春雷高校には、乳首で留年を回避した卒業生がいるらしい
据说春雷高中有位毕业生通过刺激乳头成功避免了留级
高校三年生・糸師凛の留年の危機を救ったのは、凛の家庭教師である大学生・潔世一から与えられたとある『ご褒美(※乳首)』だった————。
高中三年级学生·糸师凛的留级危机,被他的家庭教师——大学生·洁世一给予的某个『奖励(※乳头)』所化解————。
【注意】
・青い監獄プロジェクトがなかった世界線 ·没有蓝色监狱项目的世界线
・凛ちゃんが高校三年生(春雷高校)、潔が大学一年生
·凛酱是高中三年级(春雷高校),洁是大一学生
・終始乳首の話をしています ・全程都在讨论乳头话题
・凛ちゃんが潔にセクハラしています ・凛酱在对洁进行性骚扰
・ハッピーいちゃらぶエンドです ・甜蜜恩爱 Happy End
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放課後、凛の自室。 放学后,凛的私人房间。
男二人だけの静かな空間に、答案用紙の上で赤ペンが軽快に走る音だけが響く。
只有两个男生的静谧空间里,唯有红笔在答题纸上轻快划过的声音回响着。
「……うん、この問題も合ってる、これも正解…………よし、百点! すげぇじゃん! 俺自作の小テストとは言え、今週も全問正解なんて頑張ったな~凛!」
「……嗯,这题也对了,这题也正确……好,满分!太厉害了吧!虽说是我自编的小测验,但这周也全部答对,真是努力了呢~凛!」
「フン、当たり前だろ。んなことより、今回も『ご褒美』の約束は守れよ」
「哼,这不是理所当然的吗。比起这个,这次也要遵守『奖励』的约定啊」
「わかってるって! 言っておくけど、今回も絶対触っちゃだめだからな? 約束通り、今日は先週より一分だけ長くしてやるから……」
「我知道啦!先说好,这次也绝对不准碰哦?按照约定,今天会比上周多给你一分钟……」
「さっさとしろ」 「快点」
「……じゃあ、今から脱ぐからタイマーかけて」 「……那我现在脱,你计时」
凛の隣に座る一つ年上の大学生の男は、赤くなった顔を誤魔化すように俯きながら、ゆっくりとパーカーを脱いで素肌を晒した。パーカー越しではわからない、しっかりと鍛えられて割れている腹筋。小麦色で健康的なすべすべの肌。そして自分のものとは全く違う、ピンク色のぷっくりと熟れた乳首。何度見てもおかしくなりそうになる光景だ。
坐在凛旁边那位年长一岁的大学生男生,为了掩饰涨红的脸而低着头,缓缓脱下卫衣露出肌肤。隔着卫衣时无法看清的、经过锻炼的结实腹肌。健康的小麦色光滑皮肤。还有与自己截然不同的、粉嫩饱满的乳首。无论看多少次都令人心跳加速的光景。
「……エロ」 "「……色情」"
「ばか、そんなにガン見すんなって……」 "「笨蛋,别那样直勾勾地盯着看啊……」"
恥じらいのせいか、それともこの異質な状況に興奮しているのか。乳首の先端はピンと芯を持って勃ちあがっている。思わず吸い付きたくなるのを必死に堪えながら、この絶景を目に焼け付ける。張り詰めた下半身がジーンズに圧迫されて、もはや痛いくらいだった。
不知是因羞耻,还是对这异常状况感到兴奋。乳首前端如针尖般硬挺翘立。强忍着想要含住的冲动,将这绝景烙印在眼底。紧绷的下半身被牛仔裤压迫得几乎发痛。
しかし、ピピピ……という無情な機械音が夢のような三分間の終わりを告げてくる。隣の男は少しほっとしたような顔でパーカーを着直して、まだほんのり赤い耳を髪の間から覗かせながら、上目遣いで凛に話しかけてきた。
然而「哔哔哔——」的无情电子音宣告了梦幻三分钟的终结。身旁男生带着些许释然的表情拉好连帽衫,发丝间仍露着微红的耳尖,抬眼向凛搭话。
「……じゃあ、授業はじめるぞ」 "……那现在开始上课"
「チッ……」 "切……"
「舌打ちすんなって! ……来週の小テストも頑張ったら、今度は……その、一瞬だけなら触らせてやっても、いいから……な?」
"不许咂嘴!……下周的小测验要是努力的话,下次…那个…让你碰一下下…也不是不行…?"
しっとりとした小さな声で、しかし確かに男は凛へそう告げてきた。それだけで、凛の下半身はまた期待してドクンと脈打つ。
湿润的细小声线中,男人确实向凛传递了这样的讯息。仅是如此,凛的下半身便又期待地悸动起来。
凛の家庭教師であるこの”潔世一”という男に、凛はすっかり夢中になっていた。
凛的家庭教师这个名叫"洁世一"的男人,让凛彻底为之着迷。
**********
冴がスペインから一時帰国してきたあの雪の日。あれからあっという間に月日が流れ、凛は高校三年生になっていた。凛は高校でも鎌倉ユナイテッド・ユースに所属し続けたが、冴のように海外のクラブからスカウトが来ることは、結局ただの一度もなかった。
冴从西班牙临时回国的那天飘着雪。自那以后时光飞逝,凛已升入高三。虽然凛在高中期间仍隶属于镰仓联合青年队,但像冴那样收到海外俱乐部邀约的情况,最终一次都没发生过。
凛が通う春雷高校は二学期制だ。 凛就读的春雷高中实行两学期制。
定期考査は前期に二回、後期に二回実施されるわけだが、大学の指定校推薦を狙っている生徒にとっては三年前期の期末テストが出願前最後の大勝負となる。しかし、J1リーグのクラブの内定がとっくに決まっていた凛にとっては、学校の期末テストなど全く持って興味のないものだった。皆より一足先に進路が決まっている凛にとって、高校なんて卒業さえできれば良いのだから。
定期考试在前学期和后学期各举行两次,但对于瞄准大学指定校推荐的学生来说,三年级前学期的期末考试是报名前的最后一场重要较量。然而,对于早已确定加入 J1 联赛俱乐部的凛而言,学校的期末考试根本提不起任何兴趣。对先行一步确定出路的凛来说,高中只要能毕业就够了。
そんなわけであるので、英語以外目も当てられないような点数が記載された答案用紙を受け取った日も、「まぁこんなもんだろ」としか思わなかった。それどころか、たかが紙切れに書かれている数字に一喜一憂して、阿鼻叫喚の嵐と化している教室が煩わしくて仕方なかった。早く練習行きてー、なんてイライラしていたくらいである。
正因如此,即便拿到英语以外科目惨不忍睹的成绩单那天,他也只是想着"差不多就这样吧"。不仅如此,看着周围同学为纸上数字或喜或悲、教室里哀嚎遍野的景象,只觉得烦躁不已。满脑子只想着"赶紧去训练",整个人焦躁得很。
そんな凛の考えが如何に甘かったのかをようやく思い知ることになるのは、その日の放課後のこと。担任に「ちょっといいか?」と引き留められて、職員室に連れていかれた後の話だった。
而凛真正意识到自己想法有多天真,是在当天放学后的事。被班主任叫住"能聊两句吗?"带进教师办公室之后。
「なぁ糸師。お前がサッカーを頑張っているのは先生も知ってるよ。そのために英語も頑張ってるのもわかってる。だから担任として言わせてもらうが……お前、このままだと卒業できないぞ」
"我说糸师,老师知道你在努力踢足球。也明白你为此连英语都在拼命。但作为班主任我必须告诉你......照这样下去,你会毕不了业的"
「……………あ?」 「……………啊?」
「後期に頑張ればまだなんとかなるから、後期は絶対に赤点とるなよ。サッカーも大事だが、留年したら元も子もないからな。お前にとっては青天の霹靂だろうけど、親御さんには先生からもちゃんと連絡しておくから。頑張れよ!」
「只要下半学期努力就还有挽回余地,下半学期绝对不能再挂科了。足球固然重要,但留级的话就全完了。对你来说可能如同晴天霹雳,不过校方也会正式联系你家长。加油吧!」
担任は極力凛を気遣って言葉を選びながら、最後には凛の心境を案じて励ましてくれた。しかし当の本人は、『せいてんのへきれき』とやらは一体どういう意味なのだろうかと、ぼーっとした頭で考えていただけなのだった。
班主任极力斟酌着照顾凛情绪的措辞,最后还贴心地送上了鼓励。但当事人只是用恍惚的脑袋想着——所谓「晴天霹雳」到底是什么意思呢。
担任からの連絡を受けて危機感を覚えた母が、凛の家庭教師を見つけるまでに一週間もかからなかった。母が家庭教師を雇う上で考えた条件は二つ。何かの間違いで家庭教師が凛のことを好きにならないように、「同性であること」。そして、「生徒がどんな暴言を吐いても受け流せる自信がある人間であること」だ。
接到班主任通知后产生危机感的母亲,不到一周就为凛找到了家教。母亲聘请家教时只考虑两个条件:为避免家庭教师因某些误会喜欢上凛,必须是「同性」;且要「具备承受学生任何恶言相向的心理素质」。
どんな条件だよと思ったし、こんな条件で人が見つかるわけねーだろと思っていたが、なんと求人サイトに掲載した次の日に応募があったらしい。早速親が顔合わせという名の軽い面接をして、ソイツの人当たりの良さを気に入った母が即採用を決めたようだった。そして、早くも今日がその初授業日である。
我当时还想这是什么离谱条件,这种要求怎么可能招到人。结果听说招聘信息挂出去的第二天就有人来应聘了。父母立刻安排了名义上互相认识的简单面试,母亲似乎很中意那家伙的亲和力,当场就决定录用。而今天竟然就是首次授课的日子。
凛は基本的にサッカーの練習があるのと、ソイツ自身も大学や掛け持ちしているバイトがあるため、授業は土曜日だけ。時間は十八時から二十時の二時間だ。
凛平时要参加足球训练,那家伙自己也有大学课程和兼职工作,所以辅导课只安排在周六。时间是晚上六点到八点,共两小时。
「初めまして、今日から家庭教師をさせてもらう潔世一って言います。えっと、糸師凛くん……で合ってますよね?」
"初次见面,我是从今天开始担任家庭教师的洁世一。呃...是糸师凛同学...没错吧?"
