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【克克・御克】Love affair - めぐみの小説 - pixiv
【克克・御克】Love affair - めぐみの小説 - pixiv
26,428字 26428字
【克克・御克】Love affair 【维克·御克】Love affair
克克+御克です。克克が結婚していて、御堂さんと眼鏡は一緒に会社を起ち上げてます。ノマがすごく愛されてるお話です。メガミド要素はないですが、眼鏡が自由にやってる感じなので大丈夫そうな方のみどうぞ。
克克+御克。克克结婚了,御堂和眼镜一起开了公司。诺马深受喜爱的故事。虽然没有megmeid要素,但是因为眼镜是自由做的感觉所以只请没问题的人。

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R-18鬼畜眼镜御维克鬼畜眼镜10users
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2016年8月8日晚上8点50分 2016年8月8日午安;

 玄関の方から、鍵を外す音、ドアの開く音が聞こえた。御堂は腕枕をそっと外して、身体を起こした。ひどく無茶をさせたせいか、疲れ切っているのだろう、克哉は物音にも御堂の動きにも気づかず、熟睡している。
玄关那边传来开锁的声音和开门的声音。御堂轻轻取下枕头,坐了起来。可能是因为太过无理取闹,克哉已经精疲力竭了吧,他睡得很熟,没有听到任何声音,也没有注意到御堂的动静。

「……」 “……”
 御堂は静かにベッドを降り、シャツを羽織って部屋を出た。玄関へ向かう途中のリビングで、人影を見つけた。
御堂静静地下了床,披上衬衫走出房间。在走向玄关的途中,我在起居室发现了一个人影。

「……佐伯」 “……佐伯。”
 リビングには、昨晩そのままにしていた二脚のワイングラスと、飲み掛けのワインが封もされずに残っていた。
客厅里还留着昨晚放着的两只红酒杯和喝了一半的红酒。

「おはようございます、御堂さん」 “早上好,御堂。”
 ワインボトルを手にしたまま、もうひとりの克哉は御堂を振り返った。
另一个拿着葡萄酒瓶的克哉回头看着御堂。

「ずっといらしてたんですね」 “你一直在这里吗?”
「……そうだ」 “……没错。”
「すっかり風味が飛んでしまっているようです、それに温度も。これじゃあもう飲めたものじゃないな」
“味道好像已经完全流失了,再加上温度,这样下去就不能喝了。”

「ああ」 “嗯。”
「ワイン通の御堂さんらしからぬ扱いですね、お口に合いませんでしたか、俺の選んだワインは?」
“真不像精通红酒的御堂先生,不合口味吗?我选的红酒呢?”

 皮肉めいた口調はいつもの克哉そのままだったが、今朝の御堂にはそれ以上の響きを伴って聞こえた。
克哉一如既往的讽刺语气,但今天早上的佛堂里却传来了更大的回响。

「いや……いいワインだった」 “不……红酒很好。”
「それなのに、飲み掛けのワインの始末もできないほど余裕がなかったんですねえ」
“可是,连喝了一半的红酒都没收拾干净,真是没空啊。”

 にやにやと顔をのぞきこんでくる克哉に、御堂は唇を噛んで堅く拳を握った。腹立たしかったが、すべて彼の言う通りだ。
克哉笑眯眯地看着御堂的脸,御堂咬紧嘴唇,握紧拳头。虽然很生气,但一切都如他所说。

 うつむいて何も答えない御堂を、克哉は更にからかうように舐めるような視線で見つめる。
看着低着头什么也不回答的御堂,克哉用嘲弄和舔舐的视线看着他。

「なかなか素敵な格好ですね、あなたも」 “你的打扮真漂亮。”
「……っ!」 “……啊!”
「さて、俺はちょっと奥さんの様子を見てきます」 “好了,我去看看你太太的情况。”
「佐伯……っ!」 “佐伯……”
「興味がおありでしょうけど」 “您应该很感兴趣吧?”
 克哉はネクタイを少し緩めながら、御堂を振り返って、ニヤリと笑う。
克哉松开领带,回头看着御堂,微微一笑。

「夫婦で話をしたいので」 “夫妻俩想谈谈。”
 克哉の後を追おうとした御堂だったが、そう釘を刺されて御堂は足を止めた。
御堂本想追上克哉,被他这么一钉,停下了脚步。

