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White ♡ Xmas - □の小説 - pixiv
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11,510字
White ♡ Xmas
大学/専門一年のクリスマスの冬弥と彰人の話。

⚠︎︎♡喘ぎ、濁点喘ぎ、軽めの受けの女装あり
931522,215
2024年12月24日晚上10点50分





 12月24日、クリスマスイブ。外を歩けばいつもより多いカップルは皆嬉しそうに笑顔を浮かべ、ライトアップされた街並みや飾り付けられた店の外装など全体的に浮ついた雰囲気を纏っている。彰人もその浮ついた一人であり、今はスーパーの帰りでこれから冬弥の家へ向かうところだ。
 二人は付き合い始めてから二年半ほど経つ。高校を卒業した後、彰人はファッションの専門学校へ、冬弥は一人暮らしを始め音大へと進学した。Vivid BAD SQUADとしての活動も続けている為週に何度か練習で顔を合わせることはあるが、それは相棒やチームの仲間としてであるし、それ以外の時間も互いに学校のことで忙しい。落ち着いて会えるのは週末予定が噛み合った時くらいで、ほとんど毎日一緒にいた高校生の頃に比べれば一緒にいられる時間は格段に減ってしまった。それでも心が離れてしまうなんてことはなく順風満帆に恋人としての関係は続いている。
 今日は彰人の学校が昼過ぎで終わり、冬弥は五限まであるから19時頃に帰宅すると連絡があった。クリスマスは一緒に過ごしたいと少し前から話していたから、それならば夕食でも作って待っておこうと学校帰りにスーパーへ寄ったのだ。"なんか食いてえもんあるか?"とメッセージを入れると、"彰人の作るものなら何だって世界一美味しい"だなんて相当浮かれた返信が来る。二人で食べるにしてはちょっと買いすぎたかもな、なんてパンパンになったビニール袋を見て苦笑しつつ、冬弥の住む高層マンションへと向かった。何度か来たことはあるもののやはり一般人が住むようなレベルではないこの大きな建物にいつも少し緊張してしまう。エントランスで暗証番号を入力し、エレベーターで11階へ。以前冬弥から貰った合鍵でガチャリと扉を開き、「お邪魔します」と誰もいない中へ声を掛け彰人は中へ入った。

「さて、と……やるか」

 買ってきた食材を置きアウターを脱いでキッチンへ立った彰人は、袖を捲りあげ手を洗う。今日作るのは、ミネストローネにローストビーフ、(サワラ)のポワレ、マカロニグラタン、シーザーサラダ、ガーリックトーストの六品だ。彰人はまだ実家暮らしだから頻繁に料理をするわけではないが、以前あまり自炊をせずフードデリバリーサービスやスーパーなどの惣菜を買って食べることが多いと言う冬弥にちゃんと栄養を摂らせようとネットでレシピを見ながら和食をメインに簡単なものをいくつか作ってやれば「今まで食べたご飯の中で一番美味しい」と大袈裟なくらい喜ばれ、それから何度かこうして冬弥の家で料理をすることがあった。別に料理が特別得意なわけでもないので今回もレシピを見ながらではあるが、冬弥が喜んでくれると思えば料理だって楽しい。スマートフォンで好きなアーティストのクリスマスソングを流しながら、彰人はレシピを検索する。まずは鰆を室温に戻し、牛もも肉に塩コショウをして味を馴染ませる。温度が下がるのを待ちながらじゃがいもや玉ねぎ、キャベツと、ニンジン(気は進まないが彩りの為少しだけ)を1cm角に切り、鍋ににんにくとオリーブオイルを入れて炒める。野菜がしんなりしだしたところへホールトマトを潰しながら加え、水と固形のコンソメも入れて煮立てる。その間にグラタンの準備だ。マッシュルームは薄切りに、鶏肉は塩コショウを振って一口大に切る。マカロニを茹でて湯を切ったら、フライパンにサラダ油を引いて鶏肉に火を通す。マッシュルームと先程切っておいた玉ねぎも加え、玉ねぎが透き通って良い香りがし始めたらマカロニも加えて更に炒める。バターや薄力粉、牛乳を入れ塩で味を整えれば耐熱皿へ移す。これはまた後で焼くとして、鰆のポワレに取り掛かろう。まずはビネグレットソースの材料をボウルに入れ、軽く混ぜ合わせる。