「……凛でいい。それと、敬語も辞めろ」 "……叫凛就行。还有,别用敬语"
「え、マジ? じゃあ、俺のことも潔でいいし、敬語も使わなくていいからな。家庭教師って言ってもほぼ同い年だからさ」
「诶,真的吗?那对我也用"洁"称呼就行,不用敬语啦。虽说名义上是家教,但我们几乎同龄嘛」
凛の隣に腰掛けながら潔と名乗ったその男は、凛の雑な対応にも全く動じない様子でへらりと笑ってみせた。大きくて丸い目を三日月のようにキュッと細めて、頭のてっぺんのアホ毛がぴょこんと揺れる。凛よりも背が低いこともあって、あまり年上には見えない。なんなら年下に見えるくらいだ。だが、不思議と悪くないと思った。
自称洁的男子在凛身旁坐下,面对凛随意的态度也全然不以为意,反而咧开嘴笑了。他那双又大又圆的眼睛眯成月牙状,头顶的呆毛跟着轻轻摇晃。由于个子比凛还矮,看起来完全不像年长者,甚至显得更年幼些。但莫名让人觉得并不讨厌。
凛の家庭教師として採用された潔という男は、東京の大学の教育学部に通っている大学一年生らしい。東京とは言ってもほぼ神奈川付近にキャンパスがあるらしく、丁度その大学と凛の実家の間に位置しているアパートで一人暮らしをしているそうだ。埼玉にある実家からでも通えないことはないらしいが、通学に少し時間がかかってしまうことと、なるべく自立した生活を送りたいからという理由で実家を出たらしい。
这位受聘为凛的家教、名叫洁的男子,据说是东京某大学教育学院的一年级生。虽说是东京的大学,但校区几乎位于神奈川附近,恰好在他大学与凛老家之间的公寓独居。虽然从埼玉的老家也不是不能通勤,但考虑到上学耗时较长,加上想过更独立的生活,便搬出来住了。
「俺さ、サッカーでプロ目指してたんだよね。実際中学辺りまでは結構良かったと思うんだけど、高校の時の監督とはなんか合わなくて。部室の壁にデカデカと貼られてた『ワンフォーオール・オールフォーワン』って部訓もしっくりこなくてさ」
「我啊,原本是以职业足球选手为目标的。说实话初中时期踢得还挺不错,但高中时的教练总合不来。部室里贴着的巨大标语『One for all·All for one』也让人觉得格格不入」
「は? なんだ、その反吐が出るほど平和ボケしたスローガンは……」
"哈?那是什么,让人恶心得想吐的和平主义口号……"
「はは……いやまぁ、良いチームだったとは思うよ。でも、結局三年間一度も全国にはいけなくて、大学からの推薦も来なくてさ……。けどサッカーを諦めたくはなかったし、強豪の大学に進学することも考えたんだけど。もし高校の時にもっと違う環境にいたら、全然違う未来が待ってたのかなってふと思って……。それで、高校のサッカー部の監督になるために教育学部に入学して、家庭教師に応募したのもその一環ってわけ。プロ内定が決まってる凛からしたら、ダサい話かもしんないけど……」
"哈哈……嘛,确实是个不错的团队啦。但结果三年都没能打进全国大赛,大学推荐也落空了……可我又不想放弃足球,也考虑过加入强校大学。要是高中时能在不同环境的话,说不定会有完全不同的未来呢……所以为了当高中足球部教练才进了教育学院,应聘家教也是这个计划的一环。对已经拿到职业内定的凛来说,可能很逊吧……"
「……別に、いいんじゃねーの」 "……也没什么不好的吧"
「はは、ありがとな。でも、だからこそ凛のこと尊敬してるし、絶対に高校卒業して活躍してほしいって思ってる。家庭教師なんて初めてだけど、俺にできることはなんでもやるつもりだから一緒に頑張ろうな!」
"哈哈,谢啦。正因如此我才更尊敬凛,真心希望你能高中毕业大展宏图。虽然是第一次当家教,但我会全力以赴的,一起加油吧!"
潔は話し終わってから、凛のことを心底眩しそうに見上げながら柔らかく笑いかけてきた。その瞬間、ガン!と鈍器のような何かで頭を殴られたような感覚に襲われる。ふわりと漂う柔軟剤の香りが鼻腔を擽って、頭がくらくらした。
洁说完后,仰望着凛的眼神充满真挚的光芒,温柔地笑了起来。那一瞬间,仿佛被钝器狠狠击中头部般眩晕。飘散的柔顺剂香气搔弄着鼻腔,令人头晕目眩。
こんなのは人生で初めての感情だった。人はこれを『一目惚れ』と呼ぶのであるが、恋愛偏差値が底辺の凛にそんなことが理解できるはずもなく。ただ稲妻のような衝撃と、キラキラと眩しく輝く潔を無意識のうちに「ぐちゃぐちゃにしてー……」と思うことしかできなかった。
这是人生中初次体验的感情。人们称之为"一见钟情",但恋爱偏差值垫底的凛怎么可能理解。他只能感受到闪电般的冲击,无意识地对闪闪发光的洁产生"好想弄乱他……"的念头。
その思考が歪んだ恋愛観故の激しい独占欲と性欲であることも当然理解できないくらい、糸師凛は潔世一という男に一瞬で恋に落ちてしまったのである。それはもう理屈などではなく、ただひたすらにシンプルな衝動と運命であった。
糸师凛瞬间爱上了名为洁世一的男人,扭曲的恋爱观导致他完全无法意识到这种想法其实是强烈的占有欲和性欲。这已超出理性范畴,纯粹是原始的冲动与宿命。
せっかく母は家庭教師が凛に惚れないよう同性の人間を雇ったのに、結局凛がその同性の家庭教師に惚れてしまうのだから、人生とはわからないものである。
母亲特意雇佣同性家庭教师就是防止凛对老师产生爱慕,结果反倒是凛爱上了这位同性教师,人生真是难以预料。
閑話休題。 闲话休提。
雑談が終わってからは、「まずは凛の成績を知りたいから」という理由で前期の期末テストの結果を一通り教えてやった。潔はなんとも言い難い表情で一教科ずつ点数を確認していたが、英語の成績を見た途端パッと表情を明るくした。
闲聊结束后,以"想先了解凛的成绩"为由,我将上学期期末考试的各科成绩逐一告诉了他。洁带着难以形容的表情逐科确认分数,但在看到英语成绩的瞬间突然眼睛一亮。
「すげぇ、満点じゃん! スピーキングもできんの?」
"太厉害了,满分啊!口语也能行吗?"
