هذه صفحة لقطة ثنائية اللغة تم حفظها بواسطة المستخدم في 2025-2-1 6:07 لـ https://novel18.syosetu.com/n1854fd/20/، مقدمة بدعم ثنائي اللغة من قبل الترجمة الغامرة. تعلم كيفية الحفظ؟
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
Xブックマーク機能を使うにはXIDを発行してください。
<R18>  おふろり。‐金髪幼女と秘湯で湯煙甘ックス‐  作者: 村岸健太
遠間温泉
20/100

チェティーリヤのフルコース(中)

「あとで、たくさん見るといい……。いまは、パンツの力には頼らない、わたしの手のひらと、口で、舌で……、君を幸せにしてあげると決めたのだ」

 チェティーリヤは再び手のひらを舐め始めた。初めてのときから彼女がたびたび見せる、そのやり方……、いつも彼女は入川のそれを手で愛するとき、手のひらに自身の唾液を纏わせる。まず間違いなく彼女の「友達」に教わったのだろうと入川は想像するが、ただ手のひらでされるよりも、よりエロティックだと感じる。

 チェティーリヤは両手をたっぷりと濡らしてから尻を下ろし、包み込んだ。思わずまた、声が漏れそうな快感が入川の下腹部に刺さる。

「すごい……、おちんちんが悦んでくれているのが判るよ、イリカ……。大きくて、熱くって、硬いおちんちん、わたしの手の中で、ぴくぴくしている……」

 ぐちゅ、ぐちゅ、とチェティーリヤが上下に動かすたびに音が立つ。初めてのときは確か、握った手を滑らせるだけだった。しかしあれから共に時を重ね、……チェティーリヤは色々なことを覚えた。左の手のひらを亀頭に被せて揉みこむように手首を動かしながら、右手で竿を扱いたかと思えば、両手の指で円環を形作り、亀頭を挟みこみながらスライドさせる。……時には陰嚢のほうへと下り、「ふわふわしている。ここはほんとうに興味深い……、いまこの瞬間も、イリカの精液を作っているところなのだね、ここは頑張り屋さんだ……」優しく包み込む。

 誓って言うが、入川はチェティーリヤとセックスをするとき、指図をするような真似は一度だってしていない。訊かれたことに答えるばかりで、余程のことがない限りは未だにおっかなびっくり、彼女が求めるままに、あるいは彼女のしたいように。それで十分に幸せになれるから。

 つまり、この一連の行為は入川の小さな恋人が、入川のために「しよう」と思ってしていること。 

 ひょっとしたら、その気持ちが一番入川の心を深く穿(うが)つのかも知れない。

「イリカ。おちんちんの先っぽがぬるぬるしてきたよ。これはわたしの唾液ではないね……、ほら、ご覧、糸を引いている」

 指を当てては離し当てては離し、……その粘液を亀頭に塗り広げられるに至って、

「……チェティーリヤ……!」

 思わず声を上げた入川に、チェティーリヤは一度、身を乗り出してキスをした。

「出したいのだね、精液。……うん、いいよ、いっぱい出しておくれ」

 ごく小さなヴォリュームの囁きに、入川は抗えない。チェティーリヤが再びそこを手のひらで包み、顔を近づけて、ぺろりと舌で舐めてくれただけで従順さへの褒美を得たような気になる。

「……しょっぱい。でも、これがイリカの味なのだ。イリカがわたしで幸せになろうとしている……、わたしが君を、大好きな恋人を、幸せにしている……、証」

 見れば見るほど溺れて行くのだと判っていながら、大きな目でじいっと入川を観察しながら舌を這わせるチェティーリヤから目を離すことは出来ない。彼女は(けが)れを知らぬ天使として、愛情の詰まった表情を浮かべながら入川の亀頭を丹念に舐め、竿を下から上へ、上から下へ。顔が見えなくなったときには悪戯をするように袋を舌先で擽る。