「(───あ、この曲、)」

 動画サイトで自動再生をオンにしていたから様々な曲が流れているのだが、今流れ始めた曲は去年のクリスマスにWEEKEND GARAGEを少し借りてVivid BAD SQUADでミニライブをした時に歌ったものだった。Vividsで一曲、BAD DOGSで一曲、最後に四人で一曲歌ったうちのBAD DOGSで歌ったものである。二人で歌う曲はほとんどが彰人の持ち寄るものだがこれは珍しく冬弥が選んだもので、「彰人と歌いたいんだ」とMVを見せられたことを鮮明に覚えている。歌詞のほとんどが英語であり、英会話のおかげで意味はそこそこ分かるのだが恐らく内容はストレートな恋愛ソングであろうと冬弥の顔を見ると、ふふ、と微笑まれた。BAD DOGSにしては珍しい落ち着いたバラード曲に一瞬戸惑いはしたものの、クリスマスであるしたまにはこういった曲を歌ってみるのも良いかと頷き、本番は二人でカウンターチェアに腰を掛けながら歌った。少し昔の曲に街の大人達は盛り上がり、「お前らこういうのも歌えんのか!」「かっけえじゃねえか!女の子もメロメロだろ」なんてとても好評で。帰り道に「そういや、なんであの曲選んだんだ?」と問うと「俺の彰人への気持ちだ」なんて薄々勘づいていたものの自惚れだろうと思っていた答えがそのまんま返ってきてしまい、「…バカ」と恥ずかしくなったのが懐かしい。"好きで好きで仕方がない、苦しいくらい君が好きだ"という意味のサビは一番盛り上がるところで、今もまだスラスラとその英語の歌詞を歌えるくらい彰人も気に入っている。

「……早く会いてえな」

 愛おしい恋人の顔を思い浮かべながら、彰人は残りの料理を作りあげた。









 芳醇なお肉の香りや焼きたてのガーリックトーストの香りにぐぅ、と腹を鳴らしていると"もうすぐ着く"と冬弥からのメッセージが来る。皿に丁寧に盛り付けた料理たちをダイニングテーブルに並べ、グラスとシャンメリーを置くとガチャ、と玄関の方から音がした。

「ただいま」
「ん、おかえり」
「ふふ、帰って来て彰人がいるとやはり嬉しいな。駅前のケーキを買ってきたんだ、食後に食べよう」
「お、ありがとな。結構並んだんじゃねえか? あそこクリスマスは特にやべえだろ」
「かなり前から予約していたからな。問題ない」

 この日を前から楽しみにしてくれていたのは自分だけでは無いのだと思うと心がポカポカと暖かくなる。冬弥からケーキの箱を受け取りキッチンの台へと置けば、「良い香りがする」とコートを脱いだ冬弥もリビングへやって来た。

「! これ全部、彰人が一人で?」
「おう。ちょっと作りすぎちまった気もするが」
「最高だ、ありがとう。早く食べよう」

 まるでクリスマスプレゼントを目の前にした子供のように瞳をキラキラと輝かせている冬弥が可愛くて、彰人は笑いながらテーブルを挟んで彼の前のチェアに座る。二人分のグラスにシュワシュワと泡が弾けるシャンメリーを注ぎ「メリークリスマス」と乾杯をして一口飲むと、爽やかな炭酸が喉を潤していった。

「いただきます」
「おう、どうぞ」
「ん………、美味しい、ソースはりんごか? サッパリとしていてお肉によく合っている」
「そ、りんごと玉ねぎだ。……ん、うめぇなこれ」