「当たり前だろ」 "这不是理所当然的吗"
「マジか、かっけー……!」 「真的假的,太帅了……!」
興奮した潔が前のめりになって顔を近付けてきた。まん丸の青い目がキラキラと輝いている。同時に前屈みになったおかげで潔のダボっとしたTシャツの襟から、ツンと淑やかに主張する乳首がチラリと覗き見えた。
兴奋的洁向前探出身子凑近脸来。圆溜溜的蓝眼睛闪闪发亮。同时因前倾姿势,从洁宽松的 T 恤领口处,隐约窥见那傲然挺立的乳尖。
ピンクだった。 是粉红色的。
あまりにも倒錯的なその光景に、目が釘付けになって思考が停止する。潔がまだ何か喋っているような気がするが、凛の頭の中はもう乳首でおっぱい、いやいっぱいだった。乳首、ぴんく、いさぎの乳首…………。
这过于悖德的光景让视线凝固思维停摆。虽然感觉洁还在说着什么,但凛的脑海里早已被乳头、奶子、不对是满满的乳头占据了。乳头、粉色、洁的乳头…………。
……その後はもう、言うまでもなく散々だった。潔から「軽い学力テストだと思って」と言われて自作の小テストを一通り解かされたのだが、結果は惨敗、留年まっしぐらの点数を披露したのである。得意の英語も全然頭に入ってこなくて、ただ頭に浮かんだ単語を無意識に書いていた。
……之后的情形自然不言而喻,堪称惨烈。洁说了句"就当是简单的小测验",让他做完一套自制的试题,结果却一败涂地,交出了濒临留级的分数。就连拿手的英语也完全没发挥好,只是无意识地把脑中浮现的单词胡乱写了上去。
「nipple……? なんで……? なんで数字を選ぶ問題で乳首書いてんの……?」
"nipple……?为什么……?为什么在数字选择题里会写乳首啊……?"
潔は凛の回答を見て心底困惑していたが、これは潔の乳首が招いた結果であるので、仕方のないことであると思う。
洁看着凛的答案陷入深深的困惑,但这一切都是洁的乳首引发的后果,所以也是无可奈何的事。
しかし、もちろんそんな凛の事情を知らない潔は頭を抱えた。潔は初めての家庭教師だというにも関わらず、それなりの給料を提示されている。しかも相手はプロ内定済みのエリート高校生で、ご家庭だって多分相当裕福な部類に入るだろう。それなのに、留年回避どころか今よりも成績が下がる結果となってしまったら……?
然而不知内情的洁当然抱头苦恼。尽管这是他第一次当家教,报酬却相当优厚。更何况对方是已获职业球队内定的精英高中生,家境想必也相当优渥。要是非但没能避免留级,反而让成绩继续下滑的话……?
潔は数秒思考し、ある苦し紛れの解決策を思いついた。多分高三相手じゃなくて、小学生にやるような古典的な方法だけど、この際もうなんでもよかったのだ。というか、四の五の言ってる場合ではないという方が正しい。
洁思索了几秒,想出一个权宜之计。虽然对高三学生用这种对付小学生的老套方法可能不太合适,但此刻已经顾不得那么多了。或者说,根本就不是挑三拣四的时候。
「……凛。これから毎週授業の最初に小テストをやろうと思うんだけどさ、もしその小テストで全教科満点取れたら、凛のお願いなんでも一つ聞いてやる。所謂『ご褒美』的な……。だから、勉強頑張ろう、な……?」
"「……凛。我打算从下周开始每堂课先进行小测验,如果你能全部科目都拿满分的话……我就答应你任何一个要求。算是所谓的『奖励』吧……所以,要加油学习啊……?」"
潔が気まずそうに、それでいて何かを諦めたような表情で凛の顔色を窺ってくる。だが、凛にとってそんなことはどうでもよかった。それよりも、もっと大事な単語が聞こえてきたからだ。
洁露出尴尬又像是放弃挣扎的表情,小心翼翼地观察凛的反应。但对凛来说这些都无关紧要——因为他捕捉到了更重要的关键词。
「…………なんでもか?」 "「…………任何要求都可以?」"
「お、おう! いや、十万円渡せとか、お金かかりすぎちゃうのは無理だけど! なんかご飯奢るとか、それくらいなら……」
「哦、哦!虽然十万日元什么的太贵了实在给不起!但请你吃顿饭这种程度还是可以的……」
「なら、乳首見せろ」 「那就把乳头露给我看」
「……………………へ?」 「……………………啊?」
地球みたいに青い潔の瞳がまん丸の皿みたいになって、先程よりもきゅるんと輝いた。それからポカンと口を開けて、呆気にとられた表情をしている。あー、この口の中に舌ぶち込んで、ぐちゃぐちゃにかき混ぜたらどんな顔すんだろ。
洁那双地球般湛蓝的眼睛瞪得溜圆,像盘子一样闪着比刚才更湿润的光。随后他呆呆地张着嘴,露出错愕的表情。啊——要是把舌头塞进这张嘴里胡乱搅动的话,会露出怎样的表情呢。
「聞こえてねーのか。俺が来週のテストで満点とったら、その服脱いでお前の乳首見せろって言ったんだよ」
「听不见吗?我说要是下周考试拿了满分,你就得脱掉衣服让我看乳头啊」
「え、え……? な、なんで……?」 「诶、诶……?为、为什么……?」
「あ? 見てーから以外の理由があんのかよ」 「啊?除了想看你以为还能有什么理由」
「いや、だって男の乳首なんて見てもなんもないだろ!? 凛くらいかっこよかったら、女の子に困ることだってないだろうし……」
「不是、但男人的乳头看了也没意思吧!?要是像凛这么帅的话,根本不会缺女孩子喜欢啊……」
「んなモブの身体なんて興味ねぇ。いいからお前は、さっさと俺にそのエロ乳首見せるって約束すればいいんだよ」
「我对路人的身体没兴趣。你只要乖乖履行约定,把那色情的乳头给我看就行」
「な、え、えろ……!?」 「什、色、色情……!?」
潔の顔が首の方からじわじわと赤くなっていって、まん丸の瞳を潤ませて今にも泣きそうになっている。正直エロい。
洁的脸庞从颈部开始逐渐涨红,圆睁的双眼湿润得几乎要哭出来。老实说很色气。
凛は何も言わずにそんな潔の様子をただ眺めていると、潔は「さすがにそれは……」だの「でも……」だの呟きながらしばらくもじもじしていた。が、自分から言い出した手前後に引けなくなったのだろう。しばらく悩んだ末に恥ずかしそうに俯いてから、今にも消えそうな声を絞り出してきた。
凛沉默地注视着这样的洁,只见他嘟囔着「这个实在有点……」又「可是……」地扭捏了半天。或许是意识到自己提出的要求已无法反悔,经过一番挣扎后,他终于羞赧地低下头,用几乎要消失的声音挤出了回答。
「……いいよ。ちゃんと満点とれたら、見せるよ……。でも、触るのはナシだからな……?」
"……好吧。如果能拿满分的话,就给你看……但是,不准碰哦……?"
こうして糸師凛は、潔世一との駆け引きに見事勝利したのである。
就这样,糸师凛在与洁世一的较量中漂亮地取得了胜利。
それからの凛はすごかった。帰り際に「これ、次の小テストの範囲な」と言われた範囲を完璧にするために、通学中には熟語の単語帳を捲り、昼休みにはいつもなら絶対に開かない数学の教科書を開き、普段ホラー映画を観ていた時間には日本史の暗記をした。いつもなら絶対に見ることができない凛の姿に両親は驚愕しながら潔に感謝をしていたし、担任は腰を抜かしていた。まさか凛がこんなに頑張っている理由が、一つ年上の男の乳首を見るためだなんて誰も夢にも思っていないだろう。
从那之后的凛简直判若两人。为了完美掌握放学时被告知"这是下次小测范围"的内容,他在通勤途中翻烂了成语单词本,午休时破天荒地打开数学课本,连平时看恐怖电影的时间都用来背诵日本史。父母目睹从未见过的勤奋模样既震惊又对洁感激不已,班主任更是惊掉下巴。谁又能想到,让凛如此拼命的理由竟是为了看一眼年长一岁男生的乳头呢。
凛は本当に頑張った。受験の時だって、ここまで本気で勉強漬けの一週間を過ごしたことはなかった。兄に「世界一になるためには海外のクラブでプレーすることになる」と言われて勉強を始めた英語だって、こんなに血眼になって勉強しているわけではない。性欲とはここまで人を変えるものなのか。自分のことなのに、なんだか他人事のように感心してしまった。
凛确实拼尽了全力。即便是备考时期,他也从未像这样全身心投入地度过整整一周。当初被哥哥"要成为世界第一就得去海外俱乐部踢球"这句话激励而开始学的英语,都不曾让他如此废寝忘食地学习。性欲竟能如此彻底地改变一个人吗?连他自己都像旁观者般为这种变化感到惊叹。
そして、運命の日。凛が待ち望んだ土曜日がやってきた。十七時にユースの練習が終わった後、いつもなら居残り練習をしている。だが、今日は練習が終わってから即座に帰宅の準備を始めたので、チームメイトには大層不審がられたし、熱でもあるのではないかとざわつかれたが、そんなことは知ったこっちゃない。こっちには潔の乳首がかかっているのだ。モブは全員黙っていてほしい。
然后,命运之日降临。凛翘首以盼的周六终于到来。青年队训练通常在十七点结束,之后他总会加练。但今天训练刚结束他就立刻收拾东西准备回家,队友们纷纷投来怀疑的目光,甚至窃窃私语他是否发烧了——这些他根本不在乎。此刻他满脑子都是洁的乳头。闲杂人等都给我安静。
家に帰ってからは何度も時計を確認しながら、潔の訪問を待った。すると、授業の五分前である十七時五十五分に玄関のチャイムが鳴り響いた。「おじゃまします」という潔の声に、心臓がドクン、と脈打つ。母と軽い会話を交わしているのが聞こえてから少しして、凛の部屋の扉がノックされる。
回家后他不断确认时间,等待着洁的来访。果然在课前五分钟的十七点五十五分,门铃响了。"打扰了"——听到洁声音的瞬间,心脏重重一跳。母亲与她寒暄的声音隐约传来,片刻后凛的房门被轻轻叩响。
「りーん? 調子、どう?」 "凛——?感觉怎么样?"
