这样就好。这样才显得可爱。

けれど、何か大事なものを失ってしまう。心に穴が開く。そんな予感がしている。
但是,感觉好像失去了什么重要的东西。心里好像开了一个洞。有种这样的预感。

世一は言い淀んだ。 世一沉默了。
この旅行中に、凛に言わなくてはいけないことがあった。
这次旅行中,有件事必须告诉凛。

「凛、」
「あーっ、ごめんなさい!ボール取ってくださーい!」
「啊,对不起!请帮我捡一下球!」

小径を抜けて開けた場所に出ると、トン、トン、と軽やかに弾んでサッカーボールが躍り出た。見ると、遠くで小学校低学年くらいの男子たちが四人、元気な声を上げている。フィールドらしき線はないが、ボールを蹴って遊んでいるようだ。
穿过小径,来到开阔的地方,只见一个足球轻盈地弹跳着,跃了出来。一看,远处有四个大约小学低年级的男孩,正发出充满活力的声音。虽然似乎没有明确的球场线,但他们好像在踢球玩耍。

世一が気を取られている間に、凛が左足を踏み込み、右足でボールを高く蹴り返した。いつ見ても、非の打ちどころのないフォーム。激しい回転のかかったボールは晴れた空に見事な放物線を描く。
在世一分神的时候,凛用左脚踏入,右脚将球高高踢回。无论何时看,她的动作都无可挑剔。带着强烈旋转的球在晴朗的天空中划出一道美丽的抛物线。

「すげーキック!」 「超厉害的踢球!」
「おにーさん高すぎるって!」 「大哥哥你太高了!」

子供たちはやいのやいの騒いでいたが、ボールがやがて彼らの真ん中に大人しく落ち着いてきて、歓声が上がった。凛のコントロール力に興奮した彼らはこっちまで全速力で走ってきた。
孩子们吵吵嚷嚷的,但球最终静静地落在了他们中间,欢呼声四起。他们因为凛的控制力而兴奋,全力朝这边跑来。

世一は凛の横顔をうかがう。凛の眉は緩やかに下げられ、少年たちについてさして煩わしくも感じていないようだった。
世一窥视着凛的侧脸。凛的眉头微微下垂,似乎并没有对少年们感到烦恼。

「おにーさんサッカーめっちゃうまいじゃん!さっきのどーやんの教えてよ!」
「大哥,你足球踢得超棒的!刚才那招教教我吧!」

「あれ?イトシ選手…?」 「咦?伊藤选手…?」
「イサギ選手もいるじゃん!すげー!」 「有伊佐木选手呢!太厉害了!」
「しゃしん!しゃしんとってください!」 「拍照!请拍照!」

少年のうち一人は可愛い紫色をしたポラロイドカメラを持っていた。姉妹か誰かから借りているものなのだろうか。
其中一个少年拿着一个可爱的紫色宝丽来相机。大概是向姐姐或其他人借来的吧。

世一は凛の顔を見た。凛はわずかに頷いた。別に構わないとのことなのだろう。凛も随分丸くなった。お兄さんの影響かな、と思いながら世一は「俺はいいから、糸師選手と撮ってもらいな」と笑った。
世一看了凛的脸。凛微微点了点头。大概是不介意的意思吧。凛也变得圆滑了不少。是受哥哥的影响吗,世一一边想着一边笑着说:“我没关系,让糸师选手来拍吧。”

えー!とブーイングがあがったが世一は眉を下げて笑うだけだ。凛は世一を眺めていたが、何も言わなかった。
“哎——!”响起了嘘声,但世一只是垂下眉毛笑了笑。凛看着世一,什么也没说。

「試しに一枚撮りまーす」 “试拍一张——”
「はーい」 「好的」

試し撮りをいいことに白目を剥いたり鼻の穴を開いてベロを出したり変顔しまくっている小学生四人に囲まれた仏頂面の凛。
被四个小学生围着,他们趁机拍照,做出翻白眼、张大鼻孔、吐舌头等各种鬼脸,而凛则是一脸严肃。