 我ながらなかなかいい出来だろう。ローストビーフも鰆のポワレも家で作るにしてはかなり美味しいし、ミネストローネもニンジンが気にならないくらいちゃんとトマトの味が染み込んでいる。他愛もない話をしながらテーブルの上のたくさんあった料理達はすぐに二人の胃袋へと入っていき、彰人はケーキの用意をしようとキッチンへ向かった。ケーキを切り分ける隣で冬弥が食べ終えた食器を洗って片付けてくれている。

「オレは紅茶にするが冬弥はコーヒーでいいか?」
「そうだな……たまには俺も紅茶を頂こう」

 お揃いのマグカップを並べ、ティーバッグを掛けて沸騰したお湯を注ぐ。ベルガモットの爽やかな柑橘の匂いにじんわりと心が温まる。
 皿に乗せたケーキとマグカップをローテーブルに置き、ソファに肩を並べて座った。この店のケーキは砂糖をあまり使わない甘さ控えめなのが人気で、軽めのホイップクリームは冬弥でも食べやすいらしい。

「やっぱここのケーキうめぇ」
「ああ、そうだな」

 そうだ、このタイミングでプレゼントを。立ち上がった彰人は自身のリュックサックへ隠しておいた小さな紙袋を取り出し、冬弥の元へ戻る。

「ん、これ」
「これは……?」
「クリスマスプレゼント」

 驚いた顔をしながら紙袋の中から箱を取り出し、その中にあるシルバーのネックレスを見てまた更に驚いた表情をするものだからつい笑ってしまう。

「いいのか?」
「お前に似合うと思って。オレが着けて欲しいんだ。後ろ向いてくれ」

 冬弥の手からネックレスを受け取った彰人は彼の首元にそれを付けてやる。正面から見ればキラキラと光を反射して輝くネックレスは黒のタートルネックを着た冬弥にぴったりで、やはり自分の見立ては正解だったと少し鼻が高くなる。

「似合っているか?」
「おう。かっこいいぞ」
「ふふ、ありがとう。大切にする。……彰人、生クリームがついているぞ」
「ん?」

 口の端についていたらしいクリームを親指でそっと拭われ、その指についたクリームをペロッと舌で舐め取られた。かあっと顔を赤く染めればくすくすと笑われてしまう。彰人が仕返しだとばかりに冬弥の頬へわざとちゅっと音を鳴らしてキスをしてやれば、冬弥もマグカップを置きドサッとソファへ押し倒してきた。二人分の重みでふかふかのソファが更に沈み込む。冬弥の目がスっと細められ、どうやらスイッチが入ったのだと悟る。このいつも冷静な冬弥が欲を孕んだ目に色を変える瞬間が、彰人はとても好きだった。ゆっくりと端正な顔が近づいてきて目を瞑れば、柔らかい唇を優しく押し付けられる。

