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言葉なき態度/ちかさき的小说

言葉なき態度 无言的态度

13,517字27分钟

X(旧Twitter)で掲載していた体調不良のお話の後半です。
这是在 X(旧 Twitter)上发布的关于身体不适故事的后半部分。


こちらはTwitter掲載時の伏字や誤字、ルビ等を読みやすく編集したものになります。未編集版はTwitterをご覧ください。
此版本对 Twitter 发布时的隐藏字、错字、注音等进行了易读性编辑。未编辑版请查看 Twitter。




9月開催のrnisのWebオンリーにてこちらの作品を加筆修正+後日談を付け加えた形で展示する予定です!
预计在 9 月举办的 rnis 网络限定展上,将以加笔修正并附上后日谈的形式展示这部作品!

追加部分のサンプル等はまた近づいたらアップします🙇‍♂️
追加部分的样本等将在近期上传🙇‍♂️

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 練習試合の後に燃料切れして倒れてから数日、強化合宿に冴が合流した。これでU-20のW杯に出場する全員が揃ったということで、改めて告げられたのは凛と俺、そこに冴を加えて存続を賭けたあの試合よりも攻撃特化した
练习赛后因燃料耗尽倒下数日,冴终于加入了强化合宿。至此,U-20 世界杯出场的全体成员齐聚一堂,再次被提及的是凛和我,再加上冴,那场以存续为赌注的比赛,如今更加专注于攻击。
布陣 布阵フォーメーションで行くつもりとのことだった。 说是打算去。
 できるだけ切り札は多い方がいいと言った絵心さんは、俺たち3人にまず連携強化しろ、と指示をした。特に凛には喧嘩はするな、と言ってたけど俺は緩衝材みたいな立場で入れられたのかと不安になる。
绘心先生说,尽可能多准备几张王牌比较好,他指示我们先加强团队合作。特别是对凛,他强调不要吵架,但我担心自己是不是被安排成了缓冲剂的角色。

 もちろん冴のプレイスタイルは勉強になるから嬉しいけど、この兄弟の喧嘩に挟まれるのは勘弁して欲しい。
当然,能学到冴的打法我很高兴,但夹在这对兄弟的争吵中,真希望他们能放过我。

 パスワークと相手からの切り返しを想定しながら休憩中に凛と話していると、そこに冴が混ざって、別の視点から見たときの意見をもらえるのはすごく勉強になる。
在休息时与凛讨论战术和对手可能的反击时,冴加入进来,从不同角度得到的意见让我受益匪浅。

 そうして冴と凛と練習をするようになってから、数日。朝起きたときに形容しにくい違和感があったけど、練習はあるし動けるから別にいいか、と特に気にすることなくいつも通り準備をした。
与冴和凛一起练习了几天后,某天早上醒来时感到一种难以形容的不适,但想到有练习要做,还能动,就没太在意,照常做准备。

 食堂に行って朝食を受け取って席に着いたまではよかったけど、食欲はあまりなくて、食べなければとわかっていたけど半分と少しだけ残した。食材とか調理してくれた人に、残してごめんなさい、と小さく謝ってジャージから練習着へと着替えるために部屋に戻った。
去食堂取早餐并坐下时还好,但没什么食欲,虽然知道应该吃完,但还是剩了一半多一点。对食材和烹饪的人轻声道歉后,回到房间换上练习服。

 部屋の中で、ボディースーツと練習着に着替えてから一息ついたタイミングで、凛が部屋に戻ってきた。
在房间里换上紧身衣和训练服后刚喘口气的当儿,凛回到了房间。

 入口の方に顔だけ向けると、なにか物言いたげな目で見られる。多分蜂楽とか凪だったら怒ってんの?とか言うようなそんな目。
他只把脸转向入口方向,用一种似乎有话要说的眼神看着我。那眼神仿佛在说,如果是蜂乐或凪的话,大概会生气吧?

「どしたの凛。なんか俺に言いたいことでもある?」 “怎么了,凛。有什么想对我说的吗?”
「テメェ……いや、やっぱいい」 「你……不,算了」
「え、言いかけて止められるとすっげぇ気になるんだけど?なんかあるなら言ってくんね?」
「诶,话说到一半停下会让人超级在意的啊?有什么事就说出来嘛?」

「……言ったとこで自覚してなきゃ意味ねーだろ」 「……说了如果自己没意识到也没意义吧」
 そう言って凛はさっさと荷物を持って部屋を出てしまった。俺もトレーニングに行くべく部屋を後にして、凛を追いかける。
说完,凛迅速拿起行李离开了房间。我也为了去训练而离开房间,追上了凛。

 目的のトレーニングルームには既に冴の姿があった。準備はもうできているらしい冴は俺を見てから凛を一瞥して、もう一度だけ俺を見た。
目标的训练室里已经出现了冴的身影。似乎已经准备好的冴看了我一眼,然后瞥了一眼凛,再次看了我一眼。

 この弟にしてこの兄ならず。ほんとにそっくりな兄弟は俺に対して何らかの違和感は感じ取っているものの教えてくれることはない。
这对兄弟,弟弟不像哥哥。虽然这对非常相似的兄弟对我感到某种违和感,但他们不会告诉我。

 結局わからないまま、俺は二人とのトレーニングを始めた。
结局尚未明朗,我便开始了与两人的训练。

 いつもは聞こえていても気にならないブルーロックマンのホログラムの音、ボールがゴールエリアの壁に当たる音、シュート音、タイマーやホイッスルの音。ほかにもいつもは聞こえていたって特に気にすることはなくて、それでいて当たり前の音が、なぜだか今日は頭に響いて耳の奥に残る。
平日里即便听到也不在意的蓝锁曼的 hologram 声音、球击中球门区墙壁的声音、射门声、计时器和哨声。还有那些平时虽能听到却并不特别在意的、理所当然的声音,不知为何今天却在脑海中回响,久久萦绕在耳畔。

 気になったところを振り返るため一度練習を止めて、冴と戦術の話をしていたはずなのに、俺は自分の声がちゃんと出ているのか、冴に届いているのかもわからない。
为了回顾那些令人在意的地方,我一度暂停了练习,本该与冴讨论战术,却连自己的声音是否正常发出、是否传达到冴那里都不得而知。

 ──色んな音が混ざりあって、気持ち悪い……。 ──各种声音混杂在一起,令人不适……。

 そう思ったときにはもう遅くて、俺の意識はそのままブツリと黒く染まった。
意识到这一点时已经晚了,我的意识随即被黑暗吞噬。


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