扉から顔を出してへらりと笑いながら、潔が言った。
洁从门缝里探出脑袋,咧着嘴笑道。
「別に。満点くらい余裕だ」 "没什么。满分对我来说小菜一碟"
「お、自信満々じゃん。前回あんなボロボロだったのに~?」
"哦~这么自信啊?上次不是考得一塌糊涂吗~?"
「たまたま調子が悪かっただけだ。そんなことより、満点とったらちゃんと『ご褒美』提供する覚悟はできてるんだろうな」
"那次只是状态不好而已。比起这个,要是我真拿了满分,你可要做好兑现'奖励'的觉悟啊"
「う、わ、わかってるよ……! 言っておくけど、全教科だからな! 一教科だけ九十九点とかでもだめだから……」
"呜、知、知道啦......!先说好,可是全部科目哦!就算有一科 99 分也不行......"
「言われなくても知ってんだよ。いいからさっさとテスト用紙渡せ」
「不用你说我也知道。赶紧把试卷给我」
「なんでそんな余裕なの……? 言っておくけど、そんな簡単じゃないからね……? はい、まずは現代文からな」
「为什么这么游刃有余……?先说好,可没这么简单哦……?来,先从现代文开始」
戸惑った様子の潔から一枚のテストを手渡される。小テストだから、一枚につき制限時間は十分。だが、この一週間猛勉強を重ねた凛にとっては五分も必要ないような内容だった。さっさと解答欄を埋めて、「次寄越せ」と要求をする。潔は「え、もう!?」と驚いていたが、こっちは一刻も早く乳首が見たい。一分一秒ですら時間が惜しいのだ。
从一脸困惑的洁手中接过一张试卷。因为是随堂测验,每张限时十分钟。但对苦学了一周的凛而言,这种题目连五分钟都不需要。迅速填完答题区后,他要求「下一张」。洁虽然惊呼「诶、这么快!?」,但这边可是迫不及待想看到乳头。一分一秒都无比珍贵。
わんこそばのように渡されるテストを次々と解いていき、予定していた半分の時間も使わずにすべてのテストが終了した。そして、運命の採点時間が訪れる。
像流水荞麦面般接连递来的试卷被逐一解答,最终连预定时间的一半都没用完就完成了全部测试。接着,命运的批改时刻来临了。
「う、うそだ……! いや、すごいけど! 良いことなんだけど! マジで前回は調子悪かっただけ……?」
「不、不可能……!虽然很厉害是好事!但上次真的只是状态不好而已……?」
凛は潔の期待を大いに裏切り、見事全てのテストで満点を取った。潔は大層驚いていたが、凛にとっては当然の結果である。
凛彻底颠覆了洁的预期,在所有测试中都取得了满分。洁对此大为震惊,但对凛而言这只是理所当然的结果。
「ど、どうしよう……小テストでできてなかったところを重点的に教えようと思ってたのに……授業方針考え直さなきゃだな……」
「怎、怎么办……本来打算重点辅导他小测验的薄弱环节……现在得重新规划教学方案了……」
隣でなにかブツブツ呟いているのが聞こえるが、マジでどうでもいい。なんなら授業とかどうでもいいから、さっさと約束を果たしてくれないと困る。この一週間、凛は潔の乳首を妄想して自身を右手で慰める生活を送っていたのだ。それでも十分満たされたが、凛としてはそろそろ新しい供給という名のオカズがほしいところだった。
虽然听见邻座在嘟囔些什么,但根本无关紧要。甚至课程都无所谓,只希望对方赶紧履行约定。这一周来,凛都靠着幻想洁的乳头用右手自慰度日。虽然这样也能获得满足,但凛现在迫切需要名为"新补给"的施法素材。
「おい、さっきからうるせぇんだよ。さっさと乳首見せろ」
"喂,从刚才开始就吵死了。赶紧把乳头露出来"
「おま、言い方ってもんがあるだろ……!? まぁ、約束はちゃんと守るけど……ち、乳首見せるって、俺何したらいいの……?」
"你这家伙...说话注意点啊!?不过...约定我会遵守的...但、但是露乳头...我该怎么做才好...?"
「服捲るだけでいい。その代わり絶対に隠すな」 "把衣服掀起来就行。但绝对不准遮住"
「わかった……十秒だけでいい?」 "知道了...就十秒钟可以吗?"
「は? 短すぎんだろ。一分」 “哈?太短了吧。一分钟”
「それは無理!」 “那不可能!”
「…………なら三十秒だ」 “…………那就三十秒”
「それならまぁ……いーよ。じゃあ、服捲るから……」
“那样的话……好吧。那、我把衣服掀起来……”
そう言って、潔はまるで初めてのAV撮影にでも挑むかのような面持ちで白いTシャツの裾に手をかけて、ゆっくりと両手で捲り上げた。しなやかな腹筋、チラ見えするボクサーパンツのゴム、自分よりも小さい臍……そして、なにより待ち望んだピンク色に艶めいて主張するエロ乳首。そこに広がっていた景色は、間違いなく桃源郷そのものであった。自身の下半身が確かに兆しているのを感じながら、一度も瞬きすることなくこの光景を真剣な表情で目に焼き付ける。
洁说着,露出仿佛初次挑战 AV 拍摄般的表情,双手缓缓掀起白色 T 恤下摆。柔韧的腹肌、若隐若现的平角内裤边缘、比自己更小巧的肚脐……以及最令人期待的那对泛着淫靡粉晕的性感乳头。眼前展开的景色,无疑正是桃源乡本身。感受着自己下半身明显的反应,他目不转睛地以认真神情将这幅画面烙印在眼底。
そんな凛の態度に恥ずかしくなったのか、潔が捲っていたシャツをバッと勢いよく下ろしてから「はい、もう三十秒終わり! ……見すぎだろ、ばか」と真っ赤な顔で訴えかけてきた。エロい。
或许是被凛的态度弄得羞耻起来,洁猛地放下卷起的 T 恤,红着脸抗议道:"好了三十秒到了!……看太久了笨蛋"。真色情。
「来週も満点とったら今度は一分な」 "下周要是再考满分就给你看一分钟"
「は、はぁ!? また見せなきゃいけねーの……? いや、でも、それで凛の成績が上がるなら……」
"哈、哈啊!?还要再给你看吗……?不、不过如果这样能提高凛的成绩的话……"
「決まりだな。じゃあ、授業始めろよ。センパイ」 「就这么定了。那开始上课吧,学长」
「……センパイじゃなくて、先生だし……からかってるだろ、ヘンタイ」
「……不是学长,是老师……你又在戏弄我吧,变态」
潔はそう言って、真っ赤になった耳の先を隠すように髪を撫でた。その小さな一つ一つの動作が、凛の脳内を性欲でぐちゃぐちゃにかき混ぜてくる。
洁这样说着,像是要藏起通红的耳尖般拨了拨头发。那每一个细微的动作,都在凛的脑海里搅动着情欲的漩涡。
来週も絶対に満点を取ってやろう。凛は頭の中で一人誓った。
下周也一定要考满分。凛在心底暗自立誓。
**********
「今回も満点じゃん! 凛、本当に初回は調子悪かっただけなんだな……ていうか、独学でここまで成績上げられるんなら家庭教師いらなくね?」
「这次又是满分啊!凛,你第一次果然只是状态不好吧……话说自学都能把成绩提到这种程度,根本不需要家庭教师了吧?」
「いる。いいからさっさと脱げ」 「需要。少废话赶紧脱」
「はいはい……」 「好好好……」
潔が凛の家庭教師になってから、気付けばあっという間に一ヶ月以上の月日が流れていた。今日で授業は六回目。これまでの小テストの点数は、言うまでもないが全て百点だ。乳首を見せる時間も一分、二分、三分と長くなっていき、今回の『ご褒美』では遂に触っていいという許可が出た。前回の授業で「一瞬だけなら触らせてやってもいい」と言った潔を凛が見逃してやるはずもなく、帰り際にきっちり約束を取り付けておいたのだ。正直潔も感覚が麻痺してきているのだろうが、実際凛の成績はうなぎのぼりなのでウィンウィンなのである。