「ん……、んむ………っ」

 大きな手のひらに頬を包まれ、角度を変えて、何度も、何度も。啄むようなキスはやがて舌を絡め合う深いキスへ。

「ちゅ、ん……ッ、は、ぅん……」
「……ぢゅぅ、………ん…」

 互いの唾液を交換し合うようにねっとりと舌を絡めれば脳がジンジンと甘く痺れ出す。気持ちよくて、ずっとこうしていたいくらいだ。

「………、彰人、シャワーを浴びに行くが一緒に入るか?」
「あ、まだ風呂沸かしてねえ」
「それなら俺が帰ってきた時に沸かしたぞ」

 さすが気の利く男である。冬弥に腕を引かれ起き上がった彰人は、「後で行くから先に入っててくれ」と冬弥を脱衣所へ送り込んだ。ここからが勝負なのだ。家から持ってきた大きめのリュックの中に隠しておいた衣類を取り出し、彰人は腹を括る。さっき渡したネックレスが本題ではあるが、これは冬弥へのサプライズプレゼントなのだ、絶対に成功させてやると彰人も脱衣所へ向かった。自身の脱いだ服の下へそれらを隠し、彰人も風呂場へ足を入れる。先に身体を洗い終えたらしい冬弥は前髪をかき揚げ湯船に入っていた。彰人もサッとシャワーを浴びて冬弥に凭れるよう湯船へ浸かれば、後ろからぎゅっと抱きしめられる。温かい素肌が触れ合うのが気持ちよくて、つい「ん……っ」と甘えた声を漏らしてしまった。

「帰って来たら彰人がいて、彰人の作ってくれたご飯を食べて、彰人にプレゼントまで貰って……今日は本当に幸せだ」
「冬弥がそんなに喜んでくれるならオレも嬉しいな」
「彰人はオレのサンタさんだな」
「ふは、なんだそれ」

 肩までゆっくりとお湯に浸かりしっかりと身体を暖める。暫くそうしていると、尻の辺りに硬いナニかが当たり始めた。

「……なんか当たってるんだが」
「……すまない。意識しないようにと思っているんだが、やはり難しくて…」

 彰人は首を捻りニヤリとしながら「変態」と言うと、ズリズリと尻の割れ目にその硬い肉棒を擦り付けられる。

「んッぁ、ここで、盛んなっ」
「"変態"を煽ったのはお前だろう?」
「開き直ってんじゃねえ……ッ、も、ベッド、」
「ふふ、分かった。俺は先に出る、もう少し暖まっていくといい」

 冬弥はザパッと立ち上がり風呂場を後にする。変に高められた身体の熱になんとも言えない気持ちになりながら、彰人は暫くそこから動けなかった。
 脱衣所へ出ると冬弥の姿は無く、どうやら無事に着替えることが出来そうだ。隠していた赤いヒラヒラの布へ腕を通す。鏡に映る自分にふと目をやれば、しっかりと肩幅のある男の体格をした自分にはあまりに似合わない可愛らしいトップスとスカートに苦笑してしまう。フリーサイズを選んだものの元は女性用の為、胸元は少し苦しいほどパツパツでピッタリと胸に貼り付いている。……引かれないだろうか。だがここまで来たのだからもう引き返せない。男に二言は無いだろう。彰人はワンピースの上から、元々着ていたチャックタイプのパーカーを羽織って寝室へと向かった。

「……冬弥、待たせた」
「彰人、……ズボンは履いていないのか?」

 「寒いだろう、こっちへおいで」と純粋に心配してくれる冬弥になんだか罪悪感すら覚えてしまう。何も言うことが出来ず冬弥のいるベッドへ向かい、彼の太ももに乗り上げた。

「……引かねえか」
「? 何、が……」

 ゆっくりとチャックを下ろせば冬弥は目を見開いて固まってしまった。ダメだ、恥ずかしい。もう一度チャックを閉めようと手を動かせば冬弥の手によってそれは阻止される。クソ、よくわかんねえ馬鹿力のせいで手が動かせねえ。

「な、なんか言えよ!」
「……エロい、可愛い、もっとよく見せてくれ」

 完全に目が据わっている。やはり変態臭い。パーカーを脱がされてしまって隠すこともできないその赤いフリフリは惜しげも無く冬弥の目に晒される。上から下までジロジロと視姦され彰人はモジモジと膝を擦り合わせた。

「……下はスカートか?」
「……おう」
「…捲ってもいいか」
「……好きにしろ」

 ぺら、と捲られると当然下は下着1枚なわけで。「ここはいつも通り男物なんだな…だがその不自然さが逆にエロい…」なんてよく分からない独り言を言いながらまじまじと見詰められるとあまりにも居心地が悪い。彰人はそのままドサッと冬弥を押し倒し、ベッド横のチェストから冬弥が帰ってくる前に仕込んでおいたあるローションボトルを取り出した。