「イリカ、わたしは、少しは上手になっているかな。もともとわたしは、……きっとこの国にも……、あるのだろうね、……ん、早口言葉、と言うのかな、それが得意ではなくて、……だから、このやり方も……」言葉の合間にも、律儀に細かく舌を当て、キスを挟む。入川の震えを一つも逃すまいとするように。「……きっと、ふつうの人よりも舌が不器用で、……上達も遅いと思うのだよ……。でも、……でもねイリカ。わたしは、きっともっと、上手になるのだ、……なれると思うのだ……。だってわたしは、君のことを愛している……、君のことを大好きだと思う気持ちは、世界中の誰にも負けない、君を世界で一番、愛している女が、このわたしだ……」

 一舐めされるごとに理性が()けていくのが判る。心はいとおしいという気持ちだけで塗り潰され、性的な悦びの中に溺れながらも、……どこかしら純真無垢な少年になったように、チェティーリヤに、何度も何度も恋をする。

「こんなこと、言ってはいけないのかも知れないけど……、でも、君にだけは教えるよ……。わたしはこうやって、君のおちんちんに触るのが、とても好きみたい……。君のおちんちんの、温度、質感、……味。わたしにとって、幸せのかたまりなのだ。君の、……命、そのもの。とても大切で、愛さないではいられなくなるし、……ん……、こぉひて……、ふふ……、舐めているだけで、……ひはわへ……、ん……」

 嬉しそうに頬を綻ばせて自分のペニスを舐めるチェティーリヤを表現する手段は、もう入川には一つしか残されていなかった。彼女がそれを察したように細かなキスを全体に振らせ、あむ、と口に含む。少しぎこちなく頭を動かしながら、口中を支配する入川に舌を這わせて、……左手が、優しく優しく袋を揉んだ。右手は茎を甘ったるくスライドさせて。

 チェティーリヤにはきっとそのタイミングが判っていた。目を伏せ、金色の長い睫を僅かに震わせる。化粧など一切していないのに薄紅の色を備えた瑞々しい唇で亀頭を包み込んでいる顔……、が最後に入川が目撃したもので。

 しばらく彼女は動かなかった。この時間そのものを味わうようにじっとして、ゆっくりと(まぶた)を開く。入川を捉え、僅かに潤んだ双眸を、にこり、と微笑ませてから一度深く、喉に届きそうなところまで咥えこんでから、吸い上げながら口を離した。

「……ん。たくさん、……とてもたくさん出ていたのだよ。おちんちんが、……うん、恥ずかしいけど、言うよ、……おちんちんが、とてもおいしかったのだ……。しょっぱいのも、たくさん出ていたし、あと、精液。いつもよりもたくさんで、濃くって、重たくって、でも、……わたしはこれを、おいしいと思うのだ。恋人の味……、愛しい君の味、わたしで君が、気持ちよくなってくれた……。ありがとうね、イリカ」

 上がった呼吸がなかなか収まらない。この子は愛情行為に何か……、天賦(てんぷ)の才でも有しているのではないかとさえ思われる。彼女が無意識に口にする言葉、彼女がしたいと思ってする行為、浮かべる表情にだって少しの作為もないはずで、……それなのに、入川はこんなに幸せになる。深呼吸をして、起き上がって、髪を撫ぜる。そうしてやるとチェティーリヤは歳相応のこどもの微笑みを浮かべるのだから、罪深い。しかし甘美な罪である。入川を縛るのはチェティーリヤだけだし、幾らだって縛られようと思うのだ。

「すごい……、な。お前は……」

「すごい……? ほんとうに? わたしは上手に出来ていたかい?」

「ああ……、上手だった。上手っていうか、何ていうか、……怒るかも知れないけど、……すっごいエロかった」

 生々しい言葉を選んでしまった。チェティーリヤは「エロかった」とおうむ返しにして、それからぎゅうっと入川に抱き着いた。

「そうか、わたしはエロかったか。君がわたしで幸せになれたのなら、わたしにとってもそれ以上幸せなことはないのだよ」

 チェティーリヤを笑わせたいと願う。願わなくても叶ってしまう。こんなに幸せなことはない、そして、こんなに怠惰なこともない。だがその気になればいつだって、いくらだって、入川はこの少女に悦びを与えることが出来るのだ。