自从洁成为凛的家庭教师后,不知不觉间已过去一个多月。今天是第六次授课。迄今为止的小测验成绩,不用说自然是全部满分。展示乳头的时间也从一分钟、两分钟逐渐延长到三分钟,而这次的"奖励"终于允许触碰了。上次课程结束时,洁那句"让你碰一下下也不是不行"的发言自然没逃过凛的耳朵,离校前就被严格约定了下来。说实话洁可能已经有些麻木了,但凛的成绩确实突飞猛进,倒也算是双赢。
最初は捲るだけだった潔の服も、今では恥じらいながらも脱ぎ捨てて上裸になるようになった。それまではよく見えなかった鎖骨がくっきり見えるようになって、死ぬほどエロい。今まで服の裾を掴んでいた手を、所在無さげにいじいじと動かしているのも滾るポイントだ。
最初只是掀起衣角的洁,如今已会红着脸主动脱去上衣。原本若隐若现的锁骨现在清晰可见,色气到令人窒息。那双原本攥着衣摆的手此刻正不知所措地扭动着,更是让人血脉偾张。
今回も「脱いでるとこまでガン見すんなって……」と言いながら、Yシャツのボタンを全て外し終えて淫乱乳首を晒した潔が、パサリと服を脱ぎ捨てた。ごくり、と溢れ出る大量の唾を思わず呑み込んでしまう。
"别盯着人脱衣服啊......"洁边嘟囔边解开所有衬衫纽扣,将淫靡的乳头暴露在空气中,哗啦一声甩开衣衫。咕咚——凛不由自主地咽下满溢的唾液。
「じゃあ、その、脱いだから……約束通り、さわっていーよ。その代わり……その、優しくしろよな」
"既、既然脱了......按约定,可以摸了。不过......要、要温柔点啊"
潔から『おさわり』の合図が出る。凛は下半身が勃起しているのがバレないように、ゆっくりと潔の右乳に手を伸ばし、突起を優しく摘まんだ。その瞬間、「ん……」という悩まし気な声が鼓膜に響いて、驚きと共に自身の下半身がズクンと重くなるのがわかった。
洁发出了「可以摸」的信号。凛为了不暴露自己下半身勃起的事实,缓缓将手伸向洁的右乳,轻轻捏住那颗突起。就在那一瞬间,「嗯……」的撩人呻吟声传入鼓膜,他惊觉自己的下半身随着这声音重重地胀痛起来。
「ち、ちがっ……今のは、凛の手が冷たかったから驚いただけで! なんとも思ってないから……!」
「才、才不是……刚才只是因为凛的手太冰吓到了而已!我根本没感觉……!」
どうやら先程の喘ぎ声は、潔にとっても想定外だったらしい。何やら必死に強がっているが、凛の手の温度は興奮のせいで馬鹿みたいに熱い自信があったので、随分無理のある言い訳だ。
看来方才的喘息声对洁而言也是意料之外。虽然正拼命逞强,但凛很清楚自己的手掌因兴奋而烫得离谱,这借口实在牵强得可笑。
今度は左胸でツンと主張する飾りを押しつぶすように触ってやると、コリ、という感触がした。ぴくん、と潔の身体が震える。潔のヤツ、勃起してやがる。凛は衝動が抑えきれずに、人差し指で乳首をピンと弾いてやった。今度は「ぁんっ……」という甘い声が脳内で木霊して、凛は確信する。
这次他用手指重重碾过左胸那粒挺立的装饰,触感硬得发脆。洁的身体猛地「嗯呜」一颤。这家伙居然也勃起了。凛再也克制不住冲动,用食指「啪」地弹了下那粒乳首。「啊嗯……」的甜腻回声在脑内炸开,凛终于确信——
――――コイツ、乳首で感じるのかよ。 ――――这家伙,居然乳头这么敏感啊。
エロすぎる。今すぐ押し倒してこの雑魚淫乱乳首を虐め倒したい衝動を必死に堪えながら、今度は両手の親指で同時にコリコリと捏ねてやった。潔は必死に反応しないよう耐えているようだが、それでも「っふ……んぅ……」なんてすっかり快感を隠しきれていない喘ぎ声を漏らして、涙が溜まった眼をギュッと瞑った。ツー、と少量の涙が流れているのをみて、何も考えずにその雫を舐めとる。しょっぱい。
太色情了。我拼命压抑着想立刻推倒他、狠狠欺负这对下流乳头的冲动,这次改用双手拇指同时揉捏起来。洁似乎强忍着不让自己有反应,但依然漏出了“嗯……呜……”这样完全藏不住快感的喘息声,含泪的眼睛紧紧闭着。看到两滴泪水滑落,我鬼使神差地舔掉了那水珠。咸咸的。
「ひっ……!? り、凛、いま何して……」 “啊……!?凛、凛,你刚才在……?”
「舐めた」 “舔掉了。”
「い、意味わかんねぇって……もぉ、恥ずかしいから今日は終わり!!!」
「我、我不明白这是什么意思啦……啊啊太羞人了今天就到这里!!!」
「は? 早すぎんだろ」 「哈?结束得太早了吧」
いよいよ限界になったらしい潔に、グイッと身体を強引に剥がされた。良いところだったのに邪魔しやがってと恨めしく思いながらも、予想以上に良い反応が見れたのでまぁ良しとする。この一ヵ月間、涎を垂らしながら見るだけで我慢させられていた極上の果実を、ようやく触れられるところまできたのだ。
眼看洁似乎终于到达极限,他猛地用力挣脱了身体。虽然心里暗恨对方在最精彩的时候打扰,但能看到超乎预期的有趣反应也算值了。这一个月来只能流着口水远观的极品果实,如今终于到了可以触碰的阶段。
一方潔は不満なようで、眉をキュッと中央に寄せながら、「凛ばっかずるい」という言葉を溢した。
而洁则显得不太满意,眉头紧蹙地嘟囔着:「凛总是这么狡猾」。
「ずるいも何も、そういう約束だろうが」 「说什么狡猾不狡猾的,本来就是这样的约定吧」
「それはそうだけど……なんか、俺ばっかり凛に暴かれてるって言うかさぁ……。俺も、なんかもうちょっと凛のこと知りたいんだけど」
「话是这么说没错……但总觉得,好像只有我单方面被凛看透似的……。我也想,再多了解凛一些啊」
いつも愛想が良い潔にしてはめずらしく、ブスッとした態度を隠そうともしない。仕方がないので適当に会話を続けてやることにした。
对于向来和善的洁而言,这罕见地毫不掩饰板着脸的态度。没办法,只好随便找些话题继续聊下去。
「……なら、お前は俺の何が欲しいんだよ」 「……那你到底想从我这里得到什么」
「欲しいっていうか、なんていえばいいのかな…………あ! アレ観たい、凛がサッカーしてる動画とか!」
「说想要可能不太准确...啊!对了,我想看凛踢足球的视频之类的!」
「あ? そんなん観て何になんだよ」 「哈?看那种东西有什么用」
「サッカー部の監督目指してるんだから、高いレベルの高校生のプレーは観ておきたいじゃん! あとは、単純に凛がどんなサッカーするのか知りたいしさ」
「我可是立志要当足球部监督的,当然要观摩高水平高中生的比赛啊!再说了,单纯也想看看凛的球风嘛」
さっきまでのエロさはどこへやら。果てしなく広がる海のような瞳をキラキラと輝かせて、凛の顔を覗き込んできた潔は、もう凛のサッカーのことしか頭にないようだった。しかし、恋は盲目。潔に夢中になっている凛が断れるわけもなく、如何にも「仕方ねえな」とでも言いたげな様子を装って、手元にあったスマホで直近の試合の動画を再生してやった。
方才的旖旎氛围早已烟消云散。洁那双如浩瀚海洋般深邃的眼眸此刻闪闪发亮,凑近凛的脸庞,满脑子只剩下关于凛踢足球的事。然而恋爱令人盲目。被洁深深吸引的凛怎么可能拒绝,只得装出一副「真拿你没办法」的模样,用手机调出最近比赛的视频播放给他看。