「今日はオレが気持ちよくしてやるからお前はしばらく動くなよ」

 ぽかんと下から見上げてくる冬弥をよそに、彰人は彼のズボンを下着と纏めて脱がしてやる。半勃ち状態のそのペニスに先程取り出したローションをタラ~っと掛けた。

「ぅっ、冷たい…、色がついているがいつもと違うものなのか?」
「おう、メープル味の食えるローションだ」

 ネットで偶然見つけたこの代物を彰人は迷いなくカートに突っ込み購入した。甘党の彰人にとって甘く食べられるローションがあるなんて見逃せないだろう。たっぷりとペニスにかけて指で輪を作り、塗り広げるように扱いてやればペニスはだんだん質量を増し始める。マジでデケェし、甘い匂いがして美味そうだ。

「いただきます、……んぁ、ぁ」

 べーっと舌を出して裏筋をゆっくり舐め上げるとメープルの濃厚な甘さが舌に広がる。パンケーキにかかっているメープルシロップそのものを舐めているような感覚に彰人は夢中でぺろぺろと舐めしゃぶった。

「はぁ、は、……じゅる、ん、あっま♡」
「くっ、………彰人、」
「おまえのちんこ……んぅ、おいひい、」
「ッ、あき、と、!」

 更にシロップを追加してベトベトになったペニスに彰人は大きく口を開いて咥え込む。優しく吸い上げるとカクン、と冬弥の腰が跳ねて面白い。少し力を強くしてじゅぅっと吸い上げると「っは、」と悩ましいため息が聞こえた。

「きもひいいか?」
「んっ、……ああ、気持ちいい、」

 レロレロと裏筋を舐めたり、ちゅぅぅっと亀頭に吸い付いたりいろんな刺激を与えていく。雁首を尖らせた舌先でグリグリと刺激してやると「ぐぅ、」と低く唸るような声がして、どうやらこれが一番気持ちいいようだと踏んだ彰人はそこを重点的に責め立てた。

「ん、ん、ふ…っ♡ おいひ、ぃ…♡」
「ふぅ、………っ、あき、と…」
「とお、や…♡ はぁ、デケェ…♡」
「っ……、もう一度咥えてくれるか」
「ん……♡」
「そのまま、顔を上下に……」

 言われた通り、彰人は少し口に空気を含んでじゅぼじゅぼと卑猥な音を響かせながら顔を上下に動かす。冬弥から聞こえる吐息もどんどん湿度を増して、どうやら限界は近いようだ。あまりにも大きいそのサイズを全て口内に迎え入れることは難しいが、できるだけ奥まで入れて入り切らない根元は手で扱いてやる。喉を締めてやると「ぅ゛っ、」という声と共に後頭部に手が回され、彰人は更に激しく顔を動かした。

「は、っは、彰人、出る、」
「ぅ゛っ♡♡ ぉ゛♡ ッ、♡゛ ォ゛♡」
「くっ、出す、ぞ………、っーー~~!」
「ぉ゛ォ゛っっ♡♡♡」

 ドビュっ!と大量の精子が甘ったるい口内へ注がれる。メープルの甘さと精液の苦さが混ざり合って、彰人はそれを一気にごくんと飲み込んだ。

「っ、すまない、口の中に……」
「ん、……っはあ、冬弥の精子飲んじまった…♡」
「……今日はかなり積極的だな、俺の気は持つだろうか」
「ハッ、途中でぶっ倒れんじゃねえぞ」

 だんだん楽しくなってきた彰人は自身の下着もさっさと取り払い、冬弥の腰に跨ったまま脚を大きく開き、ローションを纏った指を見せつけるようにアナルへ挿入した。

「っは、ァ……」

 風呂場である程度解しておいたから中はすんなりと指を受け入れる。冬弥はゴクッと固唾を飲み真っ直ぐとそのアナルへ吸い込まれるように視線を注いでいる。クチュクチュと掻き混ぜるように腸壁を擦り、二本、三本、と指を増やしていく。