世一はカメラをズームした。にこりともしない凛の顔が画面いっぱいに映る。レンズの向こうの凛と目があった。世一は目を細めた。美しい思い出を眺めるように。
世一将相机拉近。凛那毫无笑容的脸庞占据了整个画面。透过镜头,世一与凛的目光相遇。世一微微眯起了眼睛,仿佛在欣赏一段美好的回忆。

パシャリ。試し撮りですぐさま現像されたそれを世一はポケットに仕舞った。
咔嚓。世一迅速将试拍后立即冲洗出来的照片放进了口袋。

「今度こそ撮るぞー。はい、チーズ」 “这次一定要拍好——来,笑一个。”

少年たちは変顔をやめて、少し緊張した笑顔でピースする。もう一度、パシャリ。現像したものを渡すと、少年たちは顔を赤くしてはしゃいだ。
少年们停止了做鬼脸,带着些许紧张的笑容比出 V 字手势。再次,咔嚓。将冲洗好的照片递给他们后,少年们脸红着欢呼起来。

「やべえ!イトシ選手と写真撮っちゃった!」 「糟糕!和伊藤选手拍了照片!」
「絶対学校で自慢する!」 「绝对要在学校炫耀!」
「あ、あの、イサギ選手」 「啊,那个,伊佐木选手」
「ん?」 “嗯?”

カメラを貸してくれた子供が遠慮がちに頬を赤らめた。
借给我相机的那个孩子有些害羞地脸红了。

「俺、日本人って、体格も外国人と全然違うし、日本人に生まれたからには、世界一なんて無理なんじゃないかって思ってました」
“我一直认为,日本人嘛,体格和外国人完全不同,既然生为日本人,想要成为世界第一什么的,是不是不太可能呢?”

「……」 “……”
「でも、ちがいました。イサギ選手を見て、日本人だからこそ世界に勝てるんだって思いました。おれ、将来日本代表になりたいです。イサギ選手みたいに、日本のヒーローになりたいです。それでいつか、イサギ選手を、こえる選手になります。」
“但是,我错了。看到伊佐木选手,我觉得正因为是日本人,才能在世界获胜。我将来想成为日本代表。想成为像伊佐木选手那样的日本英雄。总有一天,我会成为超越伊佐木选手的选手。”

俺も!おれも!とあちこちから声があがる。世一は眼が熱くなるのを感じた。
“我也是!我也是!”从各处传来声音。世一感到眼睛发热。

本当に、日本のサッカーを変えたんだ、と今さら実感した。
直到现在,他才真正感受到,自己真的改变了日本的足球。

今まで必死にやってきた。死に物狂いで生き残ってきた。世界に飛び立った現在も、存在を主張し続けるため死ぬ気でもがいている。その全ては、自分のため。そして、今の目の前の、この子供たちのためにあったんだ。
至今为止,我拼尽全力地努力着。为了生存下来,我几乎是以命相搏。即使现在飞向了世界,为了持续主张自己的存在,我仍在拼命挣扎。这一切,都是为了自己。而且,也是为了眼前这些孩子们。

「おう、やってみろぅ、」 “来吧,试试看,”
「その上には俺がいる」 “有我在上面。”

少し涙ぐみそうになった世一の頭をぐしゃっと凛が掴む。この場で初めて発言した凛に子供たちは息を呑んだ。
世一的眼角几乎要涌出泪水,凛突然一把抓住他的头。这是凛在这个场合第一次发言,孩子们都屏住了呼吸。

「殺す気で来い。即刻潰してやる」 “带着杀意来吧。我会立刻击溃你。”
「は……はい!」 “是……是!”

そよかぜのような穏やかさで物騒なことを言う。凛はガキをガキ扱いしなかった。それが日本代表を目指す子供たちへの洗礼だった。子供たちは身震いし、「イトシ選手カッケー」と囁き合った。
用微风般的平静语气说着危险的话。凛没有把孩子们当孩子对待。这对那些以日本代表为目标的孩子们来说是一种洗礼。孩子们打了个寒颤,互相低语着:“伊藤选手真酷。”


もっと歩きたい、と世一が言う。 世一说他想再多走一会儿。
日は西に向かって傾き始めていた。公園には花畑があった。赤い花、桃色の花、空色の花、雪色の花。層を作るように一面に広がっていた。
太阳开始向西倾斜。公园里有一片花田。红色的花、桃色的花、天蓝色的花、雪白色的花。它们像层层叠叠般铺展开来。

「お前、さっきしれっと上には俺がいるって言っただろ。あんな子供の前でマウント取ろうとすんなよ…」
“你刚才不是悄悄地说上面有我吗?别在孩子面前摆架子……”

「事実だろうが。お前は俺を追ってるのがいちばんお似合いだ」
“那是事实吧。你追着我最合适了。”

「はあ…?」 “哈?”