 その点、入川はまだ若さと体力があった。

 チェティーリヤとこういう関係になる前には、自分がそれほど性欲の強い人間だと思わないで生きてきた。……もちろん過去の恋人たちと肌を重ねることにそれ相応の悦びが伴っていたことは認めるけれど、かと言って自制が効かなくなるということもなかった、……当時の方が今よりももっと若かったのに。

「ねえイリカ、……君が落ち着いてからでいいのだ、でも……、君が大丈夫になったら、わたしにも、触ってくれるかい……? 口を、ちゃんと濯ぐから、……キスをしてほしい、唇に……、唇だけじゃなくって、おっぱいも、……あと、……オシッコをするところにも……」

 もじもじと、恥ずかしそうに求める恋人を見れば、いつまでも休んでなどいられるはずもない。言葉を発するよりも早く抱き上げて、一先ず洗面所へ。くちゅくちゅと口を濯ぐ少女の後ろから、もう既に抱き締めて。

「……ん……、イリカ、口、ゆすいだ……、んっ……、んぅ……」

 後ろから抱き締めて、浴衣の上から胸に触れる。そのままキスもする。自分を既に幸せにした恋人の舌は濡れてひんやりと冷たく、入川が舌を絡めるたび、ふるり、ふるりと喜悦の震えを催した。

 帯を解く。チェティーリヤは拒むことなく入川に任せ切っていた。すぐそこのベッドまで連れて戻ることももどかしく浴槽の縁に座らせ、乳首を舌先で捉える。

「ふ……、うん……」

 チェティーリヤの右手は彼女の太腿の間に挟まっていた。入川が乳首から唇を離しても、その手はそこにあるままで、……太腿に挟み込みながらも、動いている。

「ダメだよ、チェティーリヤ」

 優しくそれを咎めて、彼女の右手を取り、そこに当たっていた指を噛む。

「一人でするのは無し、俺がいるんだから……。それにお前は気持ちよくなるとすぐオモラシしちゃうんだから、パンツ脱がなきゃ。……な?」

 個人差はあろうけれど、まだいろいろ我慢が出来なくたって仕方のない「こども」の身体のチェティーリヤである。足を開かせて覗きこめば、水色と白の二色ボーダーの下着はその部分にシミを生じさせ、濃淡含めれば四色。鼻を寄せれば入川は、杉折温泉の名残の匂いと衣類に染み付いた二人の生活の匂い、そして少女が小さな身体に持て余す性の匂いと、僅かばかりのオシッコの匂いがした。

 太腿を震わせる恋人が「イリカ……」と困ったような声を出した。下着をこれ以上濡らさせないために立ち上がらせて、下ろす。片方ずつ足を上げさせるとき、足の指先、小指の爪までも愛せるという気持ちを抱くし、今日のチェティーリヤの肌がどこもかしこも、ほんとうに一分の隙もないほどつるつるのすべすべであることに気付かされる。せっせとあちこちに塗っていた泥が入川のような大人の男にも効果を発揮するのなら、もとより若く瑞々しい肌であればなおのこと。

 そんな美しい少女は、肌の狭まったところ、足の間を潤わせて、入川の愛撫を待っている。キスを今一度、時間を掛けてしてから、肩へ、腕へ、幾度も幾度も唇を当てる。そのたびにチェティーリヤは、入川が予期していた以上に敏感な反応を示した。男をベッドに縫い付け、自分の手と口だけで射精に追い込んだ直後である、……普段よりも興奮しているとして、何ら不思議はない。再び桜の花びらのような色の乳首に至り、そっと吸い上げてやれば、ぎゅうっと入川の頭を抱く。チェティーリヤの肌に無造作に頬を当てかけて、……まだそれほど伸びてはいないにせよ、ちくちくとした不快感を与えるのはいけないと思い直し、鼻と額を当てた。