「ふっ、はぁ、♡ ァん…っ♡♡ そんなに見られたら、ぅ、♡ 恥ずい、って……♡」
「……あまりにも、いやらしくて、つい」
「ふは、ここに挿れてえか…?」
「……挿れたい」
「んじゃもっと拡げねえとな……♡♡」

 指三本程度じゃ彼の巨根は受け付けない。小指も添えて四本挿入し、そのままズボズボと早いペースで指を動かした。

「ぁ゛ッ♡♡ あ゛はッ♡♡ やべ、きもぢ、ぃ゛♡♡ とぉ゛や♡♡」

 まだ一度も触れていないペニスが勃起し、スカートの布地に擦れて新たな快感を生む。このまま射精してしまったらスカートがとんでもない惨状になってしまう為なんとか堪え、彰人はゆっくりと指を引き抜いた。

「はあ、はぁ…♡♡ 待たせたな、これ、挿れるぞ…」

 尻に当たっていたパンパンに勃起したペニスを、コンドームは着けずにそのまま自身のアナルに宛てがう。「彰人、避妊具を……」という冬弥の焦った声を無視してゆっくり腰を下ろせばずぷ…とそのありえないほどデカイ質量のペニスが中へ入ってきた。

「あ゛ぁ゛ぁ゛っっ♡♡♡ あづ、ぃ゛……♡♡」
「ぐっ、………」

 一気に腰を下ろすのは怖くて、前立腺の少し手前まで挿入しては入口のギリギリまで抜き、また手前まで挿入しを繰り返す。そうやってゆっくり腰を動かしていると冬弥がガシッと腰を掴んできた。

「ぁ゛っ、ら、めッ! おれが、うごく、から……ッ」
「ふ、っは、ならもう少し、奥まで挿れてくれるか、俺も余裕が無い」
「わかった、から……ッ、ふ、ぁ、あ゛…ッ♡♡」

 なんとかゆっくり腰を下ろすがしっかりと前立腺をごりっと抉られてしまいその反動で一気に腰を落としてしまう。

「あ゛あ゛ぁ゛あ゛っっ♡♡?♡゛」
「ぐぅ゛ッッ、」

 一気に快感の波に襲われ、堪えていた射精感を我慢できずにスカートの中でブビュッッと思い切り果ててしまう。快感の強さに彰人は判断力が鈍っていた。オレが、うごかなきゃ、なんねえのに。そう思うものの腰はガクガクと震えもう脚にも上手く力が入らない。なんとか冬弥が腰を掴んでくれていたおかげで支えてくれたが、その手を離されてしまえば自重でより奥に入ってしまうだろう。冬弥の腹に手を付きながら重心を前に傾けどうにか姿勢を保つ彰人はここからどうすべきか回らない頭を必死に動かして思案していた。そのせいで、目の前の獣が動こうとしているのにも気づけなかったのだ。

「……彰人、」
「は、ぁ゛……♡、♡♡」
「彰人!」
「ん、?」
「俺が腰を支えてやるからスカートを両手で捲ってくれるか」
「ん、こうか……ッ?」
「……ああ、よく見える。もうイッたのか? 可愛いな」

 冬弥が下を見てうっとりと微笑むものだから彰人も釣られて自身のスカートの中を覗き込むと、スカートにべっとりとまとわりつく精液はペニスの先端から糸を引いて繋がっていてかあっと耳まで赤くなる。思わずスカートを下げて隠そうとしてしまうが「彰人、隠したらダメだろう」と甘い声で静止されてしまい、言われた通りスカートをペロンと捲りあげ冬弥に全てを見えるように持ち直す。中に埋まっているペニスがまたずくん、と大きくなった気配がして、ぁッ、気持ちイイ、と思っていたのも束の間、少し抜けたかと思いきやドチュンっっ♡とより奥まで穿たれてしまう。