凛の煽り文句に何か言おうとして、やめた。 凛的煽动性话语让我想反驳,但又放弃了。
世一より二歩先を歩いていた凛は、不意に視線を後ろにやった。世一は下を向いて歩いていた。
凛比世一领先两步,突然将视线转向后方。世一低着头走着。

「どーした」 “怎么了?”
「…なんでもねーよ」 「…什么都没有」
「…変に黙るんじゃねー。調子が狂う」 「…别突然沉默。气氛都变了」

少し待って、凛が世一に並んで歩く。浮かない顔をしたまま、やがて世一が「凛、帰ろっか」と呟いた。もう少し歩きたいと言ったり、帰りたいと言ったり、随分わがままと見える。けれど凛は何も言わなかった。沈黙は、凛の愛情表現でさえあった。
稍等一下,凛和世一并肩走着。脸上没有笑容,不久世一低声说:「凛,我们回去吧」。一会儿说还想走,一会儿又说想回去,看起来相当任性。但凛什么也没说。沉默,甚至成了凛表达爱意的方式。

夕食にはまだ時間があった。コテージに到着するなり、世一が凛の背中に抱きつく。凛は長いまつ毛を伏せて、自分の腹に回った手を奪い、世一の腕を乱暴に引いては唇に噛み付いた。
晚饭时间还早。一到小屋,世一就抱住了凛的背。凛垂下长长的睫毛,夺过环在自己腹部的手,粗暴地拉过世一的手臂,咬住了他的唇。

一階の部屋の奥にも、ソファと大きな窓がある。玄関から離れているので施設関係者に見られる心配も少ない。
一楼的房间深处也有沙发和一扇大窗户。因为离入口较远,所以不太担心被工作人员看到。

凛は後頭部をガラスに預け、ソファに座ったまま世一を犯した。世一は、相手の首に抱きついて、ハーフパンツをずらした隙間からそそり勃った凛の雄に跨るようにして、無我夢中に腰を動かしていた。
凛将后脑勺靠在玻璃上,坐在沙发上侵犯了世一。世一抱着对方的脖子,从滑下的短裤缝隙中跨坐在勃起的凛身上,疯狂地扭动着腰。

性に耽溺している世一の群青色の瞳には、窓の向こうの燃えるような空、そして一番星が光っている。
沉迷于性的世一那深青色的眼眸中,映着窗外燃烧般的天空,以及最亮的星星在闪烁。

凛の指が、世一の体を弄り、きゅっと胸の先を摘まむ。昼も舌で虐められたところは昨日より敏感になっていて、世一は眉をハの字にして声にならない声で喘いだ。
凛的手指在世一的身体上挑逗,紧紧捏住胸前的敏感点。白天被舌头折磨过的地方比昨天更加敏感,世一皱起眉头,发出不成声的喘息。

「あ゛っ…」 「啊…」

凛は世一をソファに強引に押し倒し、性で桃色に染まった脚を肩に乗せ、腰を奥に突き入れた。主導権ががかわる。凛に支配される。
凛强行将世一推倒在沙发上,将那染成桃色的腿搭在肩上,深深地插入腰际。主导权易手。被凛所支配。

「はっふっ、ふぅっ、」 「哈呼、呼、」
「…すっかり奥まで受け入れるようになりやがって」 「…竟然完全接纳到深处了」

ぎし、ぎし、ぎしとソファが揺れている。二人とも汗だくになって、ガラスが二人の熱気で曇っているように見えた。
咯吱、咯吱、咯吱,沙发在摇晃。两人都汗流浃背,玻璃窗似乎因两人的热气而显得模糊。