「わ、こうしてみると凛ってやっぱめっちゃデカいし、鍛え方も全然ちがうんだな。……は!? なんだよ今のドリブル、上手すぎるだろ……! え、そのままシュートすんの!? やば、上手すぎ……」
「哇、这样一看凛果然超级高大,训练方式也完全不同呢。......哈!?刚才那个带球动作是什么啊,太厉害了吧......!诶,就这样直接射门!?不妙,技术好强......」
潔はまるで、ニチアサの戦隊ヒーローをテレビの前で応援する子供のような純粋な表情で、食い入るように凛のプレーを眺めていた。中々悪くない光景である。
洁就像在电视前应援晨间战队英雄的孩子般,带着纯粹的表情目不转睛地盯着凛的动作。倒是一幅相当不错的画面。
動画の再生が終わった後も、潔はしばらくの間放心状態でぼーっと画面を眺めていた。そして、そろそろいいだろと思いスマホを取り上げようとしたとき。潔がぼそりと「かっこよかった……」と呟いたのを凛は聞き逃さなかった。コイツ、チョロすぎだろ。
视频播放结束后,洁仍处于恍惚状态,呆呆地望着屏幕许久。就在凛想着差不多该拿回手机时,听到洁小声嘟囔着「好帅啊......」。这家伙,也太好懂了吧。
「……で、どうだったんだよ。お望みの俺のプレーは」
「......所以,怎么样啊。你期待看到的我的表现」
「え、あ、すごかった! 本当に、なんていうか……凛って元々イケメンだなとは思ってたけど、サッカーやってる姿観て……その、引かないでほしいんだけど、見惚れちゃった……かも」
「啊、那个、太厉害了!真的,该怎么说呢……我原本就觉得凛很帅气,但看到你踢足球的样子……那个,希望你别介意,我可能看得入迷了……」
そうやって静かに話す潔の表情は、頬だけがほんのり赤くなっていて、いつも乳首を見られて恥じらっている時とは全く違う表情をしていた。明らかに、凛に対する眼差しに含まれている感情が変わったのだ。それはまるで、モブ女から無理やり体育館裏に呼び出された時の、その女共の表情にそっくりで……。
洁这样轻声说话时,只有脸颊微微泛红,与平常被人看到乳头时害羞的表情完全不同。显然,他看向凛的眼神里蕴含的感情已经变了。那简直就像是被路人女生强行叫到体育馆后面时,那些女生脸上如出一辙的表情……。
一か八かで、凛は潔の耳元に唇を寄せて、小さく囁いた。
抱着孤注一掷的心态,凛将嘴唇贴近洁的耳畔,轻声低语道。
「次の『ご褒美』は、触るだけじゃなくて舐めさせろ。拒否権はねぇ」
「下次的『奖励』可不只是摸摸,要让我舔。你没有拒绝的权利」
「…………りんがそうしたいなら、いーよ」 「……如果凛想这么做的话,可以哦」
やっぱ、チョロすぎんだろコイツ。だが、そういうところも悪くないと思った。
果然,这家伙也太好搞定了吧。不过,这样的地方倒也不坏。
当然、その日の夜は潔の乳首の感触を思い出しながらシコッた。そしたら、馬鹿みたいな量の精液が出た。ティッシュで受け取れきれなかった分がシーツに滴り落ちる。
当然,那天晚上我一边回想着洁乳头的触感一边自慰。结果射出了离谱多的精液。没能用纸巾接住的部分滴落在床单上。
無駄打ちされた白濁をみて、早くアイツの中に注ぎ込みたいと心の底から願った。
看着这些白白浪费的浊液,我从心底渴望着能早日注入那家伙体内。
**********
「じゃあ、ちょっと恥ずかしいけど……凛、舐めていいよ。でも、優しくな……?」
「那、虽然有点害羞……凛,可以舔哦。但是要温柔点……?」
今日は七回目の授業。満点を取ったらついに乳首舐めが解禁されるサービスデーだ。正直言って、こんなに長い一週間は人生で初めてだった、と後に糸師凛は語った。当然今回も必死になって勉強をしたおかげなのか、学校で行われた小テストでも満点を取ることができた。担任は「糸師、立派になって……」と泣いて喜んでいたが、今の凛にとって大事なのは潔の乳首であるので、おっさんの涙は死ぬほどどうでも良かった。
今天是第七次授课。只要考满分就能解锁舔乳首服务的特别日。后来糸师凛坦言,这辈子从没觉得一周时间如此漫长。或许是因为这次也拼命学习的缘故,连校内小测验都拿了满分。班主任泪眼婆娑地说着「糸师同学,你成长了……」,但对此刻的凛而言,洁的乳首才是头等大事,中年男人的眼泪根本无关紧要。
もちろん、本命である潔の小テストも全教科満点だ。当然である。凛にとってフィールドは戦場だが、この小テストも同じくらい本気の熱量で取り組んでいるのだから。
当然,正主洁的小测验也是全科满分。这是理所当然的。对凛而言球场如战场,而这场小测验同样倾注了不输实战的热情。
今までと大きく変わったのは、潔の『ご褒美』に対するモチベーションだ。今までは恥ずかしがりながらイヤイヤ脱いで素肌を晒していた癖に、今回は期待を隠せないような表情で早々に服を脱ぎ捨てた。現金なヤツである。そして間違いなく、この男には淫乱の気があると確信した。
与以往最大的不同,是洁对"奖励"的积极性。以前明明会害羞扭捏地不情不愿脱衣露肤,这次却藏不住期待的表情早早把衣服脱了个精光。真是个现实的家伙。而且我确信,这个男人骨子里绝对有淫荡的潜质。
「今日はタイマーは要らねーのか」 "「今天不需要计时器了吗」"
「……なんかもう、ぜったい、わかってて聞いてるだろ……。じゃあ、十分な」
"「……你明明心知肚明还问……那、足够了」"
「授業はいいのかよ」 "「不上课真的没关系吗」"
「テスト今までで一番早く終わって時間巻いてるから、いーよ。……それより、はやくこいよ、ヘンタイ」
「这次考试结束得比以往都早,时间还有余裕呢……可以哦。……比起那个,快点过来啊,变态」
潔がペロリと舌なめずりをして挑発してくる。ビキ、と自身の額で青筋が音を立てたような気がした。要望通り、ふっくらと芯を持った淫乱乳首に吸い付く。外気に晒されているからか、それとも期待しているからなのか。勃起している乳首は吸い心地が良い。グミみたいな感触だ。
洁伸出舌头舔了舔嘴唇挑衅道。他仿佛听见自己太阳穴处青筋暴起的声音。按照对方的要求,他含住了那对饱满挺立的淫荡乳头。不知是因为暴露在空气中,还是出于期待,勃起的乳头吸吮起来格外舒服,口感像软糖一样。
「あっ……ん……」 「啊……嗯……」
舌全体で乳輪を一周してから、先端でコリコリと乳首を捏ねる。潔はそれだけで相当感じてしまっているらしく、両腕を凛の背中に回してきた。いつもなら絶対凛に触れてこない癖して、わかりやすいヤツ。
他用舌头绕着乳晕打转,再用舌尖轻轻拨弄乳头。仅仅是这样的刺激就让洁有了强烈反应,双臂环上了凛的后背。明明平时绝对不敢主动触碰凛,此刻的反应却直白得可笑。
ジュッ、と音を立てて勢いよく吸ってやると、「ひゃんっ」と子犬みたいな声で啼いた。潔が甘い声を漏らすたびに、凛の下半身のテントがどんどん立派になっていく。もはやスウェットを突き破りそうなくらい、ビキビキと硬くなって血液が海綿体に集まっているのがわかった。潔もそのことに気が付いたらしい。はぁ、はぁとエロい声を出しながら、「おれも、凛のこときもちよくしたい」と言ってきた。
随着"啾"的一声用力吸吮,对方发出"呀呜"般幼犬似的呜咽。每当洁泄出甜腻的喘息,凛下半身的帐篷就愈发昂扬。运动裤几乎要被顶破,充血的海绵体将布料绷得发亮。洁似乎也察觉到了这点,边喘着情色的气息边说:"我也想...让凛舒服..."