「へ、ぁ゛っっッッ!?!♡♡♡♡」
「ふっ、絶景だ、彰人、かわいい、あきと、…っ」
「あ゛っっッ♡♡♡ とお、やぁ♡♡ うごいちゃ、ぁ、らめ、ッ♡♡」
「こんな可愛い姿を前にじっとなんてしていられない、すまない、許してくれ、はッ、」
「うぅ゛ッっ♡♡♡ ぁ゛~~ッ、♡♡ やべ、まだ、ィ゛ぐ、♡♡」

 全身がガクガクと震え後ろに倒れそうになったところを上体を起こした冬弥の腕に支えられる。そのままトサッと後ろに押し倒され、気づけば視界は見慣れた天井と愛しい冬弥の顔になっていた。いつの間にか頭の後ろに添えられていた枕の気遣いにもキュンと胸が高鳴ってしまう。

「ん、イッていいぞ、彰人」
「あ゛ッッ♡♡♡ ぁ、ア゛♡♡ っはあ、ィぐ、ィぐイぐ、ッ♡♡ ッ~~~~゛♡♡゛♡♡」

 ビュクビュクと吐き出される精子はスカートをどんどん白く染めていく。その卑猥さに冬弥もペロッと舌舐りをし、再び彰人の腰を掴み律動を再開した。

「あ゛ぁ゛ッッ!?♡♡♡ いまっ、ィ゛った、ばっかあ♡♡!♡」
「俺はまだイってないんだ、もうすぐだから、頑張ってくれ、」
「あッあぁ゛っっ♡♡♡ とぉやッ゛♡♡♡」
「彰人、………」

『愛してる』

「ッッ゛!?!、?♡?♡♡♡」

 耳元でそう囁かれてしまえば彰人はぎゅぅぅ♡♡っとナカを締め付けながら深い絶頂へと導かれてしまう。その締め付けに冬弥も満足そうに微笑み、奥までグリグリと亀頭を押し付けてドビュっっと精子を直に吐き出した。グリグリと塗り込めるように腰を揺すられれば「ぁ、♡ はぁ、♡♡」と上擦った声が漏れる。生理的に涙が出てぼやけた視界で冬弥を追っていると、「泣いているのか? 可愛いな」なんて言いながらその涙を優しくキスで吸い取られた。

「は、暑い……っ、」

 湯冷めしないよう暖房をしっかりと効かせてくれていたのか、彰人の肌もじっとりと少し汗ばんでいる。冬弥はガバッと着ていたスウェットを脱ぎ、「彰人の服も脱がしていいか?」と問われ頷くと着ていた赤いトップスをゆっくりと脱がされた。

「下は……このままがいいな」

 と、スカートだけは脱がされなかったせいで上裸に精子塗れのスカートという傍から見れば地獄絵図の状態だが冬弥がこれが良いと言うならもうそれでも構わない。

「動くぞ」

 彼がナカで射精してから一度もペニスを抜くことなく再び律動を開始したせいで、ナカの精液がグチュグチュと掻き混ぜられる。

「あぅっ♡♡ ぁ♡♡ ぐちゅぐちゅ、すんの、やべぇ゛♡♡♡」
「気持ちいいか? こっちも触れてやらないとな」
「んああ゛ッ♡♡ ちくび、らめっっ♡♡ きもちぃ、っはあ゛♡♡♡ あたま、おかしくなぅ゛♡♡…」
「ふふ、おかしくなっていいぞ、彰人」
「あっ゛♡♡♡ う、ぁ゛…♡♡♡ …~~ッ゛、♡♡♡」

 冬弥が動く度に先程プレゼントしたシルバーのネックレスがキラキラと胸元で揺れていてエロい。乳首をコリコリと指先で転がされたりグリグリと親指で押し込まれたり、上も下も余すことなく愛されてしまって彰人は逃げ道が無くずっと"気持ちいい"に支配される。