体のたった一箇所を夢中で擦り付けあってバカみたいに気持ち良くなって、その向こうに何がある。宿敵か、恋人か、なにかもっと、別の歪んだものなのか。
身体仅在一个地方疯狂地摩擦,感觉异常舒适,简直像个傻瓜,而那对面是什么呢?是宿敌,还是恋人,或者是某种更加扭曲的东西。

凛が世一の肩に、がぶり。噛み付いた。悲鳴のような変な声を出して、世一の胸が反る。痛みが快楽になるとこの二日間で知ってしまった。知る前にはもう戻れない。ズッ!と凛の硬い先端が奥底を叩いて世一は泣いた。男の欲望が埋まった腹が、ひくひく小刻みに震えた。
凛猛地咬住世一的肩膀。世一发出类似悲鸣的奇怪声音,胸口因疼痛而扭曲。这两日他已知道疼痛可以转化为快感,一旦知晓便无法回头。凛坚硬的尖端猛地撞击深处,世一流下了眼泪。男人欲望充盈的腹部,微微颤抖着。

「ッ……出る、」 「唔……出来了,」
「ひッ゛、……ふ、ぅ゛、ッ!〜〜ッ、〜ん…〜〜ッぁ……」
「啊……嗯、呃、唔!〜〜唔、〜嗯…〜〜唔啊……」

腰から下がふわふわと浮く感覚がして、怖くなる。噛みつかれて気持ちいいなんて。セックスが気持ち良すぎて、ずっとしてたいと思うなんて。人間なんて偉いもんじゃない。けものみたいだ。
从腰部以下有种轻飘飘浮起的感觉,感到害怕。被咬住的感觉竟然很舒服。性爱太舒服了,想要一直继续下去。人类什么的,真不是什么了不起的东西。简直像野兽一样。

勢いにかまけて、若い二人はコンドームなしで行為になだれ込んでしまった。それくらい夢中だった。凛は汁だくに滾ったそれを抜くと、世一の内腿に精子を勢いよくぶっ掛けた。
被势头冲昏了头脑,年轻的两人在没有使用避孕套的情况下沉浸在性行为中。他们当时就是那么忘我。凛拔出那湿漉漉、滚烫的东西后,猛地将精液喷洒在世一的大腿内侧。

「……おい、」 “……喂,”

ふうーっ、と右手で前髪をかき上げながら凛が声をかける。世一はまだぴくぴくと痙攣して、中でずっとイッていた。
凛一边用右手撩起前发,一边出声。世一还在微微抽搐,里面一直处于高潮状态。

「大丈夫か」 “没事吧?”
「は…ひゅ、」 “嗯…唔、”

凛は眉根を寄せて世一の顔を覗いた。臍の下に手を当ててあげて、落ち着けばと思った。次第に世一の虹彩に正常な光が宿ってきて、凛は目を開けたまま、生命を吹き込むように世一と唇を合わせた。れろ、ちゅぱ、と軽く舌を絡ませて、糸を引いて離れる。
凛皱起眉头,探头看向世一的脸。她把手放在世一的肚脐下方,希望他能平静下来。渐渐地,世一的虹膜中恢复了正常的光芒,凛睁着眼睛,仿佛在给世一注入生命,与他唇瓣相接。轻轻地用舌头缠绕,然后分开,留下一丝丝牵连。

「……りん、」 "……凛,"
「、んだよ」 "、是啊"
「風呂まで連れてって…」 "带我去洗澡吧…"
「……ワガママお嬢かよ」 「……真是任性的大小姐啊」

言いつつ、凛は汗まみれの体を動かしてお風呂を沸かしにいった。しばらくして、下が裸のままの世一を横抱きまでして浴室に運ぶ。お姫様のような待遇だった。世一は凛の肩に頬をこすりつけた。
说着,凛开始动身去烧洗澡水,满身是汗。过了一会儿,她把赤裸的世一横抱起来,带进了浴室。世一享受着如同公主般的待遇,把脸颊蹭在凛的肩膀上。

评论

  • NOISE
    2023年11月11日回信
  • にっきん
    2023年11月5日回信
  • 田名米
    2023年9月25日回信
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