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言葉なき態度/ちかさき的小说

言葉なき態度 无言的态度

13,517字27分钟

X(旧Twitter)で掲載していた体調不良のお話の後半です。
这是在 X(旧 Twitter)上发布的关于身体不适故事的后半部分。


こちらはTwitter掲載時の伏字や誤字、ルビ等を読みやすく編集したものになります。未編集版はTwitterをご覧ください。
此版本对 Twitter 发布时的隐藏字、错字、注音等进行了易读性编辑。未编辑版请查看 Twitter。




9月開催のrnisのWebオンリーにてこちらの作品を加筆修正+後日談を付け加えた形で展示する予定です!
预计在 9 月举办的 rnis 网络限定展上,将以加笔修正并附上后日谈的形式展示这部作品!

追加部分のサンプル等はまた近づいたらアップします🙇‍♂️
追加部分的样本等将在近期上传🙇‍♂️

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 ◇ ◇ ◇(se視点)


 この戦況ならこうした方が、と戦術の話をしていたところで、急にフラリと潔の身体が傾いた。
在这战况下这样更好,正讨论着战术时,洁的身体突然轻飘飘地倾斜了。

「潔!」 「洁!」
 そうやって名前を呼ぶと同時に、ドサッという音を立てて潔は倒れる。目の前で人が倒れるなんて経験は、どこにいたってあることなのに、らしくもなく慌てた俺は人工芝の上に膝をついて潔を抱き起こす。
就在我这么叫出名字的同时,洁发出“咚”的一声倒下了。虽然无论在哪里,眼前有人倒下这种事并不稀奇,但我却不像样地慌了神,跪在人造草坪上抱起洁。

 触れた身体は有り得ないほど火照っていて、吐く息も荒くて熱が籠っている。小さい頃、寒い中薄着で俺とサッカーをしていた凛が、翌日高熱を出したことが頭を過ぎって、まさかと思って念のため額に触れると、あまりの熱さに驚く。手を引こうとしたものの、ほんの僅かに潔が擦り寄って来たために離すのをやめた。
触碰到的身体热得不可思议,呼吸急促且带着热度。小时候,凛在寒冷中穿着单薄的衣服和我踢足球,结果第二天发高烧的情景闪过脑海,我半信半疑地伸手去摸他的额头,却被那惊人的热度吓了一跳。本想收回手,但因为洁只是微微蹭了过来,我便停下了动作。

「クソ兄貴」 「混蛋大哥」
「おい愚弟、お前潔と同室だったよな。こいつの様子がおかしいって朝から気づいてただろ」
「喂,笨蛋弟弟,你不是和洁同寝室吗?从早上开始就注意到这家伙不对劲了吧。」

 近づいてきた凛にそう言えば、バツの悪そうに目線が逸らされる。そんなの気づいてました、と暴露するようなものだということにこいつは気づいてるのか。
听到凛走近这么一说,他尴尬地移开了视线。这家伙是察觉到了,暴露了这种事吧。

「……気づいてて、話はしようとした」 「……察觉到了,本来想说的。」
「話してたら潔は今ここにいねぇだろ。というより部屋で大人しく寝てんだろうが」
「说起来,洁现在不在这里吧。倒不如说,他应该在房间里乖乖躺着休息。」

 潔は凛と違って、聞き分けがいい。聞き分けというよりも体調が悪いなら、無理して誤魔化して悪化させるよりも、大人しく休んで快復した後に全力で休んだ分を取り返す。
洁和凛不同,很听话。与其说是听话,不如说如果身体不适,比起勉强掩饰导致恶化,不如乖乖休息,恢复后再全力补回休息的时间。

「ただ、気づいてねえみてーだから言いにくかった。こいつはさりげなく俺がオーバーワークしねーように様子みてストップかけてくれた。実際俺がそれをやる側になったら、なんて言っていいかわかんねーんだよ!」
「只是,他好像没注意到,所以很难开口。这家伙不动声色地观察我的状态,防止我过度工作。实际上,如果换成我来做这件事,真不知道该怎么开口!」

 そう言って語尾を荒げた凛に、ふとコイツはずっと俺の後ろくっついてたしな……と思い出した。
凛说完后语气变得粗暴,我突然想起这家伙一直黏在我身后……

 オーバーワークしないための自己管理は当たり前、他人ともそう関わることがなかった。愚弟の面倒は見ても他人の面倒を見たことなんてほぼ無いに等しい。
为了不过度劳累,自我管理是理所当然的,也几乎不与他人交往。虽然照顾过愚蠢的弟弟,但几乎等于没有照顾过别人。

 そんな俺の後ろ姿を見ていれば、凛もどうしていいかわからなくなる。とは言っても、風邪引いた愚弟の面倒を見たことだってないわけではない。
看到我这样的背影,凛也会不知所措。虽说如此,也不是完全没有照顾过感冒的愚蠢弟弟。

 つまり、やろうと思えばコイツもできるんじゃないか、という答えに俺は行き着いた。
也就是说,如果他想做的话,这家伙也能做到吧,我得出了这样的结论。

 熱の篭った荒い息をする潔を横抱きにして、俺はトレーニングフィールドの入口に向かった。
抱着呼吸急促、浑身发热的洁,我朝训练场的入口走去。

 入口を潜る前に、中央で突っ立ってる凛に一言だけ残す。
在潜入入口之前,我向站在中央的凛留下了一句话。

「あぁ、あのメガネとマネージャーに伝えて必要なものもらってこい」
「啊,告诉那个眼镜和经纪人,让他们把需要的东西送来。」

 とりあえず最小限のことは協力してやろう。他のことは全部凛に任せる。そう決めて、背後でなにか言う凛を置いて潔をベッドに寝かせるべく歩き出した。
暂且先做些最基本的配合吧。其他的事全交给凛处理。下定决心后,我迈步走向洁的床铺,将他安置好,留下还在背后说着什么的凛。


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