「ふぅ、……彰人、出すぞ」
「んっっ♡♡♡ くれ、とうやの、ぜんぶ、ッ゛♡♡♡」
「ああ、受け止めてくれ、……っ出る、ッは、ーーーっ、!」
「あ、ぁぁ゛……ッ♡♡♡ でて、る……♡♡゛♡♡」

 またグリグリと精子を塗り込められるのを感じながら、彰人はジワジワと襲われる睡魔に抗えずにそっと意識を手放した。










「ん………、」

 目が覚めるとベッドの中で、ふかふかの掛け布団を掛けられている。ぱちぱちと瞬きをするが隣に冬弥の姿はない。自身を見やるとどうやら服も寝巻きに着替えさせてくれていたようで、冬弥も疲れていただろうに少し申し訳ないなと思いつつ眠い目を擦ろうとして、彰人は違和感に気づく。

「おれ、りんぐなんてつけてたっけ………、は? リング!?」

 一瞬で目が覚めて飛び起きる。自分の右手の薬指に嵌っているのは確かにシルバーのリングで、だがこんなものは見覚えがない。となると考えられるのはあの男しかいなくて。

「っ、冬弥!!」
「起きたか? おはよう、今トーストを…」
「これ!!」

 少しボサっとした髪に眼鏡をかけてラフなスタイルのままキッチンで朝食の準備をしてくれている彼の元へ、一直線に駆け寄る。

「ふふ、気づいてくれたか。俺からのクリスマスプレゼントだ」
「っ、……」
「サイズが合うか不安だったからこれはそんなに高価な物では無いんだが……。彰人は今日、授業が無いだろう? 俺は三限があるがほぼ自習だから休んでも問題無いんだ、彰人さえ良ければ二人でペアリングを探しに行きたいなと」

 寝起きにサプライズプレゼントでこんな愛おしそうに微笑まれれば更に惚れ直してしまう。本当に青柳冬弥という男は天然かと思いきやこういう計算高いところもあってズルい男だ、いくつ心臓があったって足りやしない。

「……ペアって、冬弥もつけてくれんの?」
「もちろん。彰人と俺のお揃いだ」
「お揃い……」

 昔、杏とこはねに「彰人たちはお揃いの物持たないの?」なんて聞かれたときには「オレたちにはそんなの必要ねえ」と答えたことがある。あの時は別にお揃いのものなんてなくったって心が繋がっているのだから問題無いと思っていたが、こうして冬弥と彰人でしかできないお揃いの物を身につけるとなるとやはり嬉しいものらしい。なかなか答えない彰人に「ダメだろうか……?」と心配そうに覗き込んでくるものだから彰人は勢いよく顔を上げ、くしゃっととびきりの笑顔で答えてみせた。

「行こうぜ、オレとお前だけのもん探しに」
「ふふ、良かった。それと、なんだが……」
「ん?」

 トースターから取り出したパンを皿に乗せて置き、冬弥は真剣な表情で彰人の両手を包み込んだ。

「彰人さえ良ければ、この家で同棲してくれないだろうか?」
「同棲、って……」
「高校を卒業してから会えない時間がかなり増えて、やはり寂しいんだ。帰ってきた時に彰人がいてくれるのが俺にとって本当に幸せで、だから、これも彰人さえ良ければなんだが……」
「いい」
「……え?」

 彰人は迷うことなく二つ返事で了承した。色々考えなければならないことも沢山あるが、そんなのは後回しでどうにかする。彰人だって冬弥と居れる時間が増えるのならば何を手放したって構わない。

「お前と一緒に住めるなんて最高だ」
「彰人……」

 ぎゅっと痛いくらい強い力で抱き締められ、彰人も負けじとぎゅうっと抱き締め返す。十九年間のクリスマスで一番幸せな朝を迎えられて、彰人は冬弥の肩越しに自身の右手を見詰めてうっとりとした。











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citrange茶
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