これには凛も驚いた。やっぱりこいつ、ド淫乱じゃねーか。まさか他の奴にもこんなこと言ってんじゃねーだろうなと思って聞いてみると、「凛だけに決まってんじゃん」と拗ねたように返されたので、ますますテントが立派になってしまった。
凛闻言一惊。这家伙果然是个小淫魔。正怀疑他是否也对别人说过这种话,却听到洁闹别扭似地反驳"当然只对凛说啊",这下帐篷支得更高了。
潔がゆっくりと凛のスウェットを下ろす。顕になったボクサーパンツは、凛のちんこの先端の方でくっきりと我慢汁によるシミができている。そして微かに香る雄のにおい。
洁缓缓褪下凛的运动裤。显露的平角内裤前端,分明印着忍耐汁液的深色痕迹。雄性气息隐隐浮动。
潔がかぁ、と顔を赤くしながら、ゆっくりとゴムに手をかけ下までおろす。すると、血管が浮き出た赤黒いちんこがブルンッ!と飛び出て、潔の頬を思いっきりぶった。潔は一瞬自分の身に何が起こったのかわかっていないようだったが、眼前の凛の剛直を見て、すぐに状況を理解したらしい。「でっか……」と呟きながら、凛のちんこに手をかけようとする。それを手で制して、「触らせてやるから、乳首舐めさせろ」と命令した。
洁红着脸"哈啊"地轻喘,慢慢将内裤边沿往下拉。霎时青筋暴起的紫红性器"啵"地弹出来,重重拍在他脸颊上。洁茫然片刻,待看清眼前怒张的凶器才恍然。"好大..."他喃喃着伸手想碰,却被凛制止道:"让你摸可以,先舔乳头。"
どうやらコイツは『ご褒美』がすっかり頭から抜け落ちていたらしい。「……ごめん」と消え失せそうな声で呟いてから、手は凛のちんこに添えたまま、自身の乳首を凛の口元へ運んで来た。あまりにもエロい行動に眩暈がしそうになったが、ここで倒れたら自分は一生この時のことを後悔することになる。なんとか耐えて、潔の乳首に再びしゃぶりついた。
看来这家伙已经完全把『奖励』这回事抛到脑后了。「……对不起」用几乎要消失的声音呢喃后,他的手仍搭在凛的下体上,同时将自己的乳首凑向凛的唇边。这过于色情的举动让人头晕目眩,但若此刻倒下,自己必将终生后悔。强忍着冲动,再次含住了洁的乳首。
「っふ……うぅ、んぁ……! だ、だめ、もっと、やさしく……」
「呜……嗯、啊……!不、不行,再、再温柔点……」
「おい、手止めんな」 「喂,别停手」
「あっ! 舐めながら、しゃべんなよぉ……」 「啊!别一边舔一边说话啦……」
潔は必死に凛のちんこを両手で擦りながら、乳首から得られる快感に悶えていた。あー、気持ちよすぎんだろ。
洁拼命用双手摩擦着凛的阴茎,同时因乳头传来的快感而扭动身体。啊、这也太舒服了吧。
というか、いくらなんでも乳首で感じすぎじゃないだろうか。潔はもう、凛のちんこを上手く扱く余裕などないようで、もはや手は添えるだけの状態になっていた。時折快感を逃がすようにキュッと凛のちんこを握りしめてくるのだが、その様子だけで十分エロすぎて死にそうだった。
话说回来,这乳头敏感得也太夸张了吧。洁已经无暇顾及凛的阴茎,双手只是虚搭在上面。偶尔为了逃避快感会突然握紧那根东西,光是这副模样就色气得让人快要窒息。
それはそうと、コイツもしかしたら乳首イキできるんじゃないか。そう思って、乳首への刺激を一段階強くしてみた。すると、面白いくらいに身体をピクンと跳ねさせるものだから、凛は執拗に乳首の中心を舌先でクニクニと虐めてやった。
话说回来,这家伙说不定能靠乳头高潮吧。这样想着便加重了乳头的刺激力度。结果对方身体像触电般猛地弹跳的反应实在有趣,凛便变本加厉地用舌尖反复碾磨那突起的乳尖。
「あっ、あっ……だめ、それ、やめろよっ……!」 「啊、啊……不行、那里、快住手……!」
当然辞める気などサラサラないので、空いていた左手でもう片方の乳首をつま先で弾く。それから、前歯で軽くカリっと勃起して赤くなった雑魚エロ乳首を噛んだ。
当然完全没有辞职的念头,于是用空着的左手脚尖轻弹另一侧的乳头。接着,用门牙轻轻咔地咬住那因勃起而泛红的没用色情乳头。
「ひぅっ……!? や、あ、あぁっ……!!!」 「呜……!? 呀、啊、啊啊……!!!」
ビクン、と一際大きく身体をふるわせた後、はぁはぁ荒い息を吐いて、「さいあく……」と真っ赤な顔で小さく呟いた。潔の下半身に目線をやると、そこはまるでお漏らしでもしてしまったかのようにじわ……と丸いシミができている。どうやら、本当に乳首だけでイってしまったらしい。
身体猛地剧烈颤抖后,呼呼地喘着粗气,红着脸小声嘀咕「最糟了……」。视线移向洁的下半身,那里就像尿失禁般缓缓晕开一片圆形水痕。看来真的是仅靠乳头就高潮了。
「着替え貸してやる。ジーパンと使ったことねー下着。サイズは合わねーだろうけど」
「借你替换衣服。牛仔裤和没穿过的内裤。尺寸应该不合吧」
「一言多いんだよお前は……もぉ、ほんと恥ずかしい、りんのばか、ヘンタイ……」
「你话真多啊……真是的,太羞耻了,凛这个笨蛋、变态……」
「フン。どっちが」 「哼。彼此彼此」
「……着替えるから、後ろ向いてて」 「……我要换衣服,转过去」
思わず女かよ、と言いそうになったが、こうなった原因の半分ほどは凛にあるので、大人しく黙っておいた。
差点脱口而出"你是女人吗",但造成这种局面有一半责任在凛,所以还是乖乖闭嘴了。
数分かけて着替え終わった潔が「もういいよ」と声をかけてきて、それから「話がある」と真剣な面持ちで切り出してきた。賢者タイムのせいもあるのだろうが、切り替えが早すぎてイライラした。こっちはまだ勃起しているままだというのに。
洁花了几分钟换好衣服后说了声"可以了",随后一脸认真地切入正题"有件事要说"。或许是贤者时间的缘故,他切换状态的速度快得令人火大。明明我这边还硬着呢。
「……えっと、服ありがと。それで話なんだけどさ……元々は俺から言い出した手前申し訳ないんだけど……こういうのは、今回で最後にしたい」
"……那个,衣服谢了。其实有件事……虽然最初是我先提出的很不好意思……但这种事,希望是最后一次"
「…………あ゙?」 "…………哈啊?"
思いもよらぬ潔からの発言に、血管が切れそうになった。ちんこも一気に萎えた。その様子を見た潔が、慌てて弁明するように言葉を重ねてくる。
这完全出乎意料的发言让我血管都要气炸了。老二也瞬间萎了。看到我这副模样,洁慌忙叠声解释起来。
「キレんなって! 俺はさ、あくまで凛の先生で、凛のご両親に信頼してもらって凛を教えてる立場なんだよ。いくら成績が上がってるとは言え、まだ高校生の凛にこうやって手を出すようなことはしたくないから」
「别生气啊!我啊,说到底只是凛的老师,是受凛父母信任来教导他的立场。就算成绩有提升,我也不想对还是高中生的凛做出这种越界的事」
「んなこと言って、俺のこと好きだろうが、お前。バレバレなんだよ」
「少装蒜了,你这家伙明明喜欢我吧。全都写在脸上了」
「そっ……れは、否定できない、けど……。でも、『ご褒美』は別のものにしたい」
「那...那个我无法否认...但是,『奖励』我想要别的形式...」
「…………例えば」 「…………比如?」
「……例えば、凛が嫌じゃなかったら……キス、とか」
「……比如说,如果凛不讨厌的话……接吻之类的」
「乳首はダメで、キスはいいのかよ」 「乳头不行,接吻就可以吗」
「それくらいなら、許されるかなって。だって……凛も俺のこと、好きだろ?」
「这种程度的话应该能被原谅吧。毕竟……凛也是喜欢我的对吧?」
「……」
全てお見通しみたいな穏やかな瞳で、潔が問うてくる。凛は何も答えなかったが、それがなによりも簡潔な答えだった。潔が照れたように柔らかく笑う。柄にもなく、可愛いなんて思ってしまった。そんな自分に思わず腹が立つ。
洁用那双仿佛看透一切的平静眼眸问道。凛没有回答,而这恰恰是最简洁的答案。洁害羞地露出柔软的笑容。一反常态地,凛竟觉得对方有些可爱。这样的自己让他不由得生起气来。
「へへ……正直最初は乳首見せろとか言われて、なんだコイツって思ったけどさ。最終的にはこうやって両想いになれて、嬉しいよ。凛は?」
"嘿嘿……说实话刚开始被要求露乳头的时候,我还觉得这家伙怎么回事啊。但最后能像这样两情相悦,真的很开心呢。凛呢?"