「どうしても聞きたいなら、これをお貸ししますよ」 “如果你一定要听,我把这个借给你。”
 ネクタイの辺りを弄っていた克哉は、ピンを外して御堂の方へと放り投げた。一見したところ、何の変哲も無いタイピンだったが、御堂はすぐに克哉の意図するところが分かった。
克哉摆弄着领带,取下别针扔向佛堂。乍一看,这是一件平淡无奇的领结,但御堂立刻明白了克哉的意图。

「……盗聴器だな」 “……窃听器。”
「昨晩のあなたたちの会話も、すっかり聞かせていただきました。途中で寝てしまいましたけどね、あまりに退屈で」
“昨晚你们的对话我都听了,中途睡着了,实在太无聊了。”

「貴様……!」 “你……”
「あいつのことでむきになるあなたも、なかなか魅力的だ。だが、忘れないでもらいたい」
“你会为那家伙的事生气,也挺有魅力的。不过,希望你不要忘记。”

 克哉は残酷なほどきっぱりとした口調で御堂に告げた。
克哉用近乎残酷的断然语气告诉御堂。

「あなたは他人の妻を酔わせて犯した、どうしたところで言い逃れはできない」
“你喝醉了别人的妻子,犯下了罪行,无论如何也无法推脱。”

「……分かっている」 “……我知道。”
 それならいい、と答える代わりに、克哉は満足げに深くうなずいた。
克哉没有回答“那就好”,而是满意地点了点头。

 寝室へと続く廊下に出て行った克哉を見送って、御堂はリビングのソファに身体を投げ出すように座った。
目送克哉走出通往卧室的走廊,御堂瘫坐在起居室的沙发上。

 昨晩は、いそいそと夕食の支度をする克哉を見つめ、束の間の幸福感に浸っていた。まるで自分が彼の夫になったような幻想に満たされていた。それだけでも十分幸せだった。けれど結局、彼の身体も欲しくなった。身体を手に入れれば、次には心が。そしてそれさえも与えられれば、その幸福に感謝するより先に、今度は彼を独り占めしたくなる。願いが叶えば叶うほど、貪欲になっていく自分が怖かった。
昨晚,我看着兴冲冲地准备晚饭的克哉,沉浸在短暂的幸福感中。我充满了幻想,仿佛自己成了他的丈夫。光是这样就足够幸福了。但最终,我也想要他的身体。得到了身体,接下来就是心灵。而且,如果他给了自己这样的幸福,在感谢幸福之前,先想独占他。越是实现愿望,自己的贪欲就越强烈,这让我很害怕。

「……克哉」 “……克哉。”
 佐伯克哉という男がひどいサディストであることを、付き合いの長い自分はよく知っている。仕事の上でもその彼の性質は如実に表れている。そんな彼が、自分を裏切った妻に対してどんな仕打ちをするか、心配だった。
与佐伯克哉交往多年的自己很清楚,他是个过分的虐待狂。在工作上也如实地表现了他的性格。他担心的是,这样的他会对背叛自己的妻子采取怎样的行动。

「くそ……っ」 “可恶……”
 御堂は受け取っていたタイピンに、小さなスイッチを見つけて、爪でそのスイッチを弾いた。盗聴などという下劣な行為は御堂の信条には完全に反するものだったが、今回ばかりは仕方が無い。
御堂在领带夹上发现一个小开关,用指甲按了一下。窃听这种卑鄙的行为完全违背了御堂的信条,但这次是没有办法的事。

 スイッチを入れると、不明瞭ながら人の話し声のようなものが聞こえてきた。耳に当てると、更にはっきりと聞こえる。嗚咽交じりに、謝罪の言葉を重ねる声が。
我按下开关,隐约听到像是人说话的声音。贴在耳边,听得更清楚了。她哽咽着,不停地道歉。

「克哉……」 “克哉……”
 ごめんなさい、と繰り返している克哉の声に対し、もうひとりの克哉は何も答えない。
克哉反复说着“对不起”,另一个克哉什么也没回答。

「克哉……」 “克哉……”
 すぐに寝室へ駆けつけたかった。だが、眼鏡の克哉が言ったように、自分は何の権利もない、主張できる立場ではない。所詮、他人の妻に横恋慕しただけの存在に過ぎない。
真想立刻赶到卧室。但是,就像戴眼镜的克哉说的那样,自己没有任何权利,也不是可以主张的立场。说到底,不过是对别人的妻子倾慕而已。