「もう……っ、何と言えばいいのだろう……、わからなくなってしまった……」

 チェティーリヤは哀しそうに声を上げる。「前は……、ほんの少し前までは……、もっと、いろいろ考えていられたと思うのに……、君と、こうしているとき、こう、されているとき、もっと、君に、思ったことを言えたはずなのに、……もう……、そんなこと、できない……」

 その腹に掌を当てる。

「……ん、そう……、そうだ、お腹の中が……、すごく、あつくなっている……、オシッコのところから、ぎゅんって、まだ、イリカのおちんちん入っていないのに……、熱くて、むずむずするのだ……、でも、でも、わたしははしたないから、イリカにしてもらってるうちに、オモラシをしてしまう……」

「我慢しなくていいって、昨夜も言っただろ」

 これほど歳の離れた恋人に我慢などさせては、それこそ罰が当たるというものだ。

「いいよ。……お風呂だし」

 お風呂、と言うよりは「トイレ」と言うべきである。事実、入川のすぐ左後ろにはチェティーリヤにも使いやすい洋式の便器が鎮座しているのだ。

「ひゃっ……、い、イリカ……?」

 ひょいと抱き上げて、バスタブの中に立たせる。チェティーリヤは困ったように入川を見上げていたが、

「……ひょっとして……、あの、ここで、……ここで、オシッコを、しろと、言っているのか……?」

 真っ赤になって、彼女は訊いた。そういう要求をしていいのかどうかは判らない、いや、していいはずもないのだが、チェティーリヤに失望されてしまうことは何より恐ろしい。だから頷くことも否定することも出来ないが、それでもタイミングを考えればここで恋人をユニットバスへ連れて来たのは正解だったように思う。

「う、うー……」

 興奮の昂りに応じて失禁してしまう自分の癖に自覚的なチェティーリヤは一方で、これまでの経験から入川が彼女のそういうシーンを見ることを疎まない……、どころか、好きだと思っているふしがあることにももう気付いているだろう。

 そもそも、チェティーリヤとこういう関係になったのは、彼女が琴温泉で「オシッコしたい」と言い出したからで。

「……わ、わかった……、君が、見たいと言うのなら……。わたしとしても、お布団でオモラシしてしまうよりは、ずっといいと思うし……、でも……」

 そこにトイレがあるのに、と言うように、ちらりと入川の脇を見た。それでも彼女はバスタブの中ですることに覚悟を決めたらしい。ベッドよりはいいし、昨夜は路上でしてしまったのだし、それと比べれば「はしたなさ」という点でも軽いだろう。

「……わたしが、したら……、イリカ、ちゃんと、わたしのここに、おちんちんを入れてくれるのだね……? わたしのオシッコが汚くて臭くて……、それで、もう嫌になってしまっては、困るのだよ……」

 両手の指を亀裂に当てて、怖れるように恋人は言う。

「そんなの、心配してたのか……?」

「だって……」

「臭いと思ったことなんて、これまでに一度もない」

 入川の、……男の部屋を、「いい匂い」だと言ってくれるような恋人だ。その品のいい鼻がそれほどおかしな感覚を持っているとも思わない。だとすれば入川の平凡な鼻が彼女の身体のどこもかしこも、その体液にいたるまで、愛しい匂いだと思うことに何ら不思議はないはずだ。

「わか……、った。ほんとうに、ここでしていいのだね……? 君は、見たいと、おもうのだね……、うん、わかったよ……、ならば……、見ているといい……、わたしの、オシッコ……」

 チェティーリヤが手を退かした。その指で蓋をしていたわけでもあるまいが、

「あっ、待っ……、まってっ、まだ、まだぁ……!」

 彼女は腰を落とすのも待てずに、その場所から高い水音を立て始めた。彼女ははっきりと慌てていた。足の内側に伝う感触に震えながらどうにか足を開くが、放水は勢いを増すばかり。結局チェティーリヤに出来たのは、背中を浴室の壁に(ゆだ)ね、足を開き、両手でその場所を割り開くというところまで。

この作品をシェア
Twitter LINEで送る
Xブックマークに追加
Xブックマーク機能を使うにはXIDを発行してください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。