「……別に」 "……没什么"
「素直じゃないやつ……。ね、キスしようぜ」 "不坦率的家伙……。呐,接吻吧"
「……ん」 「……嗯」
そっと目を瞑って唇を差し出してきた潔に、ゆっくりと唇を重ねてやった。コイツはキスの時目を瞑るらしい。あの子供みたいにまん丸で、なのに深い穏やかな海みたいな瞳が間近で見えないことを、頭の片隅で残念に思った。さっきまであんなエロい顔しておいて、キスで喜ぶなんてまるで悪いことを知らない純粋なガキみてぇだ。
我缓缓覆上洁那轻轻闭眼主动凑来的双唇。这家伙接吻时似乎总爱闭眼。想到此刻无法近距离看见他那双孩子般圆润却又如深邃平静海洋的眼眸,心底竟泛起一丝遗憾。明明刚才还露出那么色气的表情,现在却因一个吻就欢喜得像不知世事的纯真小鬼。
「……卒業して、『家庭教師と生徒』じゃなくて『恋人』になれたら、今度は俺の家でいっぱいえっちしような」
「……等毕业了,我们不再是『家教和学生』而是『恋人』的话,下次就来我家做很多很多色色的事吧」
前言撤回。やっぱりコイツは死ぬほどエロくて、狡くて、どうしようもない淫乱野郎だ。
收回前言。这家伙果然是个要命的色情狂,狡猾又无可救药的小淫魔。
**********
半年という月日は思ったよりもすぐに過ぎ去ってしまうものらしい。凛は三月九日である今日、無事に春雷高校を卒業することができた。
半年的时光似乎比想象中流逝得更快。三月九日的今天,凛顺利从春雷高中毕业了。
第二ボタンを欲しがるモブ共や泣いている担任を全員蹴散らして、真っ直ぐに校門へ向かう。そこには、いつもの双葉を揺らしながらヘラリと笑っている、アホ面の男が立っていた。
他踢开所有索要第二颗纽扣的路人甲乙丙和哭哭啼啼的班主任,径直朝校门走去。那里站着个摇晃着呆毛咧嘴傻笑的笨蛋脸男人。
「凛、卒業おめでとう! これで凛もサッカー選手かぁ……試合、絶対観に行くからな」
"「凛,恭喜毕业!这下你也成为足球选手啦……比赛我绝对会去看的」"
「当たり前だろ。来なかったらぶっ殺す」 "「这不是理所当然的吗。敢不来就宰了你」"
「はは、相変わらず物騒だな……」 "「哈哈,还是这么暴力啊……」"
あの七回目の授業、潔と凛の関係性が決定的になった日以降も、家庭教師潔による授業は続いていた。『ご褒美』はキスになったものの、日によっては舌を入れることを許してくれたりする。そのため、結局毎回小テストで気を抜くことは許されず、凛は最後の授業まで満点を取り続けた。
自从那第七次课程——彻底改变凛与洁关系的那天之后,家庭教师洁的课程仍在继续。虽然『奖励』变成了接吻,但有些日子凛也会允许他探入舌尖。因此直到最后一节课,凛始终不敢在随堂测验中松懈,保持着全科满分的记录。
その結果、学校の成績も無事に向上し……というか向上しすぎて一時期は不正を疑われたほどだったのだが、無事にこうして卒業することができたのだ。
最终学校的成绩也顺利提升……不,应该说提升幅度大到一度被怀疑作弊的程度。但终究还是像这样平安迎来了毕业。
潔は凛の卒業が余程嬉しいのか、凛の制服姿を最初に出会った時のように眩しそうに見つめている。しかし、凛にとっては卒業式さえもどうでもいい。なぜなら、今日はこれから今すぐ行かなきゃいけない場所があるのだから。潔はそれをわかっているのだろうか。確認のために、耳打ちしてやることにした。
洁似乎对凛的毕业感到格外高兴,像初次相遇时那样目光闪亮地注视着凛的制服身姿。但对凛而言连毕业典礼都无所谓。因为今天有个必须立刻前往的地方。洁大概明白这点吧。为了确认,凛决定凑近耳边低语。
「おい、そろそろいいだろうが。さっさと行くぞ、お前の家」
「喂,差不多该走了吧。赶紧去你家」
「……やっぱ、凛ってヘンタイだよな」 「……果然,凛就是个变态啊」
そう呟いた潔の耳は赤く染まっていたけれど、その口元はだらしなく緩んでいたので、凛は満足したのだった。
虽然这样嘀咕着的洁耳朵已经通红,但看到他嘴角松懈的笑意,凛便心满意足了。
足早に潔の家に向かってから、玄関のカギを閉める時間すらも惜しくて、靴も脱がずに抱き合ってキスをした。
快步走向洁的家后,连关玄关门锁的时间都觉得可惜,连鞋都没脱就相拥亲吻。
それからはもう一瞬で、数か月ぶりのエロ乳首とご対面したり、「事前に準備しといた」という潔の爆弾発言に頭がぐちゃぐちゃになったりと、脳内と身体がひたすら忙しい時間を過ごした。
之后转瞬间,时隔数月再次见到那对性感乳头,或是被洁"事先准备好了"的爆炸性发言搞得头脑混乱,大脑和身体都度过了异常忙碌的时光。
「あっ……♡ んっ、ゆさゆさ、ゆらすの、やだっ……!♡ きもちよすぎて、変になっちゃう、あっ、あっ……!!」
"啊……♡ 嗯、摇、摇晃什么的、不要……!♡ 太舒服了、变得好奇怪、啊、啊……!!"
「っ、潔、潔、いさぎっ……!」 "、洁、洁、凛然……!"
「りんっ、もういくっ、いっちゃうっ!♡」 「凛、不行了...要去了...♡」
「くっ……!」 「呜...!」
潔の身体が大きくしなるのと同時に、凛も精を吐き出した。数か月前に願った「早くアイツの中に注ぎ込みたい」という願いがようやく叶った瞬間だった。
当洁的身体剧烈颤抖的同时,凛也射出了精液。数月前许下的「真想早点注入这家伙体内」的愿望,此刻终于实现了。
二人でベッドに横たわりながら、同時に息を整える。
两人并排躺在床上,同时调整着呼吸。
凛はこれから地元のクラブに所属することが決まっているし、潔は大学二年生に進級する。しばらくは今までとそう変わらない距離で会うことができるが、凛はいつまでも日本に留まるつもりはない。少なくとも三年後には、海外のクラブでプレーしている予定だ。
凛已经确定要加入家乡的俱乐部,而洁即将升入大学二年级。虽然短期内还能保持和现在差不多的见面频率,但凛并不打算永远留在日本。至少三年后,他计划要在海外俱乐部踢球。
その時、潔は社会人一年目。サッカー部の監督を目指している潔とは、このままでは遠距離恋愛となる。その時、自分達はどうなっているのだろうか。
到那时,洁将成为职场新人。立志成为足球部监督的洁,与凛即将面临异地恋的考验。不知那时的两人会变成怎样呢。
「凛、りーん。何考えてんの?」 「凛,小凛?在想什么呢?」
「…………別に、なんもねぇよ」 「……没什么,别在意」
「なんもない人がする顔じゃねぇって。いいから行ってみろよ、怒んねーから。な?」
"『这可不是无事可做的人该有的表情。快去试试吧,我不会生气的。嗯?』"
こてん、と凛の肩に頭を軽くぶつけながら、潔が穏やかな表情で聞いてきた。こうなった潔は案外頑固だと凛も知っているので、渋々口を開く。
洁轻轻将头靠在凛的肩上,发出"咚"的声响,同时用平静的表情询问道。凛知道一旦变成这样,洁意外地固执,只好不情愿地开口。
「……俺は、数年以内に絶対に海外に行く。海外に行って、兄貴をぶっ倒さなきゃなんねぇ」
"『......我几年内一定要去国外。去国外把老哥揍趴下才行』"
「うん」 "『嗯』"
「その時、お前は大学を卒業してるかもしんねぇし、してないかもしんねぇ。その覚悟はあんのか」
「到那时候,你可能已经从大学毕业了,也可能还没毕业。你有这个觉悟吗?」
「……凛はさ、俺のことちょっと舐めすぎじゃね? こう見えて俺、最近めっちゃ英語勉強してるから」
「……凛啊,你是不是有点太小看我了?别看我这样,最近可是在拼命学英语呢」
「は?」 「哈?」
「だって、凛の海外移籍が決まったらすぐに俺も日本を出なきゃいけないんだからさ。海外でも日本語学校とかなら先生になれんのかな? まぁ、やれるだけやってみるしかないよなって色々考えてるとこ!」
「因为要是凛确定转会海外的话,我也得马上离开日本啊。在国外的话,日语学校之类的能当老师吗?嘛,总之先尽力试试看吧,我正在考虑各种可能性呢!」
ガバッと抱き着かれて、頬にキスをされた。それだけで、今までの葛藤とか悩みとか、全部どうでもよくなってしまう。最初からこの男は、凛の隣を離れる気なんてサラサラなかったのだ。
被猛地一把抱住,脸颊上落下一个吻。仅是这样,之前所有的纠结与烦恼都变得无关紧要。这个叫凛的男人从一开始,就丝毫没有要离开洁世一身边的意思。
結局凛は、出会った瞬間からきっと人生の最期まで、この潔世一という男に振り回されることになるんだろう。
说到底凛从相遇那刻起,直到人生的尽头,恐怕都注定要被这个叫洁世一的男人牵着鼻子走吧。
あー、死ぬほどムカつく。だが、そんな人生も不思議と悪くないと思ってしまったのはここだけの話である。
啊——气得要死。但不可思议的是,这样的人生倒也不坏——这句话我只在这里说。
余談だが、卒業式の直後担任に「どうしてそんなに成績が上がったんだ?」と聞かれた凛は、正直に「乳首」とだけ答えた。
顺带一提,毕业典礼刚结束班主任问"成绩怎么提升这么快"时,凛诚实地只回答了两个字:"乳头"。
そのせいで『春雷高校には、乳首で留年を回避した卒業生がいるらしい』という学校七不思議ができたことを、凛と潔が知ることは一生ないのであった。
凛和洁永远不会知道,正因为如此,学校里流传起了"春雷高中有毕业生靠乳头避免留级"的七大怪谈之一。