―おまえがいないのが、寂しくて……。 你不在,我好寂寞……。
 克哉の声がそう訴えていた。 克哉这样诉说着。
―だから、ワインを届けてくれた御堂さんに……一緒にいてほしいって頼んで……。
—所以,对送红酒来的御堂先生……请求和我在一起……。

 違う……と御堂はその場で小さく呟いた。確かに夕食に招いてくれたのは克哉だった。だが、眼鏡の克哉の不在につけこんで、彼にキスをし、強引に抱いたのは自分だ。
不是的……御堂当场小声嘀咕道。确实是克哉请我吃晚饭的。但是,是自己趁戴眼镜的克哉不在,吻了他,强行拥抱了他。

―おまえの方から、御堂を誘ったわけだ。 —是你主动邀请的。
―……うん。 —……嗯。
「克哉……」 “克哉……”
 克哉は誘ってなどいなかった。一方的に欲情し、酩酊して身動きの取れなくなった彼を犯したのは自分だ。
克哉并没有邀请我。单方面纵情,酩酊大醉,无法动弹的他,是自己侵犯了他。

「どうして……本当のことを言わないんだ……」 “为什么……不说实话……”
 結婚式の当日、ふたりは幸福そうだった。克哉は普段から、どことなく不安そうな、自信のなさそうな態度で、卑屈で内罰的な発言をすることも多かった。だが、もうひとりの克哉を伴侶に選んでからは、まるで欠けていたパーツを取り戻したように満ち足りた様子だった。
结婚当天,两人看起来很幸福。克哉平时总是一副不安、没有自信的样子,经常低声下气地说些内罚性的话。但是,自从选择了另一个克哉做伴侣之后,就好像找回了缺失的部分一样,一副心满意足的样子。

 たとえ、御堂に淡い好意を抱いてくれていたとしても、こうして幸福な結婚生活を脅かした男を、なぜ庇おうとするのか。
即使对御堂抱有淡淡的好感,为什么要包庇这样威胁幸福婚姻生活的男人呢?

―御堂さんのこと、オレ、ずっと好きだったって……おまえも知ってるだろう?
我一直很喜欢御堂……你也知道吧?

―ああ。 —啊。
―御堂さんが、優しくしてくれたから……オレ、勘違いして……それで……。
—因为御堂对我很好……我误会了……然后……。

―たまってたわけだしな、俺が放っておいたから。 —是我积攒了太多吧,我没管他。
―そういうことだけじゃ……! —光是这样的话……!
―結局は、そうなんだろう? —结果是这样吧?
 タイピンを持つのと反対の手を、御堂は指のあとが手のひらに付くほどぎゅっと堅く握り締めた。
御堂握紧了握着领带夹的另一只手,手指的痕迹几乎贴在手掌上。

 眼鏡の克哉はすべて知っていた。自分の妻と御堂が、互いにどう想っているか。自分が家を空け、ふたりを引き合わせれば、どんなことになるか、すべて知った上で、ふたりの感情を弄ぶように仕掛けてきた。
戴眼镜的克哉全都知道。自己的妻子和御堂彼此是怎么想的。如果自己不在家,把两个人拉到一起的话,会发生什么事,明明知道这些,却故意玩弄两个人的感情。

「佐伯……」 “佐伯……”
 だが、御堂は一方的に眼鏡の克哉に憤りを感じることはできない。彼がそういう男であることは、ずっと前から、今回の話を持ち掛けられる前から熟知していた。仕事上での非情な決断、対人関係における冷徹な態度、ふとした折に御堂に見せる奇妙な欲情を孕んだ視線。
但是,御堂不能单方面对戴眼镜的克哉感到愤怒。他是个这样的人,从很久以前,也就是这次的话题被提出来之前,我就已经知道了。在工作上无情的决断,在人际关系上冷静透彻的态度,偶然间向御堂露出孕育着奇妙情欲的视线。

 御堂は佐伯克哉をよく知り、理解していた。 御堂很了解佐伯克哉,理解他。
 その上で話に乗った自分も、共犯者だ……。 而且,自己也上当了,是共犯……。
 歯噛みをしながら、御堂はつい先日の彼との会話を思い出した。
咬紧牙关,御堂想起了前几天和他的对话。

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2016年8月8日晚上8点50分 2016年8月8日午安;
【御克】Celebration - めぐみの小説 - pixiv
【御克】Celebration
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